日興フロッギーを始めるのであれば、手数料がどのくらいかかるのか知りたいですよね。
結論として、日興フロッギーは100万円以下の買い手数料は無料と大変お得ですが、売り手数料は少し高めに設定されています。
取引金額が高いほど損をしてしまう可能性もあるのですが、dポイントを活用したり、手数料を下げたりするお得な方法もあります。
この記事では、日興フロッギーの運用にかかる手数料やdポイントを使ったお得な方法を解説します。
また、同じ少額投資サービスであるSBIネオモバイル証券やLINE証券と比較して、どのような人におすすめできるのかも紹介していきます。
この記事を読み、ほかのサービスと手数料を比較することで、どのサービスが自分にあっているか判断することができますよ。
手数料について理解したうえで、日興フロッギーを始めてみましょう。
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目次
1. 【取材あり】日興フロッギーの特徴
日興フロッギーとは、株式会社『三井住友フィナンシャルグループ』を親会社とする、大手証券会社「SMBC日興証券」が提供する金融サービス。
日興フロッギーには、投資に関する記事を読みながら、その記事にある銘柄に投資できるという特徴があります。
最小投資金額は100円からで、約3,700銘柄の個別株・ETF・REITを購入できます。
また、日興フロッギーはNTTドコモとの協業サービス「日興フロッギー+docomo」も提供しています。
これにより日興フロッギーとdアカウントを連携させることで、株の購入にdポイントを使うことができるのです。
普段使っているdポイントで株が買えるのは、手軽で嬉しいですね。
さらに、日興フロッギーに掲載されている最新記事を読むだけでdポイントがもらえるという特典もあります。
記事を読んで株が買えたり、dポイントがもらえるのはとても画期的です。
<日興フロッギーの概要>
運営会社 | SMBC日興証券株式会社 (金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2251号) |
最小投資金額 | 100円から(金額指定で購入可能) |
取引銘柄 | 約3,700銘柄 (東京証券取引所に上場している個別株・ETF・REIT) |
購入手数料 | 100万円まで無料(100万円以上は1%) |
売却手数料 | 0.5%(100万円以上は1%) |
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ここで、事業者のインタビューを紹介しましょう。
-インタビュー記事からの抜粋-
「まず、SMBC日興証券が2015年の10月ごろから、何か新しい取り組みで若年のお客さまにもぜひ弊社をご利用いただきたいという想いで、社内で検討を重ねまして、2016年の11月に投資情報メデイアとして日興フロッギーがスタートしました。その時は記事のみの提供でしたが、今では記事から100円で株が買えるサービスになりました。」
インタビュー全文はこちら
では、上記をふまえ日興フロッギーの特徴について詳しく紹介します。
日興フロッギーの特徴は以下の3つです。
- 投資に関する記事から株の売買ができる
- 最低100円から投資が始められる
- dポイントでも株の購入ができる
それぞれ説明していきましょう。
特徴1:投資に関する記事から株の売買ができる
日興フロッギーの1つ目の特徴は、投資に関する記事から株の売買ができることです。
日興フロッギーには、投資に関する記事が数多く掲載されています。
これらの記事を通じて投資に関する知識を蓄えたり、株を購入したりできるのです。
また、「株カエル」マークがついている記事では、記事内で登場した企業の株を記事から直接購入することができます。
そして、日興フロッギーでは、投資初心者にもわかりやすいように、投資を学ぶための記事も掲載されています。
イラストで説明されているので、初心者でも手軽に投資について学べるでしょう。
特徴2:最低100円から投資が始められる
日興フロッギーの2つ目の特徴は、最低100円から投資が始められることです。
一般的な投資サービスでは、単元株(100株で1つ)を購入しなければならないので、何十万円~数百万円といった投資資金が必要になります。
しかし、日興フロッギーでは最小投資金額が100円となっており、100円単位で金額を指定して株を購入可能です。
そのため、投資初心者や投資資金が少ない人でも、気軽に投資を始められるます。
株が購入できる企業のなかには、誰もが知っている大手企業から、成長途中の新興企業まで幅広いです。
このような大手の企業にも最低100円から投資できるのは、驚きですね。
特徴3:dポイントでも株の購入ができる
日興フロッギーの3つ目の特徴は、dポイントでも株の購入ができることです。
dポイントはNTTドコモが提供しているポイントサービスのことで、dポイント加盟店での買い物や携帯利用などで貯めることができます。
そして、日興フロッギーはNTTドコモとの協業サービス「日興フロッギー+docomo」を提供しています。
そのため、日興フロッギーとdアカウントを連携させることで、株の購入にdポイントを使うことができるのです。
dポイントは100ポイント単位で株の購入に利用できます。
日興フロッギーとdアカウントの連携方法は以下のとおりです。
- 手順1:日興フロッギーへログイン
- 手順2:「dアカウントを連携する」を選択
- 手順3:「dアカウントID」「パスワード」を入力
- 手順4:ログインして連携完了
また、「dポイント+2」などがついている記事は、読むだけでdポイントがもらえるので、ぜひ活用してみてください。
2. 日興フロッギーの手数料について
日興フロッギーでは、記事から直接株の購入ができたり、dポイントを使って投資ができたりと、多くの特徴があります。しかし、実際に手数料はどれくらいかかるのでしょうか。
投資において、売買するときの手数料をはとても大切です。なぜなら、売買するときの手数料によって手元に残る利益が変わるからです。
結論を言うと、日興フロッギーの手数料は少し高めに設定されており、安いとは言えません。
日興フロッギーの手数料は、100万円以下であれば買い手数料は無料です。しかし、100万円以下の売り手数料は0.5%、100万円以上の売り手数料は1.0%かかってしまいます。
購入金額 | 購入手数料 | 売却手数料 |
100万円以下 | 0% | 0.5% |
100万円以上 | 1.0% | 1.0% |
では、簡単に金額の例を挙げて、以下の2つの手数料について解説します。
- 100万円以下なら買い手数料無料
- 100万円以下でも売り手数料は0.5%
100万円以下なら買い手数料無料
日興フロッギーでは100万円以下の買い手数料はかかりません。
たとえば、1株1,000円のA社の株を10株(10,000円分)購入した場合、100万円以下なので、買い手数料は無料です。
また、100万円以下であれば何回買い付けても手数料は発生しません。
しかし、これはあくまでも買い手数料の場合であって、売り手数料は少し違います。
100万円以下でも売り手数料は0.5%
日興フロッギーの手数料では100万円以下の買い手数料は無料です。しかし、売り手数料は100万円以下でも0.5%、100万円以上であれば1.0%かかってしまいます。
数字だけ見ると「普通かも」「そんなに高くない」と思うかもしれません。
しかし、具体的な金額で考えてみましょう。
たとえば、300万円の株を購入した場合の買い手数料は1.0%なので、手数料は3万円です。
ほかの投資サービスでは、100万円以上の買い手数料が数百円~数千円のものも珍しくありません。
ですが、日興フロッギーの場合は、数千円~数万円になる可能性もあるのです。
売却した場合も同様です。たとえば、1株1,000円のA社の株を10株購入し、1,100円に値上がりしたので売却したとしましょう。10株(合計11,000円)で売却した場合は、手数料が60円になります。
このように、日興フロッギーで株を売却をする場合、金額が高いほど手数料がかかってしまいます。これにより、損をしてしまう可能性もあるのです。
ですが、これを解決してお得に売却する方法もあります。(後述)
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3. 日興フロッギーのメリット
ここまで、日興フロッギーの概要と手数料について解説してきました。
ほかの投資サービスと比べると、日興フロッギーの売却時の手数料は少し高く設定されています。
では、日興フロッギーにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
手数料が少し高くても日興フロッギーをおすすめできるのは、以下の4つのメリットがあるからです。
- 最低100円から投資可能
- dポイントでも手軽に投資ができる
- 記事から株を購入することができる
- NISA口座にも対応
それぞれ解説していきます。
(1)最低100円から投資可能
日興フロッギーのメリット1つ目は、最低100円から投資可能だということです。
最小投資金額が100円からなので、初心者での気軽に投資が始められます。
大手企業や新興企業、自分が気になっている企業などの株を100円から購入できるというのは大きなメリットと言えるでしょう。
(2)dポイントでも手軽に投資ができる
日興フロッギーのメリット2つ目は、dポイントでも手軽に投資ができることです。
日々の買い物や携帯利用などでdポイントが貯まっている人も多いのではないでしょうか。
そのようなときは、dポイントを使って手軽に株式投資を始めてみましょう。
また、購入だけではなく、日興フロッギーに掲載されている記事を読んでdポイントを貯めることもできます。
「dポイント+3」マークがついている記事は、読むだけでdポイントが3ポイント付与される仕組みになっています。
dポイントを使って手軽に株を購入したり、貯めたりできるのは、dポイントユーザーには嬉しいですね。
(3)記事から株を購入することができる
日興フロッギーのメリット3つ目は、記事から株を購入できることです。
「日興フロッギーの特徴」でも述べたように、日興フロッギーには数多くの記事が掲載されています。
その多くが投資に関する記事です。この投資に関する記事のなかで紹介されている企業の株を直接、記事から購入することができます。
すべての記事から直接買えるわけではありませんが、「株カエル」というカエルのマークがついている記事から購入可能です。
「株カエル」マークがついている記事を一部紹介しましょう。
- 私が日興フロッギーでETFを買う理由
- 800の優待株をもつ桐谷さんが「2億円」損した話
- 第1回 「はじまりの3万円」の巻
(4)NISA口座にも対応
日興フロッギーのメリット4つ目は、NISA口座にも対応していることです。
NISA(少額投資非課税制度)とは、NISA口座で購入した金融商品から得られる利益に税金はかからないというものです。
また、年間120万円の投資枠が5年間非課税になるので、合計で約600万円までは投資額に税金がかからなくなります。
つまり、SMBC日興証券株式会社でNISA口座を開設し、購入する際に日興フロッギーを利用した場合、利益にかかる税金は「0」ということになります。
ほかの投資サービスでは、NISAに対応していない場合もあります。そのため、このようなNISA口座を利用できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
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4. 日興フロッギーのデメリット
ここまで、日興フロッギーのメリットを説明してきました。
では、日興フロッギーのデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
デメリットをしっかり理解しておくことが、投資を始めるうえで重要になるので、参考にしてくださいね。
紹介するデメリットは、以下の2つです。
- 株主優待を受け取るには条件がある
- デイトレーダーには向いていない
それぞれ解説していきます。
デメリット1:株主優待を受け取るには条件がある
日興フロッギーのデメリット1つ目は、株主優待を受け取るには条件があることです。
日興フロッギーでは、購入した株数に応じて配当金が受け取れます。
配当について、事業者に直接インタビューをしてみましたので参考にしてください。
-インタビュー記事からの抜粋-
「配当については、お持ちの株数に応じてもらえますし、株主優待についても、コツコツを積み上げていって単元化されたらもらうことができます。(単元化は自動で行われます)。」
インタビュー全文はこちら
日興フロッギーで株主優待を受けるには、以下の2つの条件があるので注意しましょう。
- 企業を定める単元株以上(一般的に100株以上)を購入しておく
- 「権利付取引最終日」を含む、4営業日前までに株を買っておく
日興フロッギーに限ったことではありませんが、投資において株主優待を受けるには、単元株以上(多くの企業が100株以上を指定)を「権利付取引最終日」までに購入する必要があります。
一般的な「権利付取引最終日」は、権利確定日(本決算のある月の月末)の2営業日前とされています。
しかし、日興フロッギーの場合は、さらに2営業日前倒し権利確定日の4営業日前までに株を購入していなければなりません。
デメリット2:デイトレーダーには向いていない
日興フロッギーのデメリット2つ目は、デイトレーダーには向いていないことです。
デイトレーダーとは、買った株をその日のうちに売る、あるいは、売った株をその日のうちに買い戻すというように、1日のうちに利益や損失を確定し、取引を終了させることを繰り返し行う投資家のことです。
出典:デイ・トレーダー│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券
では、なぜデイトレーダーには向いていないのでしょうか。その理由は、日興フロッギーで採用されている株の付け方にあります。
日興フロッギーでは、VWAP(ブイワップ)という株の付け方が採用されています。VWAP(ブイワップ)とは、特別な計算で算出された株の平均価格のことです。(注1)
これにより、日興フロッギーではリアルタイム価格ではなく直近の場の注文のみの受付となっています。
そのため、デイトレーダーのようにその日の内に売る、あるいは買い戻すといった取引には向いていないと言えるでしょう。
また、一般的に株の売買をおこなう際は、証券口座が必要になります。
日興フロッギーの場合は、日興イージートレードの契約が必要になりますので、注意しましょう。
日興イージートレードについてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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5. 日興フロッギーの手数料に関する口コミ評判
ここまで、日興フロッギーのデメリットについて説明してきました。
「結論:日興フロッギーの手数料は少し高い」でも述べたように、日興フロッギーの手数料は少し高めに設定されています。
少し高めに設定されている日興フロッギーの手数料に関して、ユーザーはどう感じているのか気になりますよね。
日興フロッギーの手数料に関する内容に絞り、ツイッターでいくつか口コミを見つけました。
全体的にやはり「手数料高め」「買うときはかからないけど売る時はかかるのが残念」といった口コミが多く見られました。
最近日興フロッギーのポイ活のCMとか見るから、買い手数料タダってやたらアピールしててじゃあ売り手数料いくらだろうと思ったらクッソ高くてびっくりやで
100万ちょい売ったら1万取られるってことでしょ??
考えられない程のクソボッタクリで完全に情弱向けサービスですやん#日興フロッギー #ポイ活 pic.twitter.com/RzSV7XEU2q— mcf-7 (@pr3_nih3t3) April 3, 2020
こちらは、売り手数料の高さに驚いたという口コミです。
日興フロッギーは100万円以下の買い手数料は無料なのですが、100万円以下であれば0.5%、100万円以上であれば1.0%売り手数料がかかります。
具体的な金額に当てはめてみると確かに高いと思うかもしれませんが、株を購入したらすぐに売らずに、毎月少しずつ積み立てていくのがよさそうですね。
dポイントで株を買うことができる日興フロッギー、買うときは手数料がかからないけど、売るときはかかるのが残念です。#日興フロッギー#dポイント投資https://t.co/CDUkVWbhMU
— さく|お金の知識とポイ活 (@dpointacademy) September 18, 2020
日興フロッギー手続き完了。
dポイントを使えるのは大きいけど、メインで使う人いるだろうか。
有効利用したいけど、手数料はちょっと高いな。使ってる人いますか?#日興フロッギー #dポイント— mzk@セミリタイア系ミニマリスト (@mzk_minimal) March 31, 2020
これらは、dポイントを有効活用できるのは嬉しいけど、手数料が高いという意見です。手数料が高いことが、日興フロッギーの利用に歯止めをかけています。
日興フロッギーは、ほかの投資サービスと併用できるので、手数料が比較的安いものと組み合わせて運用するのがよさそうですね。
しかし、日興フロッギーではdポイントを使うことでお得に投資ができるので、手数料分をdポイントで補填できそうですね。
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6. 日興フロッギーの手数料をパターン別に紹介
日興フロッギーの手数料は少し高めに設定されています。
日興フロッギーの手数料は、100万円以下の注文なら買い手数料は無料です。しかし、100万円以下の売り手数料は0.5%、100万円を超えると売り手数料は1.0%がかかります。
では、具体的な数字を当てはめてみると、どれくらいの手数料になるのでしょうか。
購入金額 | 購入手数料 | 売却手数料 |
100万円以下 | 0% | 0.5% |
100万円以上 | 1.0% | 1.0% |
100万円以下で購入する場合日興フロッギーの手数料を、購入と売却、それぞれのパターンに分けて解説していきます。
- 100万円以下で売却する場合
- 100万円以上の場合
100万円以下で購入する場合
まずは、100万円以下で購入する場合の手数料についてです。
たとえば、1株1,000円の株を10株(10,000円分)購入したとしましょう。この場合、100万円以下なので手数料はかかりません。
100万円以下であれば、何株購入しても手数料が発生することはありませんので、安心してください。
100万円以下で売却する場合
では、100万円以下で売却した場合はどうでしょうか。
さきほどと同じように、1株1,000円の株を10株(10,000円分)を例として挙げてみましょう。
1,000円だった株が1,100円に値上がりしたので売却するという場合は、以下の利益や手数料が発生します。
1株当たりの売却額:1,100円×(100%-0.5%)=1,094円(小数切り捨て)
売却合計額:1,094円×10株=10,940円
手数料合計額:60円
利益:940円
このように、売り手数料が0.5%だった場合、数十円~数千円の手数料が発生します。
100万円以上の場合
最後に、100万円以上の場合では、どのくらい手数料がかかるでしょうか。
1株1,000円の株を1000株(1,000,000円分)を購入したとしましょう。
そして、1,100円(合計1,100,000円)に値上がりした場合の購入・売却手数料は1%なので合計は21,000円になります。
1株当たりの売却額:1,100円×(100%-1%)=1,089円
売却合計額:1,089円×1000株=1,089,000円
手数料合計額:21,000円(購入時の手数料1%含む)
利益:79,000円
このように、日興フロッギーでは、購入した株を売ったり、金額が高くなるほど手数料も上がっていきます。
具体的な数字を当てはめてみると「こんなに手数料かかっていたのか」と驚く人もいるでしょう。
しかし、日興フロッギーで手数料を下げるためのお得な方法もあるので確認していきましょう。
7. 日興フロッギーで手数料を下げるお得な方法とは?
ここまで、日興フロッギーの手数料についてパターン別で解説してきました。
では、日興フロッギーで手数料を下げるお得な方法はないのでしょうか。
実は、手数料を下げるための解決策があります。
それは、単元株(100株)にして売却することです。
日興フロッギーでは、積立金が100株以上になると自動的に単元株になります。これを日興証券の通常の現物取引で売れば手数料が安くなります。
事業者にインタビューしたときも、このようなことを仰っていました。
-インタビュー記事からの抜粋-
「日興フロッギーで売却する場合、100万円以下は0.5%、100万円超は1.0%がかかります。」
「こちらを気にされる方もいらっしゃると思うのですが、単元が100株だとして、100株まで買って積み上げていただくことで単元化されるので、これをダイレクトコースの日興イージートレード(※)で売却していただければ、普通の現物株式のお得な手数料で売却することができます。なので、こちらをぜひご活用していただければと思います。」
インタビュー全文はこちら
つまり、株を購入してもすぐには売却せず、コツコツと積立て、単元株の状態で売るほうがよいということです。
そのサービスに適した運用方法を知ることで、お得に投資ができますので、覚えておきましょう。
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8. 日興フロッギーの手数料をほかのサービスと比較
では、日興フロッギーと他のネット証券の手数料を比べてみると、どのくらい差があるのでしょうか。
株を1株ずつ(単元株未満)購入すると考えた場合、手数料が高くなる可能性があり、損をしてしまうこともあります。
しかし、少額から投資ができるため、投資資金が少なくても複数のサービスや企業に投資しやすいというメリットがあります。
そこで、SBIネオモバイル証券とLINE証券を例に挙げ、単元未満株取引をした場合の各種手数料を比較していきます。
夜間の取引
サービス名 | 日興フロッギー | SBIネオモバイル証券 | LINE証券 |
購入手数料 | 無料 | 無料※月額料金制 | 無料 |
売却手数料 | 0.5% | 無料※月額料金制 | ・日中の取引:0.2%〜0.4% ・夜間の取引:1.0% ※購入時と売却時に別途発生 |
ポイント制度 | dポイントで株が買える | Tポイントで株が買える | LINEポイントで株が買える |
入金について | ・「SMBC日興証券専用振込口座」へのお振り込み:自己負担 ・そのほか取引店の銀行口座へのお振り込み:自己負担 | ・住信SBIネット銀行なら無料+即時入金 ・銀行振込も可能(※振込手数料が必要) | ・ LINE Payから:無料 ・LINE Payに登録している銀行口座から:無料 ・提携金融機関のインターネットバンキングから:無料 ・LINE証券の入金専用口座への振込:自己負担(金融機関により異なる) |
出金について | ・銀行振込:無料 ・提携ATM:無料(キャッシュバックされるため) | 無料 | ・LINE Payアカウントへの出金:無料 ・ご登録いただいた出金口座への振込:手数料は220円(税込) |
《←左右にスクロールできます→》
上記の表を見ると、SBIネオモバイル証券の手数料が安いことがわかりますね。
では、日興フロッギー、SBIネオモバイル証券、LINE証券はどのような人におすすめなのでしょうか。
それぞれの特徴とあわせて、おすすめの人を解説していきます。
日興フロッギーがおすすめな人
日興フロッギーの特徴は、投資に関する記事を読んで直接、記事から株が買えるということです。
また、dポイントで株を購入できたり、記事を読むだけでdポイントがもらえるという嬉しい特典もあります。
以上のことから、日興フロッギーは以下のような人におすすめです。
- dポイントが貯まっている人
- 投資しながら投資に関する知識も知りたい人
dポイントが貯まるお店はたくさんあり、携帯利用でもdポイントを貯めることができます。そのため、普段からdポイントを貯めているという人は日興フロッギーがおすすめです。
また、条件を満たすことでdポイントがもらえるキャンペーンもあるので、そちらを株の購入に利用できるのも嬉しいですね。
日興フロッギーでは、投資に関するたくさんの記事が掲載されています。そのなかには、投資初心者に向けてイラストでわかりやすく解説されているものもあります。
投資について学びながら、実際に投資ができるのは一石二鳥ですね。
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SBIネオモバイル証券がおすすめな人
SBIネオモバイル証券は、ネット証券最大手のSBI証券の子会社が運営するスマホ証券です。
特徴としては、手数料が安いことが挙げられます。たとえば、月額220円(税込)で合計50万円までの株取引手数料が無料です。
また、Tポイントを利用して株が買えるのも魅力といえます。
以上のことから、SBIネオモバイル証券は以下のような人におすすめです。
- Tポイントが貯まっている人
- 手数料は安いほうがよい人
SBIネオモバイル証券は、Tポイントを利用して株を購入することができます。そのため、普段からTポイントがたくさん貯まっているという人に、おすすめです。
また、日興フロッギーやLINE証券と比べると、SBIネオモバイル証券の手数料は月額220円なので安いと言えるでしょう。
月額制で投資ができ、毎月投資に使えるTポイントが200ポイントもらえるので、手数料は実質かかっていません。
そのため、手数料は安いほうがよいと考えている人はSBIネオモバイル証券を検討してみましょう。
また、SBIネオモバイル証券は単元株未満取引で購入が可能なので、日興フロッギーやLINE証券などのサービスとの併用も可能です。
LINE証券がおすすめな人
LINE証券は、多くの人が利用しているコミュニケーションアプリ「LINE」で投資ができます。
LINE証券の特徴は、リアルタイム注文ができる点です。一般的な取引の場合、単元未満株の購入は前場か後場の金額で取引されます。
しかし、LINE証券の場合は、買ったその時の価格で購入できるので、価格の推移を見ながら自分が納得できる金額で購入できるのです。
また、LINE証券ではLINE Pay残高を取引口座に入金したり、LINEポイントでも投資をしたりすることもできます。
そのため、LINEポイントが貯まっている人には最適な投資サービスと言えるでしょう。
以上のことから、LINE証券は以下のような人におすすめです。
- LINEポイントが貯まっている人
- 普段使っているアプリで投資したい人
普段から使っているLINEで投資ができることに魅力を感じる人は、LINE証券をぜひ検討してみてください。身近なアプリで手軽に少額投資が始められますよ。
また、LINE証券も単元株未満取引で株の購入が可能なので、日興フロッギーやSBIネオモバイル証券との併用もおすすめです。
-
評判はどう?LINE(ライン)証券の口コミから分かったデメリットやメリットを解説!
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まとめ:日興フロッギーの手数料は少し高いがお得な場合も!
この記事では、日興フロッギーの手数料について解説してきました。
日興フロッギーの手数料は少し高めに設定されています。しかし、dポイントで株を購入できたり、100円から投資が始められたりとお得な場合もありました。
投資の勉強をしながら手軽に始められるサービスなので、日興フロッギーは投資初心者におすすめと言えるでしょう。
手数料について理解し、日興フロッギーで投資を始めてみましょう。
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出典:
注1:VWAP│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券