アースカーについてお調べですね。
アースカーは、関東や関西地方を中心に展開しているカーシェアリングサービス。
車両台数や対応地域が少ないというデメリットがあるものの、月額基本料金・入会金が0円であったり、車両によってはとても安い料金で乗れることも!
上手に使えば、お得に利用できるカーシェアです。
この記事では、アースカーのメリットやデメリット、口コミや評判などを解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
1.アースカーとは?アースカーのメリット5つ
まずはアースカーが、他のカーシェアと比べて優れている点を見ていきましょう。
アースカーのメリットは以下の5点です。
アースカーのメリット
- 車種と場所によってはとても安い。80円/15分〜
- 月額基本料金・入会金0円なので、気軽に始められる
- ポルシェやベンツなど、輸入車を含む70種以上のクルマが利用可能
- 交通ICカードやスマホがキー代わりになるので、財布がかさばらない
- 終了時間よりも早い時間に返却しても、最大で2時間分時間料金を割引
近くにアースカーのステーションがある人は、とくにチェックしてみてください!
メリット1.車種と場所によってはとても安い。80円〜
アースカーの最安の利用料金は、80円/15分〜。この値段は、カーシェアの中でもトップクラスで安い設定となっています。
走った距離に応じて発生する距離料金も、最安で6円〜/kmとこちらもお手頃な価格です。
ただ、車両や場所によって値段がバラバラで、統一感がないのが少々ネック。同じ車種だからと言って、時間料金・距離料金が同じとは限らないので注意が必要です!
ですが、料金が最安のものがあるのは事実なので、うまくお得なクルマを見つけることが大切ですね。
メリット2.月額基本料金・入会金0円なので、気軽に始められる
これからカーシェアを始めようという人には嬉しいメリット。
アースカーは乗らない月は料金が一切かからず、入会金も無料なので、始めやすいカーシェアです!
今までカーシェアを使ったことがない人には、毎月どのくらい利用するのか分かりにくいですよね?
月額料金が発生するタイプのカーシェアでは、利用しなくても月額料金を支払わなければならないため、毎月利用しない人には負担となってしまいます。
その点アースカーは月額基本料金が無料なので、支払いは利用した分だけ。入会金も無料なので、初心者でも安心してスタートすることができますね。
メリット3.ポルシェやベンツなど、70種以上のクルマが利用可能
アースカーの車種は70種類以上!
全国シェアNo.1の『タイムズカーシェア』の車種でも約30種なので、ほぼ2倍の車種から選ぶことができます。
また、ポルシェやベンツなどの輸入車のラインナップも充実。他にもレクサスやBMW、GT-Rなど憧れのプレミアムカーも利用できます。
一度は乗ってみたいオープンカーを気軽に利用できるのも、カーシェアのメリットのひとつですね。
メリット4.交通ICカードやスマホがキー代わりになるので、財布がかさばらない
アースカーは、FeliCa機能搭載のSuicaやICOCAなどの交通系ICカード、スマホで利用することが可能。
具体的には、クルマの開錠・施錠時にキー代わりとして使います。
一度登録してしまえば、それ以降は登録したICカードやスマホでクルマの開け閉めが可能に!アースカー用に会員カードを新しく持つ必要もありません。
なので、財布がかさばることはなく、手軽にカーシェアをスタートできるのがポイント。
また、会員カードが届くまで待つ必要がないため、最短で入会当日に利用を開始できます。
メリット5.終了時間よりも早い時間に返却しても、最大で2時間分時間料金を割引
「週末で道が混みそう」
「ゴルフがどれくらいで終わるか分からない」
といったように、カーシェアは予約の時に返却時間が読みにくいときがあります。こういうとき、余裕を持って予約したいですよね。
アースカーでは終了時間より早く返却しても、返却時間に応じて15分単位で最大2時間の割引が自動で適用されます。
例えば9時〜14時までの予約で、実際は12時に終了すると、請求されるのは9時〜12時までの3時間。12時〜14時の2時間は割引となります。
なので「いつ予定が終わりそうか時間が読めないけど、長めに予約して損したくない…」という人でも安心です!
2.アースカーの5つの注意点
アースカーのメリットが分かったところで、注意しておきたいポイントも見ていきましょう。
アースカーの注意点は以下の5つです。
アースカーの注意点
- 対応地域が少ない
- 料金設定が、車によってばらばらで分かりにくい
- NOC、ペナルティ金額が車種によって変わる
- 車両免責額かかる上、とても高い
- 給油割引がない
それぞれ順番に解説していきます。
注意点1.対応地域が少ない
アースカーで1番注意知っておきたい点は、車両数・展開地域が少ないことです。
車両数は全国で203台(2018年8月時点)。一方『タイムズカーシェア』は2018年の5月時点で21,800台を突破しており、その差は小さくありません。
たまに利用する程度であればそれほど問題ではありませんが、日常的に利用を考えているのであれば、ステーションが近くにないと不便に感じてしまいます。
アースカーの利用を考えているのであれば、自宅の近くやアクセスの良い場所にステーションがあることを確認してからにしましょう。
月額基本料金が無料なので、とりあえず登録しておき、旅行先などで利用するというのも一つの手ですね。
注意点2.料金設定が車によってばらばらで分かりにくい
アースカーは車両の種類や場所によって、時間料金・距離料金がばらばら。そのため、少々分かりにくいことに注意です。
料金が最安で80円〜/15分と、車両によっては安く利用できるのがアースカーの魅力ですが、反面同じ車種でも場所が違うと、時間料金・距離料金が変わってしまいます。
予約の際にきちんと把握すれば問題ありませんが、「この種類のクルマはこの値段」という覚え方ができないので気をつけてくださいね。
注意点3.NOCや車両免責額が車種によって大きく変わる
カーシェアでは利用中に事故を起こした場合、営業補償の一部としてNOC(ノンオペレーションチャージ)が発生します。
他のカーシェアでも事故を起こした場合のNOCは発生しますが、金額が車両に関係なく統一されていることが多いです。
しかし、アースカーでは上記の表のようにクルマのグレードによって、NOCの金額が大きく変わってきます。一番高いグレードでは、自走不可能な場合25万円であり、最も低いグレードの場合と比べて5倍の違いがあります。
高級車に乗れるのがアースカーのメリットとはいえ、利用する際は運転に十分な注意が必要です。
他にも下記にあるように、忘れ物やパンクなどでもNOCを請求されることがあるので、気をつけましょう!
内容 | 請求額合計 |
忘れ物 | 20,000円 + 実費 |
嘔吐物・喫煙、ペットの毛などの汚損 | 20,000円 + 実費 |
パンクやキー・その他車内・車外装備品の破損 | 20,000円 + 実費 |
キー、給油カードなどの紛失 | 20,000円 + 実費 |
バッテリー上がり | 20,000円 + 実費 |
混油 | 20,000円 + 実費 |
備品紛失 | 20,000円+実費 |
返却場所以外への車両の放置 | 20,000円 + 実費 |
注意点4.車両免責額がかかり、高額
アースカーではNOCに加えて、車両免責額が発生します。言い換えると、車両修理の自己負担金のことです。
一般的にカーシェアでは、事故が起こった際の請求はNOCのみですが、アースカーでは車両免責額もNOCとは別で請求されるので注意!
グレード | 免責額 |
G1 | ¥50,000 |
G2 | ¥50,000 |
G3 | ¥75,000 |
G4 | ¥75,000 |
G5 | ¥100,000 |
G6 | ¥100,000 |
G7 | ¥150,000 |
G8 | ¥200,000 |
G9 | ¥250,000 |
G10 | ¥300,000 |
そしてこの車両免責額が少々高額なんです。事故を起こさないのが前提ですが、より一層の注意が必要になりそうです。
免責補償制度
「車両免責額が心配…」という方は、免責補償制度を利用しましょう。
以下の条件を満たした人が、免責補償制度を利用できます。
- 利用開始予定日時点において24歳以上の方
- アースカーで過去に事故を起こしていない
※アースカーで過去に事故を起こした場合、事故発生日から1年間は免責補償制度に加入できません。
条件があるのが少し乗車前に、免責補償料を支払うことで、免責額(自己負担金)を支払う必要がなくなります。
ただ、こちらも車両のグレード毎に料金が異なるのでしっかりとチェックしておきましょう。
注意点5.給油割引がない
アースカーは、給油しているときの時間はそのまま利用料金がかかってしまいます。
『オリックスカーシェア』や『カレコ』では、ガソリン代は無料でかつ、給油をすると10〜15分の割引が受けられるので、心置きなく給油を行うことができます。
アースカーは、給油自体は無料でできるのでガソリン代は無料なのですが、給油時間の割引がないので気をつけておきましょう。
3.口コミをチェック!気になる評判は?
アースカーの口コミを調査しました。
ポルシェを使えた
スポーツカーや高級車がある
どれほどの車をスーパーカーと呼ぶべきかわかりませんけど、スポーツカーや高級車のカーシェアは既にたくさんありますよ。例えばアースカーなど。趣味のためのカーシェアも有ります。https://t.co/2wP4m1aIsD
— カーシェアマニア (@carsharemania) 2017年11月2日
キレイでよかった
今日もアースカー。キレイでよかったー。そろそろ車ほしいけど駐車場がなー。
— おくい(日本酒控え気味) (@katamichi_091) 2018年6月23日
MT車がある
時間があったので、久々MT乗りましたw やっぱりMTは楽しい!#アースカー pic.twitter.com/fpnP8uTRs7
— Lima@ (@Limawebjp) 2017年6月22日
請求額が高い
カーシェアリングのアースカーで、30万円を請求されたという人がいるそうです。高級車の事故でこれぐらい請求される可能性が有るようですが、この規約では誰も借りなくなるような気がします。
修理代30万円の請求アースカーというレンタカー会社http://t.co/yu1wLkZxOn
— カーシェアマニア (@carsharemania) 2015年9月6日
4.アースカーはこんな人におすすめ!
アースカーをおすすめできるのは、以下のような方です。
ポイントアースカーをおすすめな人
- 高級車をカーシェアで試してみたい人
- 近くにアースカーのステーションがある人
上記以外の方は、『カレコ』や『タイムズカーシェア 』などの他のカーシェアがおすすめです。
なぜなら『アースカーの注意点』で述べたように、車両数の少なさ・対応地域の少なさ、NOCや車両免責額の高さなどを考えると、デメリットが多いからです。
アースカーに登録する際は、上記の注意点をしっかりと把握した上で登録するようにしましょう。
5.現在実施中のキャンペーンは?
残念ながら、アースカーで実施中のキャンペーンはありません。
お得なキャンペーンが開始次第、情報を更新していきます。
6.入会に必要なもの・入会手順
アースカーの入会に必要なものは、以下のものが必要となります。
- クレジットカード
- 免許証
- 携帯電話またはスマートフォン
あとは、こちらの公式サイトからアクセスし、インターネット入会が可能です。
必要な情報を入力すれば、インターネットのみで手続きが全て完了できます。FeliCa搭載のICカードやスマホがあれば、カード発行手数料が必要なく、最短で入会したその日に利用開始が可能です!
FeliCa搭載のICカードやスマホがない方は、アースカーの会員カードが必要になりますので、ご注意ください。
まとめ
アースカーについて紹介しました。
アースカーがおすすめなのは以下のような人です。
ポイントアースカーをおすすめな人
- 高級車をカーシェアで試してみたい人
- 近くにアースカーのステーションがある人
対応地域の少なさ、事故時の免責額の高さなどのデメリットがあるものの、車両によっては安く抑えることもできるため、ステーションが近くにある人におすすめです。
ただ、同じ車種でも場所によって、時間料金・距離料金が異なるので予約時にしっかりと確認することを忘れないようにしてくださいね。