投資コラム

投資初心者必見!コア・サテライト戦略(運用)で、堅実に楽しみながら資産形成しよう!

今回は、資産運用(投資)を行うなら知っておくべき概念「コア・サテライト運用」に焦点を当てます。

この記事は、「コア・サテライト運用」の基本概念とそれぞれに適したオススメの投資方法をご紹介させていただきます。

ぜひ、「コア・サテライト運用」をあなたの投資に取り込み、資産運用をより楽しいものに変えていただければと思います。

1. コア・サテライト運用とは?

コア・サテライト運用とは、三菱UFJ銀行によると、

運用資産を、「安定運用の<コア>」と「積極運用の<サテライト>」に分け、バランスよく組み合わせながら、資産全体の運用効率を引き上げることを目指す投資手法です。(引用:三菱UFJ銀行)

とあります。弊サイトも軒並み同様の考え方です。

弊サイトでは、言葉を少々変えて次のように定義しています。

コア運用・・・比較的安定的な投資で資産をしっかり守る運用

サテライト運用・・・リスクを大きめとる投資or応援したい、楽しみたいなどリターンを度外視した投資

ここからは、コア運用やサテライト運用がどのような方にオススメかを解説します。

2. コア運用がオススメな方

一般的にコア運用は次のような方にオススメです。

コア運用がオススメな人

  • 投資初心者の方
  • 長期目線で資産形成をしたい方
  • 仕事が忙しい方

これは一般的に、コア運用は「核」という日本語の通り、資産をできるだけ減らさず、長期的な目線で増やすことを目的とします。コア運用では、リスクを抑えるので、長期目線が必要となります。

年利3%の金融商品に100万円を運用した場合、2倍になるには約24年間かかると言われます。 (引用:72の法則より)

コア運用では、このように時間を味方につけて、長期で安定的な資産運用を行う必要があります

なら、年利が高い金融商品に投資すればいいのでは?と考えると思いますが、リスクとリターンは表裏一体です。大きくリスクを取れば、リターンを大きく得られるのは間違いありませんが、逆に大きく減らす可能性も高くなります。

個人によってどれくらいのリスクをとるかというのは、その人次第ですが、リスクが高すぎる金融商品は、コア運用には向いていないと言えます。

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3. サテライト運用がオススメな方

一般的にサテライト運用は次のような方にオススメです。

サテライト運用がオススメな人

  • 余裕資金が大量にある方
  • 学習意欲の高い若年層の方
  • 短期で大きく儲けたい
  • 応援したいなどリターンを度外視した投資がしたい

サテライト運用は、積極的にリターンを求めていく運用スタイルです。また、利益を度外視した社会貢献性の高い投資もこちらに当てはまります。

例えば、

  • タイミングを見計らって短期売買でガンガン稼ぐ
  • 好きな企業があるから応援という建前で投資する

コア運用に対して、リスクを大きく取ることから、将来的なリターンが見込めます。しかしながら、リスクをお大きく取るということは、逆に損をする可能性も高いということです。

そのため、コア運用の付属的な立ち位置と言えます。

4. コア運用とサテライト運用はどっちがオススメ?

基本的にどちらオススメというのはありません。

というのも、運用手法は個人それぞれで自由であるべきだからです。

しかしながら、コア運用を主軸として資産を増やして、許容リスクに合わせてサテライト運用も取り入れて行くスタイルが一般的です。サテライト運用一辺倒だと結局は資産が増えずに減るという結果になりかねないからです。

ただ、注意して欲しいのは、資産を育てるという意味合いだけならコア運用だけでもいいですが、そうかと言ってサテライト運用が意味ないかと言われたらそういうわけではありません。コア運用もサテライト運用もどちらかが正しい!というわけではないのです。

例えば、私はコア運用を主軸に、株式投資などを通してサテライト運用も行っていますが、コア運用だけを行っていた時より、知見が広がり、物事をより広い視野で見れるようになりました。

つまり、運用手法は個人それぞれで自由であるべきであり、コア運用、サテライト運用の比率はあくまで、成長過程において決定されることなので、正解はないのです。

5. コア運用に適した投資方法とは?

ここからは、コア運用にどのような投資方法があるかをご紹介してきます。

とは言いつつも、初心者の方は、まずはコア運用から堅実に資産形成を始めるの正解です。

コア運用とは、先ほども述べたように「比較的安定的な投資で資産をしっかり守る運用」です。

では、具体例として、なにが挙げられるのかと言いますと金融庁も推奨している「長期・分散・積立」の資産運用が最も良い手法でしょう。

「長期・分散・積立」の資産運用とは?

文字通り、

  • 長期投資
  • 分散投資
  • 積立投資

この3つを柱とした投資手法です。

金融庁が2017年10月25日に公表した「平成28事務年度金融レポート」では

家計が安定的な資産形成を行うためには、長期・積立・分散投資を促していくことが有効と 考えられる。(引用:平成28事務年度金融レポートP61

と結論づけています。

20年間にわたり、「国内」「先進国」「新興国」の「株式」「債券」に、それぞれ6分の1ずつ「長期積立分散投資」を行うと、国内外の「株式」「債券」だけに同様の投資を行った場合や、定期預金だけで積立を行った場合よりも、大きく利益を上げることに成功しています。

 

詳しい説明はこちらの記事に記載しているので、ぜひ参考にしてください

「長期・分散・積立」の資産運用について
長期・積立・分散の資産運用(投資)とは?実践できるオススメの投資方法まで解説!

続きを見る

6. サテライト運用に適した投資方法とは?

一方で、サテライト運用に適した投資方法はなんでしょうか?

サテライト運用の例としては下記のようなものが考えらえます。

  • 短期で売買で稼ぐ運用手法(個別株式投資、FX、暗号資産)
  • リスクの高い金融商品(テーマ投資、一部の投資信託)
  • 応援という気持ちで投資する(個別株投資、一部のアクティブ型の投資信託)

どれがいいのかですが、結論を言えば、余裕資金でやるならなんでも良いです。

というのも、全て勉強になるからです。

私は、個人的にいろいろやってみましたが、例えばFXが向いているかどうかはやってみないとわからないです。(実際にもは向いてなかったですが・・・笑)

どちらかをいうと大事なことは、生活とは全く関係のない余裕資金で勉強のためと割り切って行うスタンスです。

コア運用も余裕資金で行う必要がありますが、ある程度は将来のリターンが期待できます。しかし、サテライト戦略、コア運用と比べてリスクが高いです。そのため、最悪なくなってもいいという思いでやるのが理想の心構えです。

基本的には、なんでもいいのですが、私から1つオススメなサテライト運用をご紹介しますね。

好きな企業の株を買ってみよう!

実際に、私も実践しているオススメの方法です。

身の回りで好きな商品があるのではないでしょうか?またはいい人が多い会社はありませんか?そんな企業の株式を買ってみましょう

株式投資は、単純に将来的に値上がりそうな割安なものを買って高くなったら売ってというのを想像しますが、それは違うアプローチです。

単純に、好きな企業を応援するという気持ちで投資してみましょう!

あなたが投資したその資金は、投資先の企業の資本に入ります、その企業はそのお金を基に事業を大きくします。すると、世の中の人がその会社の商品をもっと好きになって利益が上がります。利益が上がれば、株価は上がりリターンが返ってきます。これが投資の本来の姿です。

つまり、あなたが投資を行うことは、その商品や会社のファンを増やすことに繋がるのです!立派な応援ですよね。

私も基本的に株式投資を行う場合は、このようなマインドで行っています。リターンより好きだから株も持っているといった印象です。実際に短期では株価が下がることも多いのですが、リターンが目的じゃないので、それほど精神的なダメージはないです。

ですが、誰かを好きにさせることができる企業は、同じ気持ちのファンが多いということですので、将来性は十分にあります。大きな値上がりを期待しすぎるのは危険ですが、安定的な成長は期待できると思います。

まとめ

コア・サテライト戦略について解説しました。

まずは、コア運用で資産を堅実に育てて、サテライト運用で、知見や経験値を上げて行くやり方が良いと思います。コア・サテライトの比率はあなたの人生ですから、好きに決めていいと思いますし、やっていくうちに比率は変わっていくと思います。

ア運用なら「長期・分散・積立」の資産運用を推奨します。

サテライト運用なら短期売買や好きな企業に投資するなど、いろいろやってみるといいでしょう。

最後に、投資は生活に関係のない余裕資金で行いましょう!

この記事が、あなたの資産形成の参考になりましたら幸いです。

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  • この記事を書いた人
monetomo

マネとも管理人

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