株式会社FOLIOが提供するROBOPRO(ロボプロ)とSBI証券のSBIラップのどちらがいいか迷ってますね。
両サービスの違いがわかりにくく、迷うと思います。
そこで、この記事では、
- どちらのサービスがあなたに適しているのか
- 両サービスの特徴、メリット、デメリット
- それでも迷った際のオススメの投資方法
という観点から解説していきます。

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目次
1. 結論!SBIラップとROBOPROはどっちを利用すべき?
SBIラップとROBOPRO(ロボプロ)は、どちらもAIの力で将来予測を行い、市場の変化に合わせて資産配分の比率を変えることで、高いリターンを出すことを目的としています。
選ぶポイントは、あなたが資産運用の同様な点を重要視するのかという点になるでしょう。
ざっくりですが、
- AIの強みを存分に活かして、とにかく高い運用実績を追求したい!
→ROBOPRO - 少額投資で資産形成の基盤をつくりつつ、ある程度の実績も求めたい!
→SBIラップ
という観点で選ぶと失敗しにくいでしょう。
下記はROBOPROとSBIラップの違いをまとめた表です。
ROBOPRO | SBIラップ | |
AIの運用方針 | 攻めのAI運用 | 守りのAI運用 |
AIの寄与度 | 高い | 低い |
リターンの高さ | ◎ | ◯ |
リターンの安定性 | ◯ | ◎ |
銘柄数 | 2〜8銘柄(変動) | 8銘柄(固定) |
初期費用 | 10万円〜 | 1万円〜 |
最も大きな違いは、ROBOPROはAI寄与度が高く、攻めのAI運用で高い運用実績を期待できます。
それに対して、SBIラップはAI寄与度が低く、バランス運用で資産形成の基盤を作ることが期待できます。
そのため、とにかく高い運用実績を求めたい!という方はROBOPROが適しています。
2.【2023年9月更新】運用実績を比較!実際に投資した値動き推移も公開
結論から言えば、公式サイトで公開されている運用実績データを比較するとROBOPROの方が優秀です。
直近1ヶ月 | 直近3ヶ月 | 直近6ヶ月 | 運用開始来 | |
---|---|---|---|---|
ROBOPRO ※2023年7月末時点 | 1.91% | 7.00% | 10.48% | 58.16% (3年6ヶ月) |
SBIラップ ※2023年7月末時点 | 1.09% | 8.63% | 9.96% | 9.51% (1年3ヶ月) |
冒頭でも申し上げましたが、私は両ロボアドバイザーに実際に投資をしています。
ROBOPROの方がSBIラップより
- 2年半程運用期間が長い
- 毎月1万円積立投資をしている
※SBIラップは積立投資をしていない
と、投資条件が違うので完璧な比較にはなりませんが、実際の値動きの推移を閲覧できるため”投資後のイメージ”として参考にしてください。
ROBOPROの運用実績(2020年1月〜2023年9月1日)
ROBOPROがサービスは2020年1月に開始されました。それから、すぐに弊サイトでも投資を始めたので、最古参の運用実績です。
運用実績:25.6%
<実績及び値動きの様子>
実際に投資を行うことで、2020年1月から2023年6月末にかけて、ROBOPROで投資元本50万円に対して、13万円程度も資産を増やすことができました。
最初は最低投資金額の10万円で始めました。その後、毎月1万円をコツコツを資産を積立投資していきました。
実際に運用してみた感想としては、パフォーマンスが良く、かつ下落にも強いという感じです。2020年3月のコロナ時でも-5%程度の下落(一般的なロボアドバイザーでは20%程度の下落になっていた。)でした。これはROBOPROがどのような相場に対しても対応できるように運用しているからだと思います。
ちなみに、ROBOPROの実績についてはこちらの記事にてより詳しく解説しています。
SBIラップの運用実績(2022年9月〜2023年9月1日)
弊サイトは、SBIラップにて2022年9月より実際に投資を開始。
私は、最初に1万円を投資してその後何もしない一括投資のスタイルをとりました。
現在の運用実績は下記の通りです。
運用実績:8.80%
<実績及び値動きの様子>
SBIラップもROBOPROと運用自体は似ていますが、実際に運用して感じた点は、ROBOPROよりさらに安定志向という点です。イメージとしては、ROBOPROよりリターンがちょっと低く、下落幅もちょっと小さいという感じです。

3. ROBOPROの特徴、メリット、デメリット
ROBOPROは、株式会社FOLIOが提供するAI(人工知能)を運用アルゴリズムに導入したロボアドバイザー。
市場の変化に合わせてポートフォリオ(資産配分)を月ごとにダイナミックに変化させ、どんな相場に対しても好パフォーマンスの実現を目指します。
通常のロボアドバイザーは投資している商品の比率自体はそれほど大きく変わらないのに対して、ROBOPROでは、その比率が毎月大きく変わるのが特徴です。
ROBOPROの詳細情報
企業名 | 株式会社FOLIO/AlpacaJapan株式会社 |
サービス開始日 | 2020/1 |
投資対象の詳細 | 世界のETF |
ファンド | 2〜8種類 |
ロボアドバイザータイプ | 投資一任運用型 |
運用手数料 | 預かり資産の1%(税抜年率) |
運用手数料割引 | 運用資産の時価評価額の3,000万円を超える部分については年率0.50%(税別、税込0.55%) |
最低投資金額 | 10万円 |
トータルコスト | 手数料1%(税抜)+ ETF経費(調査中) |
ROBOPROのメリット・デメリット
ROBOPROには具体的には次のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- AIの寄与度が高い
- 常に高い運用実績を狙える
- 最適な資産配分に自動で調整してくれる
- AI投資の割に手数料が安い
デメリット
- 銘柄数が2〜8と変動し、リスク許容度が変化する
最大の特徴は、常に高い運用実績をあげれる可能性がある点でしょう。
例えば、相場の上昇局面時は攻めの資産配分で、暴落時にはディフェンス型に資産配分を変更して資産を守ってくれます。
これはAIの寄与度が高く、市場予測をアルゴリズムに活用しているからです。
具体的には、AIによる相場予測に基づき、最低2~最大8種類のETFに投資を行い、投資配分を毎月ダイナミックに変更することで好パフォーマンスを追求しています。
ROBOPROは、常に高いリターンを追求したいという方に適したロボアドバイザーです。
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4. SBIラップの特徴、メリット、デメリット
SBIラップは株式会社SBI証券と株式会社FOLIOがタッグを組んでサービス提供を行うロボアドバイザー。
SBIラップはAI(機械学習)の予測データを活用し、資産配分を市場に合わせて最適化させることでグローバルインデックスを上回るパフォーマンスを目指す資産運用サービスです。
SBIラップの詳細情報
企業名 | 株式会社SBI証券/株式会社FOLIO |
サービス開始日 | 2022/3 |
投資対象の詳細 | 投資信託 |
ファンド | 8種類 |
ロボアドバイザータイプ | 投資一任運用型 |
運用手数料 | 預かり資産の0.6%(税抜年率) |
運用手数料割引 | 無し |
最低投資金額 | 1万円 |
トータルコスト | 手数料0.6%(税抜)+ 投資信託経費(0.220%~0.394%程度) |
SBIラップのメリット・デメリット
SBIラップには主に下記のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- AIをバランス運用に導入している
- 運用手数料が安い
- 資産形成の基盤をつくれる
- 自動で積立投資ができる
- ポイントが貯まる
デメリット
- AIの寄与度が低い
最大の特徴は、ROBOPROと同じAIを活用したロボアドバイザーを少額投資1万円〜で資産形成の基盤をつくれる点です。
SBIラップは、専用の投資信託を通じてETFに投資を行い、常に8種類のアセットクラスに分散投資を行います。
そのため、投資配分の変更が行われた場合であっても、ROBOPROと比べて極端に偏った投資配分にはなりにくく、リスクをコントロールしながらコア資産運用を行うことが可能です。
言い換えれば、ROBOPROより安定的だが、高いパフォーマンスを期待しにくいということです。
また、SBIラップの手数料は0.66%(年率・税込)(※)であり、ポイントプログラムも設けており、長く続けやすい仕組みを用意しています。(※)他に各投資信託の信託報酬等、間接的に別途負担が発生する場合があります。
5. ROBOPROとSBIラップどっちがおすすめ?
- AIの強みを存分に活かして、とにかく高い運用実績を追求したい!
→ROBOPRO - 少額投資で資産形成の基盤をつくりつつ、ある程度の実績も求めたい!
→SBIラップ
ROBOPROはAI運用を突き詰めた商品設計となっています。そのため、常にどの相場でも好パフォーマンスを作ることを目指しています。
SBIラップでは必ず分散投資をして安定的な運用を目指した上で、AIを活用します。ですので、投資対象となる投資信託を8個が絶対に入っています。
例えば、ROBOPROの場合だと、AIが今は2銘柄だけの投資が良いと判断すると、2銘柄にしか投資しません。AIを使ってシャープレシオ(リターンの効率性)を極限まで高めるのがロボプロです。

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6. ROBOPROとSBIラップの併用はどう?
SBIラップとROBOPRO(ロボプロ)の併用も考えている方もいらっしゃると思いますが、個人的には併用はしなくもいいかなと思っています。
というのも両方のロボアドバイザーは同じAI(alpaca社製)をベースに資産配分を決めているだけで、おおよその運用実績の推移は変わらないと考えられるので、あまり資産の分散にならないと思っているからです。
SBIラップとROBOPRO(ロボプロ)で併用をするより、下落に強いという特徴を活かして
- 相場に連動した好パフォーマンスを期待できるつみたてNISA(S&P500、オルカン)
- 安定的に好パフォーマンスが期待できるウェルスナビ
などと組み合わせるのがおすすめです。
このようにすることで、例えば今後大きな暴落相場が来たときにROBOPROやSBIラップで下落幅を抑制して安定した資産運用を期待できます。

※あくまで個人の感想ですので、当運用手法により将来の安定的な運用を保証するものではありません。
【2023年9月の分析!】なぜ、併用が効果的と考えられるのか?
運用会社が違うことから併用投資をすることでリターンが改善する明確なデータはありませんが、1つの考えうる根拠として、2023年8月現在、つみたてNISAで人気のS&P500銘柄や一般的なロボアドバイザー(ウェルスナビ等)が株式中心のポートフォリオを提供している中、ROBOPROは全く別のアプローチをとっています。
ROBOPROの9月資産配分の特徴
ROBOPRO | ウェルスナビ ※リスク許容度5 | S&P500 | |
---|---|---|---|
米国株 | 25.0% | 39.0% | 100% |
日欧株 | 0% | 33.9% | 0% |
新興株 | 19.4% | 12.1% | 0% |
米国債券 | 25.5% | 5.0% | 0% |
金 | 30.0% | 5.0% | 0% |
不動産 | 0% | 5.0% | 0% |
現金 | 0.1% | 0% | 0% |
ROBOPROの9月の資産配分は、多角的な資産配分(米国株、米国債券、新興国株、金)をとっています。
①バランスの取れた運用戦略
ROBOPROは金と米国債券を用いて全体市場に対する警戒感を維持しながら、上昇局面と下落局面の両方に一定程度対応できるようにリスクバランスを調整しています。
②米国株式の新たに保有
前月に比べて、新たに米国株式を保有しています。
これは米国の金融政策の将来見通しが相対的に上向き、米国株式に対するリターンの期待値が上昇しているためです。
③新興国リスクのヘッジ
新興国の代表格である中国関連の不安定な状況(例えば不動産不況や業績悪化など)に対処するため、新興国株式の比率を調整しています。
9月の資産配分まとめ
新興国株の比率を調整することでリスク軽減をするとともに、「米国株式と金」の期待リターンが高いことを予測した戦略とされています。
ROBOPROのAIによる予測は、市場全体が9月も引き続き下落傾向にあることを示しています。
実際に株式市場のダウ平均は下落傾向であるなど、市場は緊張状態が続いています。
(引用:Google finance)
これに対応するため、S&P500やウェルスナビなどの株式中心のポートフォリオと、「ROBOPRO」を併用して投資することで
- リスクヘッジが効果的に働き、
- 上昇局面だけでなく下落局面でも安定したリターンが期待できる
と考えられます。
どのように併用を開始したらいい?
これから併用しようと思ってもどのように併用を開始したらいいか迷うと思います。
ロボアドバイザーで資産形成を行う上では、基本的に
- 毎月お金のやりくりがしやすい
- 高値掴みリスクを軽減させる効果がある
という特徴がある積立投資がオススメな投資手法です。
しかし、最初から両方に積立投資をするのは金銭や心理的に厳しい方も多いと思います。
個人的におすすめするのは下記の方法です。
ROBOPROで、はじめは積立投資をしなくてもいいと考える理由として、積立投資を行わなくても、資産配分を相場に合わせて組み替えるので、下記メリットが期待できるからです。
- 他の投資との分散効果を常に期待できる
- 一括投資でもある程度の運用実績が期待できる
後者に関しては実際、積立投資をしていなかった方がリターンが見込めた事実があります。私はROBOPROのサービス開始から積立投資をしていますが、実際は積立投資をしていた場合より、一括投資をした方が運用実績は好調でした。
ですので、
- 最初は一括投資で始めて、
- 他の資産との分散効果や運用成績の伸びを見ながら、
- ボーナスなどまとまったお金ができたタイミングで積立投資を検討する。
方法もあると思います。
ROBOPROとSBIラップ比較まとめ
ROBOPROとSBIラップの違いとどちらがいいかについて解説しました。
まず、そもそもの運用スタイルが異なるということを知った上で、
- とにかく高い運用実績だけを追求したい!
→ROBOPRO - 少額投資で資産形成の基盤をつくりつつ、ある程度の実績も求めたい!
→SBIラップ
という観点で選べば、大きな失敗はないでしょう。
両サービスの併用活用もよいと思いますが、ウェルスナビやつみたてNISAなどの投資と併用した際の期待メリットについてもご紹介させていただきました。ウェルスナビやつみたてNISAをベースにROBOPROにも投資をすることで、より安定的な資産形成を期待できると考えました。
この記事が参考になりましたら幸いです。
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