fund eyeのロボアドバイザーについてお調べ中でしょうか?
あなたはこのような悩みをお持ちでは?
- どの投資信託に投資すればいいかわかない
- できるだけコストを抑えて資産運用したい
- 銘柄の見直しをしたいんだけど、知識がなくてわからない
そんなあなたにfund eyeはぴったりかもしれませんね。
fund eyeが提案する通りに資産運用すれば効率的に資産形成ができます。
また、定期的に本当にそのまま投資信託を持ち続けても良いのかを判断してくれます。
しかし、fund eyeは自分で資産運用しなければならないため、投資初心者には少しハードルが高めかもしれませんね。全くの初心者は、ウェルスナビなどの投資一任型ロボアドバイザーという選択肢もあるということを提案しておいた上でご説明いたします。
ここではfund eyeのメリットとデメリットを解説。この記事を読めば、fund eyeのことは全て分かります。
また、2019年8月からfund eyeがさらにパワーアップしたfund eye plusも公開。こちらも解説しますね。
ぜひ、参考にしてください。
目次
1. fund eyeとは?
fund eyeは、SMBC日興証券株式会社が提供する「アドバイス型のロボアドバイザー」です。
具体的には、fund eyeとfund eye plusの2種類のがあります。
まずは、fund eyeについて解説しますね。
fund eyeについて
fund eyeは、これから資産形成を始めようという方向けのロボアドバイザーです。日興証券の口座解説を行っていなくても気軽に利用することができます。
主に2つの診断機能があり、1つは「初めての1本を選ぶ診断」、もう1つは「リバランスをする診断」です。
診断の通りに運用を行えば、より着実な運用を臨めます。
1-1. 初めての1本を選ぶ診断とは?
6つの簡単な質問に答えて投資対象を選ぶと、fund eyeがあなたにぴったりの投資信託を最大3つ選んでくれます。
これは、過去の運用実績やモーニングスター社が行っている投資信託のレーティングをもとに、国内5,000本以上に銘柄から自動的に選定されます。
1-2. リバランスをする診断とは?
すでに投資信託で運用を行っている人が、自分の運用状況を見直すことができる診断です。
1分程度の簡単な質問に答え、自分が今運用している投資信託の情報を入力し、加えて数点の質問に答えると、資産配分の修正案を提示してくれます。
fund eye plusについて
fund eye plusは、現在日興証券の口座を開設している人が使えるfund eyeをよりパワーアップさせたロボアドバイザーです。あなたの残高を連携しながら、定期的に銘柄の見直しを提案してくれます。
具体的には、「リバランスをする診断」と「銘柄入れ替え通知」が主な機能です。
リバランスをする診断は上記でも解説したのでここでは「銘柄入れ替え通知」をご紹介しますね。
「銘柄入れ替え通知」
銘柄入れ替え通知の設定をすることで、fund eyeが定期的にあなたにアドバイスをくれます。
銘柄入れ替え通知は「定期的な通知」と「条件による通知」があります。
どちらか一方もしくは両方の設定が可能です。
また、通知方法としては、
- メール
- LINEプッシュ
どちらかを選択します。
2. fund eyeをおすすめする5つの理由
fund eyeをオススメするのは、次の5つの理由があるからです。
- 選定対象は国内の全銘柄
- 新しい銘柄を追加したいときに使える!
- 診断は無料
- 確定申告が必要ない
- NISA口座で利用できる
理由1. 選定対象は国内の全銘柄
fund eyeで選ばれる銘柄は、国内にある5,000本以上の投資信託からになります。
一般的なアドバイス型のロボアドバイザーは、そのロボアドバイザーを提供している証券会社が取り扱っている投資信託に中からしか選ばれないので、公平性の観点から大きなメリットです。
理由2. 新しい銘柄を追加したい時に使える!
すでに投資信託で運用を行っている人が、自分の運用状況を見直すことができるのはfund eyeだけです。
投資信託で運用を行っていると、新しい銘柄を買いたいときも出てくるでしょう。そんなときにfund eyeを利用すれば、賢く調整を行うことができます。
また、診断自体は他の証券会社で資産運用を行っていてもできます。
理由3. 診断は無料
fund eyeの診断は無料です。登録も必要ありません。
ホームページからいつでも無料で利用できます。
理由4. 確定申告が必要ない
fund eyeを利用しSMBC証券の口座を開設するとき、あなたの運用口座が「源泉徴収ありの特定口座」なら、運用益が出ても確定申告の必要はありません。
年間の利益が20万円以下(所得がない方は38万円以下)の場合、一般口座でも確定申告は不要です。
理由5. NISA口座で利用できる
fund eyeは、他のロボアドバイザーのように投資一任型のサービスではないので、NISAやジュニアNISAなどの口座でも利用できます。
NISA口座で運用を行えば、運用益が全て非課税となるので、fund eyeと組み合わせて利用することで、抜群の相性を発揮します。
3. fund eyeのデメリットと注意点
fund eyeには、いくつかデメリットや注意点があります。
それは次の点です。
ポイント
- あくまでアドバイスのみ、運用は本人で!
- 積立投資には対応せず
- 手数量が不透明
- サポート体制が不十分
- plusの利用には口座開設が必要
順に見ていきましょう!
3-1. あくまでアドバイスのみ、運用は本人で!
fund eyeはあくまで投資に関するアドバイスのみを行います。実際に投資するのは投資家本人だという点を忘れないでください。
アドバイスだけ受けて何もしなかったら、結局絵に描いた餅です。
「ウェルスナビ」や「THEO」など、選定から買い付け、その後のメンテナンスまで全てを自動で行ってくれる投資一任型のロボアドバイザーもあります。実際に投資するまでが面倒だと感じる方はロボアドバイザーを検討してみてください。
3-2. 積立投資には対応せず
fund eyeは積立投資には対応していません。
積立投資とは「量(口数)」を購入していく投資方法です。積立投資を行うことにより、相場状況に一喜一憂せず、リスクを抑えた資産形成が可能となります。
積立投資を設定できる投信工房などのロボアドバイザーもあるのでデメリットです。
※SMBC日興証券の「投信つみたてプラン」を利用すれば自動で積立投資ができます。
3-3. 手数量が不透明
fund eyeが提案する投資信託の手数料は、高いものから安いものまでさまざまです。
そのため、手数料が不透明だと言えます。投資初心者は知識も乏しいを思いますので、その投資信託が本当に良いものなのか判断しにくく注意です。
目安としては、信託報酬という手数料が0.5%を超えている場合は、実際にどのような運用を行うのかをしっかり確認しておく必要があるでしょう。
3-4. サポート体制が不十分
現在、質問が行えるチャット機能が停止中です。
質問などは直接SMBC日興証券に「問い合わせ番号」を調べて聞く必要があるので、少々面倒です。
3-4. plusの利用には口座開設が必要
fund eye plusを利用するには、日興証券のダイレクトコースの利用(口座開設)が必要なので注意しましょう!
ちなみにダイレクトコースを利用することで、fund eye plusの他にも
- AI株式ポートフォリオ診断(特許取得)
- AI株価見守りサービス(特許申請中)
などの高性能ツールを利用することができます。
4. fund eyeはこんな人におすすめ!
fund eyeはロボアドバイザーによるアドバイスを聞きながら、ある程度自由に投資を行いたい投資初心者にオススメです。また、現在の運用状況を見直したい人にもオススメです。
投資の全てをロボアドバイザーに任せて、ほったらかしで資産運用ができる投資一任型のロボアドバイザー「ウェルスナビ」などと違い、自分で銘柄に投資を行う判断を行う必要があるのが少々不便だとは思います。
しかし、NISA口座で利用できたり、定期的に銘柄のメンテナンスの提案を行ってくれるのでこころ強い味方にはなってくれます。
投資信託ではないですが、AI株式ポートフォリオ診断などの高性能ツールも利用できるので、日興証券の口座も開けておくと何かと役に立ちます。
5. fund eyeを契約する前に知っておきたいこと
fund eyeで、実際に資産運用を行う前に知っておいた方がいいことをご紹介します。
5-1. 元本割れリスクはある!長期目線で資産を育てよう!
投資には、常に元本割れ(損益が出る)リスクがあります。いくら優秀なロボアドバイザーといっても、将来の相場状況を正しく判断することは至難の業です。
しかし、長期投資を行うことによってこの元本割れリスクを軽減することができます。
金融庁のレポートによると、
・5年という短期期間では損失を出した人もいた
・20年の長期保有をしていた人の中に損失が出した人がほぼいなかった
ことが示されています。
詳しい理論はこちら:金融庁も推奨する長期・分散・積立投資とは?
元本割れを防ぎたいときは、長期的な目線で投資を行うようにしましょう。
5-2. キャンペーンをチェックしよう!
fund eyeを扱うSMBC日興証券株式会社では、定期的にお得なキャンペーンを実施中です。
どのようなキャンペーンが行われているかをチェックしてお得に口座開設をしましょう。
まとめ
fund eyeを使って投資を行う際に、知っておくべきことを解説しました。
診断対象が国内の全銘柄で、他の証券会社を利用していても気軽に使える点が優秀です。
fund eyeは、投資信託で資産運用を行うなら知っておいて損はないロボアドバイザーです。
実際に、資産運用を行う際は長期的な目線を忘れないようにしましょう!
この記事が参考になったら幸いです。