この記事でご紹介する書籍は、ウェルスナビ株式会社「代表取締役:柴山和久」著『これからの投資の思考法』です。
これから資産運用を始めようとして、本書の購入を考えているのではないでしょうか?
結論を言いますと、本書はオススメだと断言できます。販売当初から大きな反響を呼んでいるのもポイントです。
【都内5書店のビジネス書ランキングで1位】CEO柴山の著書『元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法』が、紀伊國屋書店 大手町ビル店、啓文堂書店 渋谷店、三省堂書店 東京駅一番街店・有楽町店、丸善 日本橋店の「週間ベストセラー」ビジネス書部門で1位となりました。 pic.twitter.com/96KXiScpgQ
— WealthNavi(ウェルスナビ) (@WealthNavi) 2018年11月29日
柴山和久という人間が持つ思想を余すことなく伝える至高の一冊!
あなたが人生において「お金についての正しい知識」や「お金との接し方」を知りたいのなら必読です。
この記事では、本書の内容と筆者が個人的に感情を揺さぶられた箇所をご紹介。
興味があったら、その手にとって読んでみることをオススメします。
1. 本書の総評
【CEO柴山が『元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法』を出版】なぜこれまで日本に「長期・積立・分散」の資産運用が根付いてこなかったのかを柴山なりにまとめています。詳しくはこちら→https://t.co/2ABpFqwJcU ※Amazonのサイトに遷移します pic.twitter.com/LrWO5KtWBY
— WealthNavi(ウェルスナビ) (@WealthNavi) 2018年11月15日
『これからの投資の思考法』はタイトル通り、資産運用を始めようと思っている方や、現在の資産運用方法に不安がある人向けに「どのような資産運用方法が良いのか」を解説しています。
本書は「資産運用を行う全ての人」にとって、心強い味方となるでしょう。
初心者向けにわかりやすく書かれており、投資についての知識がない人でも理解しやすいです。
もちろん、投資について知識がある人にとってもオススメです(筆者もどちらかと言えば、投資に詳しい部類に入ります)。本書から新しい気づきを得られることでしょう。
2〜3時間もあればスラスラと読めてしまうのも良い点です。
また、重要な箇所は「全て太い黒文字」で書かれています。そのため、太い黒字の部分だけを読み返しても、本書の内容をおさらいできるのもおすすめポイントです。
2. 本書の内容を3つのポイントで解説!
本書の内容には、大きく分けて3つのポイントがあります。
- 長期・分散・積立投資の解説
- 柴山和久という人間の思想
- お金と本質的に向き合うきっかけとなる!
順に解説していきます。
ポイント1. 長期・分散・積立投資の解説
時間を味方につけて資産運用をするには、なるべく早く始め、長く続けることが大切です。若くから始めていれば、より長い時間を味方にできるので資産運用に成功しやすくなります。
アメリカ人... #NewsPicks https://t.co/7NLoSSGvsO
— Kazuhisa Shibayama (@Kazu_Shibayama) 2018年11月25日
投資の王道である「長期・分散・積立投資」がなぜ日本人に適しているのか?その理論について、とても分かりやすく徹底的に解説しています。
本書を読めば、なぜ「長期・分散・積立投資」を行うべきか分かります。
第4章「正しく資産運用するための6つのステップ(P.84〜)」という見出しでは、どのような順序で「長期・分散・積立投資」を実践すれば良いのかも丁寧に解説。
また、「資産運用をどう終えるか(P.117〜)」という見出しでは、投資で重要な出口に関するアドバイスも行っています。投資の出口に関して解説している本はマレなので、とても参考になります。
さらに、第5章「人間の脳は資産運用に向いていない(P.122〜)」では、「長期・分散・積立投資」を継続するために必要な「感情の制御」についても徹底的に解説しています。
まさに本書は、「長期・分散・積立投資」における最強の教科書と言えるのです。
ポイント2. 柴山和久という人間の思想
番外編:『元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法』|FinTechに詳しくなるノート|note(ノート) https://t.co/B55uVY7gV7
— Kazuhisa Shibayama (@Kazu_Shibayama) 2018年11月21日
本書では、著者「柴山和久」という人間の思想を徹底的に理解することができます。
- ロボアドバイザー「ウェルスナビ」起業のバックグランドは?
- 日本人のお金に対する向き合い方をどのように変えたいのか?
何ごとも、行動を起こして継続するためには、大きなバックグランドと「自分はどんなことを成し遂げたいのか」という思想が重要です。
本書は、柴山和久という人間が持つ思想をとても忠実に表現できているなと感じました。
一般的に投資本となると、そのノウハウなどの記載のみで思想までは伝わってこないケースが多いです。
しかし、本書は違います。一文字一文字が生きており、魂を持っています。思いの伝わる文章で、とても素晴らしいと思いました。
彼の思いは多くの日本人に届き、行動意欲に発破をかけることでしょう。
ポイント3. お金と本質的に向き合うきっかけとなる!
あなたは、お金とどのように向き合っているのでしょうか?
お金と真剣に向き合うことは、自分の人生と真剣に向きうことでもある
(引用:柴山和久著『これからの投資の思考法』P.X)
本書は、お金としっかり向き合うきっかけの一冊となることでしょう。
今後、日本は少子高齢化が進み、年金額支給もさらに少なくなると言われています。そのため、将来に対してぼんやりとした不安を抱えているかもしれませんね。
今の日本では、誰でもお金と真剣に向き合わなくてはならない環境となりつつあるのです。
本書では、日本人の歴史から見る背景や考え方に触れることで、今まで以上にお金と忠実に向き合えるようになります。
3. 筆者が心動かされた記述
本書を読んでいて、この記述は良いなぁと感じた箇所がたくさんありました。
その中で、とくにお伝えしたい箇所を3点をピックアップしたのでご紹介しますの。
グッときたポイント①
投資が趣味というわけでもない限り、富裕層は資産運用をプロにでも任せてしまいます。仕事にあてたり家族と過ごすなど、もっと大切なことに自分の時間を使うべきだと考えるからです。
(引用:柴山和久著『これからの投資の思考法』P.146)
ハッとするような衝撃を受けた文です。
著者の柴山さんが手がけるサービス「ウェルスナビ」は、投資を全てアルゴリズムに一任できる投資委任サービス(ロボアドバイザー投資)です。
「なぜ柴山さんがロボアドバイザーサービスを展開しているのか」この一文ではっきり分かります。
柴山さんは創業当初より「富裕層向けのサービスを一般の人にも!」とおっしゃっていたのですが、私はこの意味がいまいち理解できていませんでした。というのも、富裕層の思考が分からなかったからです。
私は、「富裕層は持っている大きな資産をより増やすために、プライベートバンクを利用している」と考えていました。
しかし、それは誤りだったのです。彼らはお金ではなく、時間を買っていたのだと気づかされました。
こう考えると、ロボアドバイザーが社会に果たす役割がはっきりと見えてきます。
ロボアドバイザーは、人生という有限である大切な時間において、「お金に関する時間を私たちから買い、代わりにより幸せな時間の選択肢を与えてくれるサービス」なのだと!
ロボアドバイザーの素晴らしさを再認識できた記述でした。
資産運用サービスの本質は、ここにあったのです!
グッときたポイント②
富を奪い合うのではなく、世界経済の成長がもたらすパイを分け合う資産運用なら、投資した人が皆、豊かになることもできます。(引用:柴山和久著『これからの投資の思考法』P.72)
多くの日本人が投資と聞くと、勝ち負けの世界を思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、実は全員が幸せになれる投資方法があります。それこそ「長期」「分散」「積立投資」です。
日本人の投資に関する考えを、真っ向から反転させる記述でした。
「長期」「分散」「積立投資」について理解すればするほど、「もっと早くに知っていれば・・・」と思うことでしょう!
グッときたポイント③
多少の投資教育によって全ての人に投資を正確に理解してもらおうという試みは、現実的ではないうように思います。(引用:柴山和久著『これからの投資の思考法』P.126)
投資の勉強は、基本的に面倒です。また、正しい投資理論は、全ての人が完璧に理解できるわけではありません。
実際に、著者の柴山さんもこの理論にたどり着くために、多くの失敗をくり返しています(本書に記述)し、私も投資に関する書籍を何冊も買いあさって、ようやくたどり着いた結論です。
より早く、手間隙かけず、正しい投資方法にたどり着ける方法が「ロボアドバイザー投資」です。
ロボアドバイザー投資では、投資家は何もする必要はありません。全てを正しい投資方法でお任せできます。
柴山さんがウェルスナビを創業した理由も、ここから伺い知ることができます。
「このようなポイントもしっかり抑えているのは流石だなぁ」と感心するばかりです。
4. 本書の口コミ一覧
Amazonから、本書に関する口コミを抜粋しましたので参考にしてください。
いわゆる「自分はこうやって資産○億を作ったぜ!」というようなテクニック本では全くなく、老後を安心して過ごすために、どのように資産形成すれば良いのかということを、非常にわかりやすく書かれています。
20代から50代くらいまで、幅広くためになる内容だと思い、家族はもちろん、若手社員にも薦めたいなと...。
また、著者自身の投資失敗事例?についても触れられているため、「財務省、ハーバード、マッキンゼー」のような華麗な経歴の人でも、投資では自分たちと同じような失敗をしているのか…!」と安心して読み進めることができます。
個人的にはウェルスナビ創業のエピソードにも胸を打たれました。私自身、起業家した当初は本当にお金がなかったので、「フラペチーノ事件」のくだりはとても共感できます…
今日の昼頃にAmazonから届いて、一気読みしてしまいました。(気づけば外が暗くなっている!)
正直、「もっと早く読みたかった!」というくらい良い本です。
(引用:Amazonカスタマーレビュー)
一気に読みました。素晴らしい本だと思いました。
【1. 面白くて、ためになる】
金融の世界の近くで仕事している私にとっても、改めてそうだったのか、とか、最新の理論はそうなっているのか、と思わされる事が多くありました。
初心者からある程度よく知っている人まで、広い層にとってためになるように思われます。【2. わかりやすいのに、勉強になる】
投資の素人だった筆者が、どのような苦労や失敗をし、どのような学びのプロセスがあったのか、わかりやすく示しています。その、説明の順序や入り方が、筆者と一緒に失敗しているような体験がビビッドにできるので、一段一段、わかりやすく、かつ親身になれました。また、”長期、積立、分散”という基本理念を何度も染み込ませてくれるので、そこも大変役に立ちました【3. 熱い想いが伝わる】
筆者がどうやって起業への想いを育んでいったのか。どう、情報格差による不均衡を均し、実直に働いている筆者の両親のような人間が、お金によって起きる将来の不安から自由になってもらえるのか。
それを通じて世の中の多くの人を幸せにしたいのか、という事が丁寧に説明されています。
ただの投資ノウハウ本を超えた、いわゆる”エリート”がどう社会に貢献できるか何度も蹉跌を味わった後に生まれ変わっていく、青春の本のようにも思えました。タイトルだけ読むと、一見どこにでもあるようなノウハウ本に見えますが、本当に素晴らしい内容だと思いました。自信を持ってオススメします。
(引用:Amazonカスタマーレビュー)
過剰に不安を煽るわけでもなく、上から目線で自分が提供するサービスの凄さを自慢するわけでもなく、筆者自身の失敗談を交えて展開される「投資の思考法」は多くの人の心に響くのではないでしょうか。
大暴落時は投資のプロさえ過ちを犯す中、投資初心者が生き延びる方法が「何もしない」だと気付ける人はどの程度いるのでしょうか。それに気付いていたとしてその考えを維持し続けられる人はさらに減りそうです。
そう考えると長期積立分散が大半の人にとって最適な投資手法なんでしょうね。もしかしてもしかすると筆者の事業は本当にインフラになってしまうのかもしれません。
(引用:Amazonカスタマーレビュー)
ロボアドバイザー「ウェルスナビ」は、まさに今の日本に必要とされているサービスです。
レビューのように、日本のインフラとなる日も近いでしょう
まとめ
ついに「長期」「分散」「積立投資」の教科書と呼べる本が登場したのではないでしょうか?
投資理論、そして感情の問題、資産運用の本質、筆者の熱い思い。
これらを網羅している本は、ほとんど存在しません。
まさに今という時代にふさわしい一冊です!
ぜひ、その手にとって読んでみてはいかがでしょうか?
この記事が参考になったのなら幸いです。
<補足>
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ウェルナビについて、もっとよく知りたい方は下記記事を参考にしてください。