未来投資戦略2018とは?国家施策の概要をわかりやすく解説します!

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「未来投資戦略2018」についてお調べ中でしょうか?

「未来投資戦略2018」は言わば、今後の国家施策です。

どのような施策なのか?どのような事業が推進されているのか気になりますよね?

「未来投資戦略2018」の内容をしっかり理解すれば、これからの日本の姿を鮮明に描けるようになり、未来に期待感が生まれます。

この記事では「未来投資戦略2018」の概要を一般の人でも理解できるうようにわかりやすく解説。

我々の記事が多くの国民に届くことを切望します。

初めに:弊サイトは「未来投資戦略2018」の内容を高く評価し、国の施策をサポート致します。

「未来投資戦略2018」の内容をご紹介する前に、恐縮ながら弊サイトのスタンスをご紹介致します。

弊サイトは「未来投資戦略2018」の内容を高く評価し、国の推進事業をコンテンツマーケティングという側面から、微力ながら貢献できるように尽力いたす所存です。

特に以下の項目にて尽力する所存です。

  • 長期・分散・積立投資の普及促進
  • 斬新なFintechサービスの普及促進
  • シェリングエコノミーサービスの普及促進
  • キャッシュレス及びそれに該当するサービスの普及促進
  • ブロックチェーン技術及びそれに該当するサービスの普及促進

上記項目は「未来投資戦略2018」だけでなく、他の官庁の資料でも見られる、国の推進事業でもあります。

このような分野を中心に情報発信を行い、国の発展に少しでも寄与できたらという思いでございます。

恐縮ながら、ご紹介に上がらせて頂きました。(マネとも!運営管理人)

それでは「未来投資戦略2018」について解説を行っていきます。

1. 「未来投資戦略2018」とは?

「未来投資戦略」とは、政府が今後の何に力を入れていくのか、その方向性をまとめたものになっています。

近年、世界が劇的に変化している中、日本もこの流れに乗り遅れないために、さまざまな領域での対策や施策が含まれています。

今年のテーマは「Society 5.0」「データ駆動型社会」への変革となっています。

まずは、根幹概念である「Society 5.0」について掘り下げてお伝えいたします。

1-1. Society5.0とは?

Society 5.0について、政府は以下のように定義しています。

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会

※引用:内閣府

従来の社会は、インターネットを通じて、私たち(現実空間)から能動的に情報(サイバー空間)にアクセスしていました。

これからは、私たちだけではなく、AIも利用することで、サイバー空間に蓄積されたデータを分析し、現実空間へ新たな価値を提供することを目指すということです。

それにより、経済発展と社会的課題解決の双方を実現した社会を「Society 5.0」と言います。

そして、現実空間とサイバー空間のデータが循環される社会を「データ駆動型社会と言います。

2. Society 5.0が実現した日本

Society 5.0はIT技術(AI・IoT・ロボット)を活用し、経済発展と社会課題解決の両立を実現した社会であることがわかりました。

では、Society 5.0が実現した日本は何が変化しているのでしょうか

政府は以下のような分野で変化が訪れると考えています。

  1. 「生活・産業」
  2. 経済活動の「糧」
  3. 「行政・インフラ」
  4. 「地域・コミュニティ・中小企業」
  5. 「人材」

それぞれどのように変化すると考えているのか、詳しく見ていきましょう。

2-1. 「生活」「産業」において

「生活・産業」においては以下のような状態の構築を目指します。

  • 次世代モビリティ・システムの構築
  • 次世代ヘルスケア・システムの構築
  • 次世代産業システムの構築

順番に詳細を見ていきましょう。

次世代モビリティ・システムの構築

高齢化・人口減少が目立つ地域や交通における課題を自動運転技術を活用することで、解決することを述べています。

今後の目標として、

  • 2020年目途に、公道での地域限定型の無人 自動運転移動サービスが開始
  • 2030年までに、地域限定型の無人自動運転 移動サービスが全国100か所以上で展開

を掲げています。

自動運転だけではなく、ドローンや自動船舶も進めるとのことです。

次世代ヘルスケア・システムの構築

高齢化により、医療需要が高まることが見込まれています。特に認知症・介護においては、急増すると考えられており、その対応を行っていきます。

また、医療サービスを提供する上で、医療データの連携(同じ患者のデータが各医療施設でバラバラに保管されている等)が不十分であることが問題視されています。

ICTを活用することでこの課題を解決し、住んでいる場所関係なく、高い質の医療サービスの提供を目指します。

次世代産業システムの構築

製造業の人手不足やモノ売りからサービス・ソリューションへの転換により、の本の最大の強みである、「物作り」の力が弱まりつつあります。

これを、企業間でのデータ連携の促進と最新技術(AI・IoT・ロボット)の導入を進めることで、革新的な製品・サービスの創出、無駄の ない最適化されたサプライチェーン、安全で生産性 の高い製造プロセスを実現します。

2-2. 経済活動の「糧」において

経済活動の「糧」においては以下のような状態の構築を目指します。

  • 次世代エネルギーを用いた環境社会の実現
  • FinTech/キャッシュレス社会の実現

順番に詳細を見ていきましょう。

次世代エネルギーを用いた環境社会の実現

温室効果ガスの排出量減少のために、脱炭素化・エネルギー転換に向けた次世代エネルギーを用いた環境社会の実現を目指します。

今までは、エネルギー供給源が大規模で数カ所だったのを、小規模で分散的に配置することで、エネルギーの効率化を実現します。また、高度なエネルギーマネジメントにより、無駄のない最適化されたエネルギー供給が可能になります。

FinTech/キャッシュレス社会の実現

現金主義であることから、消費データの蓄積が難しいことや、決済におけるコスト高の解決に向けて、FinTech/キャッシュレス社会を目指します。

民間・企業双方での金融サービスのIT化を進めることを強調しています。特に、最近はブロックチェーン技術の発展が著しく、この最新技術の導入も検討されています。

※ブロックチェーン技術とは?

「分散型台帳技術」とも言われ、取引記録を利用者全員で運用・管理する技術のことを意味します。

弊サイトも上記分野に注力

以下は未来投資戦略より抜粋した資料です。


(引用:未来投資戦略 2018 ─「Society 5.0」「データ駆動型社会」への変革 ─

上記の資料でも述べられているように弊サイトは特にFinTech分野が今後の日本を大きく躍進させるだろうと推測し、注目しています。

国の施策でも注目されているサービスの詳細記事に関してまとめましたので、ご覧ください。

2-3. 「行政・インフラ」において

「行政・インフラ」においては以下のような状態の構築を目指します。

  • デジタル・ガバメントの実現
  • 次世代インフラ・メンテナンス・システムの構築等インフラ管理の高度化
  • PPP/PFI手法の導入加速

順番に詳細を見ていきましょう。

デジタル・ガバメントの実現

国民・企業に向けた行政手続きのデジタル化が実現します。

国民に対しては、マイナンバー制度を進めることで、各種手続きの簡素化や行政データのオープン化を進めます。

企業に対しては、税金・保険も含めた、事業を行うに当たって必要になる行政手続きの簡素化・オンライン化・ワンストップ化を目指します。

これ以外に、裁判手続き・貿易における手続きにおいても、同時に進めていきます。

次世代インフラ・メンテナンス・システムの構築等インフラ管理の高度化

社会インフラの老朽化と関わる人材不足、経験に頼った業務による非効率生と専門技術の承継の難しさを課題としています。

2020年には生産性を2倍、2030年には点検・診断業務において、IT技術の導入率100%を目標として掲げています。

PPP/PFI手法の導入加速

効率的・効果的で良好 な公共サービスの実現のため、国・地方公共団体だけで運営するのではなく、民間と連携を進めます。

民間の資金・ノウハウ・ 技術能力を活用することで、財政負担を軽減しながら、 効率的で質の高い公共サービスを提供が可能になります。

※PPP/PFI手法とは?

PPP(Public Private Partnership)は公民連携と言い、公民が連携して公共サービスの提供を行うスキームを意味します。PFI(Private Finance Initiative)はその主な手法で、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う新しい手法を意味します。

参照:内閣府

2-4. 「地域・コミュニティ・中小企業」において

「地域・コミュニティ・中小企業」においては以下のような状態の構築を目指します。

  • 農林水産業全体にわたる改革とスマート農林水産業の実現
  • まちづくりと公共交通・ICT活用等の連携によるスマートシティ実現
  • 中小企業・小規模事業者の生産性革命の更なる強化
  • 観光・スポーツ・文化芸術の活性化

順番に詳細を見ていきましょう。

農林水産業全体にわたる改革とスマート農林水産業の実現

高齢化と後継者不足が深刻な農林水産業に対して、稼げる農林水産業を実現することで、若手にとって魅力的なものにします。

まちづくりと公共交通・ICT活用等の連携によるスマートシティ実現

災害対策や交通利便性向上のために、ICTを活用することで、安心・安全なスマートシティを実現します。

また、蓄積されたデータを全国の地方公共団体で活用可能にすることで、データ利活用型のまちづくりが全国に広がっています。

中小企業・小規模事業者の生産性革命の更なる強化

中小企業・小規模事業者では、アナログ業務の多さにとる生産性の低下、経営者の高齢化による事業承継、人手不足が問題視しています。

デジタル化を進め、データ活用を可能にすることで、中小企業・小規模事業者ならではの市場獲得や多様なニーズに対 応する多品種少量生産が実現します。

観光・スポーツ・文化芸術の活性化

各分野の資源の活用を高め、今まで見出されなかった価値を発掘し、雇用の創出等の地域経済が活性化されます。

2-5. 「人材」において

単純作業・反復継続作業はAI・ロボット等に肩代わりしてもらうことで、3K現場の減少が可能になります。

また、AI・ロボットの時代に対応できる教育を実施し、より自分らしいキャリアアップの選択を実現し、ライフステージやライフスタイルに合わせた働き方の選択できるようになります。

3. Society 5.0実現に向けた基盤作り

ここまで、Society 5.0の社会とその実現に向けた大まかな方向性を見てきました。しかし、その実現に向けた基盤はどのよう作っていくのでしょうか。

政府は、Society 5.0実現に必要な要素を以下に分類し、それぞれ進め方について述べています。

  1. データ駆動型社会の共通インフラの整備
  2. 大胆な規制・制度改革
  3. 海外の成長市場の取り込み

それぞれ詳しく見ていきましょう。

3-1. データ駆動型社会の共通インフラの整備

「データ駆動型社会の共通インフラの整備」の為には以下4つの要素が必要と述べています。

  • 基盤システム・技術への投資促進
  • AI時代に対応した人材育成と最適活用
  • イノベーションを生み出す大学改革と産学官連携・ベンチャー支援
  • 知的財産・標準化戦略

順に見ていきましょう。

基盤システム・技術への投資促進

Society 5.0を実現する上で、民間企業の力は欠かせません。まずは、その民間企業のデジタルインフラ環境を整備する必要があります。

特にサイバーセキュリティ対策・データ流通とその活用方法、通信環境に重点を置いています。

AI時代に対応した人材育成と最適活用

これからのAI時代を見据え、これに対応できる人材を輩出することが必要です。

そのために以下の3つの施策を推進します。

  1. AI時代に求められる人材の育成・活用
  2. 人材の最適活用に向けた労働市場改革
  3. 外国人材の活躍推進
(1)AI時代に求められる人材の育成・活用

何と言っても、国の発展を支えるのは「人」です。これから訪れる社会に対応できる人材の育成は非常に重要です。

政府としては、「AI・データを理解し、 使いこなせる力」と「AIが代替できない能力」 (課題設定・解決力等)を兼ね備えた人材の育成を重要課題をし、その育成環境の整備に取り組んできます。

小中高大一貫した理数系の能力向上が可能な教育カリキュラムや大学での実践的な育成プログラムの作成を行なっていきます。

(2)人材の最適活用に向けた労働市場改革

働き方の幅広い選択肢の拡大と主体的なキャリア形成を促進させることで、労働市場全体で人材の最適活用を図ります。

そうすることで、あらゆる人材が、自分に合った仕事で最大限のパフォーマンスを発揮して活躍できる社会を実現します。

近年でも、企業単位で採用の選択肢の幅が広がりつつありますが、国もそれを促進させることで、より個人に最適化した働き方の実現を目指します。

(3)外国人材の活躍推進

自国の人手不足に加え、国際レベルでの人材獲得競争が激化しています。Society 5.0実現において、優秀な海外の人材を獲得することで、日本経済の生産性、イノベーションションを加速させます。また、日本で働く外国人が増加するに伴い、円滑に共生できる社会を作っていきます。

大学の留学生の受け入れ方の幅を広げたり、日本の起業環境を整えることで、外国人が日本に来やすい環境を整えていきます。

イノベーションを生み出す大学改革と産学官連携・ベンチャー支援

これからの日本の成長の為には「イノベーションを生み出す大学改革と産学官連携・ベンチャー支援」が必要です。

そのために以下の2つの施策を推進します。

  1. 自律的なイノベーションエコシステムの構築
  2. ベンチャー支援強化
(1)自律的なイノベーションエコシステムの構築

政府は「今」をSociety 5.0の実現における分岐点だと考えています。このタイミングで、イノベーションを起こせるような基盤を作ることが必須だと主張しています。

そのために、イノベーションによって生まれた利益を研究開発に投資し、次のイノベーションを起こすような好循環を作り出すことを目指しています。

民間企業・大学と連携し、その基盤作りに着手していきます。

(2)ベンチャー支援強化

現在、時価総額10億ドル以上のユニコーン起業は日本では2社のみと、世界と比べて非常に少ない状態です。

国際競争に通用するユニコーン企業が生まれるために、その基盤の作成を重要視しています。

今後は国が国際競争に通用すると判断されたベンチャー企業(J-Startup企業)に集中的に投資することが考えられています。

参照:J-Startup

知的財産・標準化戦略

政府は知的財産の独占・交換・保護のみならず、データなども含めた知 的資産の利活用の重要性が増大していると考えています。

多様で個性的な知的財産を組み合わせて、新しい価値を生み出せる「価値デザイン社会」を作っていきます。

具体的には、「デザイン経営」というものを推奨しており、これにより投資家・金融機関との対話を円滑に進める方針です。

3-2. 大胆な規制・制度改革

大胆な規制・制度改革」の為には以下2つの要素が必要と述べています。

  • サンドボックス制度の活用と縦割規制からの転換/プラットフォーマー型ビジネスの台頭に対応したルール整備/競争政策の在り方
  • 投資促進・コーポレートガバナンス

順に見ていきましょう。

サンドボックス制度の活用と縦割規制からの転換/プラットフォーマー型ビジネスの台頭に対応したルール整備/競争政策の在り方

現在、新技術を用いて新しいビジネスを展開したくても、法整備が追いついておらず厳しい規制が敷かれています。それにより、適切な規制を敷くための情報も集まっていない状態です。

新技術等による実証が諸外国に先んじてスムーズに行われ、革新的な事業が創出されるために、サンドボックス制度の活用を促進していきます。

また、プラットフォーマー型ビジネスが公正で自由な競争が可能になるよう、いつでも移籍できるデータポータビリティやオープンなAPI解放含めた環境整備を進めていきます。

※サンドボックス制度とは?

現行法の規制を一時的に止めて、特区内で新技術を実証できる制度を意味します。

投資促進・コーポレートガバナンス

企業が中長期的な企業価値向上が可能になるよう、様々なステークホルダーと協働し、積極的な投資を行うことや、コーポレートガバナンス(企業統治)の改革を進めていきます。

3-3. 海外の成長市場の取り込み

Society 5.0を日本だけではなく、海外にも展開することで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指します。

そのために、民間プロジェクトの組成や企業の海外進出の支援を行っていきます。

4. 未来投資戦略2018の世間の反応

世間での未来投資2018の反応を見てみましょう。

国が注目している分野からビジネスチャンスを見分ける意見ですね。そういう意味でも有意義な戦略だと考えられます。

 

未来投資戦略2018を知って、情報感度を高める重要性を言っています。これには同感です。

 

国に任せるだけではなく、自ら行動していこうと言っていますね。国と自分自身双方で動くことで、より実現が近づいていきますよね。

未来投資戦略2018を見て、先進的な技術の情報を取り入れる重要性を言っている方が多く見られました。

特にキャッシュレス社会等のFintechの普及に対する期待が目立っています。

まとめ

それでは、未来投資戦略2018についてまとめていきます。

  • 未来投資戦略2018とは、Society 5.0実現に向けた、各分野における取り組みをまとめたもの
  • Society 5.0とは、AI・IoT・ロボットを中心としたIT技術を用いて、現実空間とサイバー空間のデータ循環型社会を意味する
  • 戦略の中身としては、各分野の取り組みである「フラッグシッププロジェクト」とその基盤の形成の取り組みに、大きく分けられる。

未来投資戦略は去年も作成され、去年と比べてより具体的になりました。国がこのように先進的な技術を積極的な取り入れようと試みているのは、非常に嬉しい所です。

今回は大まかな枠組みの理解を目的として記述しました。より詳しい内容を知りたい方は、下記の参考文献一覧をご覧ください。

国も先進的な取り組みを進めています。この国に住んでいる以上、国の政策をうまく活用することで、自分の未来も開けていくのではないでしょうか?

参考文献一覧

 

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