LINE証券で投資をやってみたいけれど、どうしたらいいかわからないですよね。日中は働いているため投資している時間がない、なにから始めてよいのかわからないということもあるでしょう。
LINE証券は、コミュニケーションアプリ「LINE」と「野村ホールディングス」が共同で開発した証券サービス。普段から利用しているLINEで手軽に始められて、比較的簡単に投資ができるので、忙しいビジネスマンや投資初心者におすすめです。
この記事では、LINE証券の6つの特徴や利用する際の注意点などを紹介します。また、口座開設や入金方法、LINE証券で実施しているキャンペーンについても説明していきます。自分にあった投資サービスかどうか判断できるので、投資を始めるきっかけになれば幸いです。
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目次
1. LINE証券とは【基本情報】
LINE証券とは、コミュニケーションアプリ「LINE」と「野村ホールディングス(野村證券の親会社)」が共同で開発した、LINEでできる投資サービスのことです。
なにか専用のアプリをダウンロードする必要はなく、スマホ1台で手軽に始められます。
また、LINEポイントやLINE Payを使って株の購入をしたり、最低100円から投資が始められたりするというのも、LINE証券の特徴です。
以上が、LINE証券の基本情報です。では、そんなLINE証券の特徴を6つ紹介していきます。
<LINE証券の概要>
運営会社 | LINE証券株式会社 野村ホールディングス株式会社 |
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取扱銘柄 | ・株式 ・国内ETF ・投資信託 |
最小投資金額 | ・株式、国内ETF:1株〜 ・投資信託:100円〜 |
約定 | 即時約定 |
手数料 | 取引手数料無料 ※ただし、スプレッドコストあり |
注文方法 | 成行注文 |
特徴 | ・LINEポイントで投資ができる ・LINE Payから入金 やLINEポイントから入金 |
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2. LINE証券の6つの特徴
LINE証券の基本情報を述べましたが、LINE証券にはどのような特徴があるのでしょうか。
以下の6つの特徴について説明します。
6つの特徴
- 特徴1.LINEアプリで利用可能
- 特徴2.最低100円から投資できる
- 特徴3.夜21時まで取引ができる
- 特徴4.LINE Payで買付ができる
- 特徴5.LINEポイントで買付ができる
- 特徴6.スマホ1台あれば口座開設可能
特徴1.LINEアプリで利用可能
LINE証券の最大の特徴は、普段使っているLINEアプリで投資が可能ということです。
LINE証券は、口座開設したのち、アプリ内の「ウォレット」→「証券」を選択するとすぐに始められます。そのため、取引に必要な専用アプリを新たにダウンロードしたりする必要はありません。
また、取引はもちろんですが出入金もLINEアプリを通してできるので、スマホ1台で手軽に始められます。このような「手軽さ」「始めやすさ」がLINE証券の特徴と言えるでしょう。
特徴2.最低100円から投資できる
LINE証券2つ目の特徴は、最低100円から投資ができることです。
「投資」と聞くと投資資金が何十万円も必要なイメージがあるかもしれません。しかし、LINE証券の場合は「1株」購入が可能です。
一般的な投資では、単元株(100株で1つ)を購入しなければいけないので、何十万円といった投資資金が必要になります。
しかし、LINE証券の場合は、1株何百円という金額なので最低100円から購入でき、投資が始められるのです。
最低100円から購入できますが、投資をする際には手数料に注意する必要があります。
金融商品の売買に手数料がかかるのは当然ですが、LINE証券の取引手数料は無料です。しかし、完全に「0」というわけではありません。
LINE証券では「スプレッド」というものが採用されています。「スプレッド」とは、LINE証券が市場価格や取引時間に応じて、各銘柄ごとに設定したコストのことです。
さらに、スプレッドは銘柄や時間帯によっても変わってくるので、取引の際は注意しましょう。
特徴3.夜21時まで取引ができる
LINE証券の特徴3つ目は、夜21時までの取引(PTS取引)ができる点です。
日本株やETFの本来の取引時間は以下のように、2つの時間帯のみとなっています。
- 9:00〜11:30
- 12:30〜15:00
東京証券取引所が開いているのがこの時間のみのため、どうしても時間帯が限られてきます。しかし、LINE証券では、4つの時間帯が設けられています。
- 9:00〜11:20
- 11:30〜12:20
- 12:30〜14:50
- 17:00〜21:00
このような時間帯が可能な理由は、LINE証券が証券取引所ではなく「相対取引」を採用しているからです。
「相対取引」とは、開業時よりサービス提供している315銘柄の株取引(相対取引)は、1株単位から単元株も含んでの取引が可能というものです。(注1)
これにより、証券取引所が閉じたあとも、即時注文・約定が可能になっているのです。
夜21時まで取引ができるので、日中働いている人でも仕事が終わった後に取引ができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
特徴4.LINE Payで買付ができる
LINE証券の4つ目の特徴は、LINE Payから買付ができることです。
LINE Payを普段から使っている人は、LINE Pay残高あるいは、紐づいている銀行口座から入金や購入ができます。株の売却から現金化に時間がかかる証券会社も多いので、簡単に出入金でき、手数料もかからないのは大きなメリットです。
特徴5.LINEポイントで買付ができる
LINE証券の5つ目の特徴は、LINEポイントでも買付ができる点です。
LINE Payだけでなく、貯まったLINEポイントでも購入が可能です。1ポイント=1円として証券口座に入金ができ、ポイントがたくさん貯まっている人はポイントだけで完結します。
普段の買い物などで、ポイントが貯まっている人は、ぜひLINE証券を始めてみましょう。
特徴6.スマホ1台あれば口座開設可能
LINE証券6つ目の特徴は、スマホ1台あれば口座開設可能な点です。
一般的に投資サービスを利用するには、専用の口座を開設する必要があります。また、複雑で時間がかかる手続きをしなければいけません。
しかし、LINE証券はスマホ1台と本人確認書類、マイナンバーカードの3つが手元にあれば、簡単に開設手続きができます。郵送での書類のやりとりがなく、オンライン上で完結するのは手間がなくて、嬉しいですね。
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3. LINE証券の口座開設方法
ここまで、LINE証券の特徴を述べてきましたが、口座開設方法について紹介していきます。
以下のような手順で説明します。
- お客様情報の入力
- 電話番号の認証(SMS認証)
- 本人確認書類の登録
- 暗証番号の設定
- 口座開設完了
LINE証券を始めるには、LINEアカウントを持っていることが前提なので注意してください。
お客様情報の入力
事前に以下の2つを準備しておきましょう。
- 運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類
- LINE証券の公式サイトの「口座無料開設」にある利用規約を読み、国籍や年齢に関する必要事項を入力
事前準備ができたら、氏名や住所、生年月日などのお客様情報の入力をします。間違っていないか確認ができたら「確定する」ボタンを押して次のステップへ進みましょう。
電話番号の認証(SMS認証)
お客様情報を入力したら、電話番号の認証をしましょう。
電話番号の登録をすると、LINE証券からSMS(ショートメール)が送られてくるので、4桁の番号を入力します。
本人確認書類の登録
電話番号の認証が終わったら、本人確認書類の登録をします。
本人確認書類の組み合わせとして、以下のとおりです。
- マイナンバー通知カード+運転免許証
- マイナンバー個人番号カード
- マイナンバー入りの住民票の写し+運転免許証
- マイナンバー入りの住民票の写し+健康保険証
組みあわせを選択したら、マイナンバーカードの番号入力と、マイナンバーカードの撮影およびアップロードをします。文字や顔写真がはっきり見えるように、綺麗に撮影しましょう。
また、LINE証券のマイナンバー提出に関して、独自のパスワードが設定されているので安全性に問題はありません。
オンライン上で本人確認が可能な「かんたん本人確認のご案内」もありますので、こちらも済ませておきましょう。
暗証番号の設定
本人確認書類のアップロードが完了したら、暗証番号を設定しましょう。
6桁の暗証番号は取引時などに利用するので大切に保管してください。また、注文時に取引暗証番号の入力を省略するかどうか決めることができます。
口座開設完了
すべての入力や登録が完了したら「口座開設を受け付けました。」と表示されます。
LINE証券にて審査後、取引開始手続きの案内がLINE証券アカウントに届きますので、メッセージを確認したら、口座開設は完了です。取引もすぐに始められます。
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4. LINE証券への入金や株を売却するやり方
ここまで、口座開設の方法を説明してきました。口座開設をしたら、実際に取引をしてみましょう。
以下の順番で、LINE証券への入金方法や株を売却するやり方について解説していきます。
- 開設した口座へ入金
- 銘柄を選ぶ
- 購入希望数を決めて購入する
LINE Payやクイック入金、LINEポイントなどについても説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
(1)開設した口座へ入金
まずは、開設した口座に入金してみましょう。
証券口座への入金方法は以下の3つです。
- LINE Pay残高/LINEポイント
- LINE Payに紐づいている銀行口座
- 提携金融機関のインターネットバンキングからの即時入金(クイック入金)
いずれも即時入金で手数料はかかりません。しかし、クイック入金の場合は、各金融機関によって手数料が異なります。
LINEアプリの「ウォレット」から「LINE証券」を選択し、LINE証券のトップ画面が表示されたら右下にある「・・・」をクリック。
メニュー画面上部の「入金」を選択すると、「LINE Pay入金」または「銀行振込」を切り替えることができますので、希望の入金方法を選んでください。
LINE Pay入金の場合は、入金金額を入力するとLINE Payが起動します。LINEポイントを選択した場合は、1ポイント=1円として利用できますよ。
(2)銘柄を選ぶ
口座を開設し入金したら、銘柄を選んでみましょう。
買いたい株を探す方法は以下のような4つの方法が挙げられます。
- 3,000円以下で買えるものから探す
- 前日の値上がり率から探す
- お気に入りの数が多い銘柄から探す
- 業種から探す
また、カテゴリーの下部にある「検索」から銘柄や銘柄コードを絞り込んで探すことも可能です。
銘柄をタップするとその銘柄の詳細情報を確認することもできますので、購入前に見ておきましょう。
(3)購入希望数を決めて購入する
銘柄を決めたら、購入希望数を決めて購入してみましょう。
買いたい銘柄を選択し、銘柄詳細画面の下部にある「買う」をタップすると、買付画面に切り替わります。購入希望数量を入力しもう一度「買う」ボタンをタップ。
「〇〇円で〇株を買う」と表示されますので、その部分にある「もう一度押して確定する」をタップしましょう。
「購入が完了しました。」と表示され、売却も同じ手順でおこなえます。
また、信用取引と呼ばれる、証券会社から株を借りて売る(空売り)もスタートしています。これを利用することで、、下落した市場でも利益を得ることが可能です。
5. LINE証券の5つの注意点
ここまで、口座開設や入金方法、購入方法などを説明しましたが、LINE証券を利用する際の注意点も紹介していきます。
実際に、LINE証券を始める前に、以下の5つの注意点を確認しておきましょう。
5つの注意点
- 注意点①:約定された注文をキャンセルできない
- 注意点②:スマホ以外では取引できない
- 注意点③:取引コストがかかる
- 注意点④:値段を指定できない「成行注文」のみ
- 注意点④:取り扱い銘柄が少ない
メリットだけでなく、注意点も確認することで、安心して利用できるでしょう。
約定された注文をキャンセルできない
LINE証券は、即時注文・約定となっているので、売買がスムーズです。
しかし、注文した金融商品をキャンセルすることはできません。もし、別の商品と間違って注文してしまった場合は、再注文となります。
損益にも繋がりますので、注文をキャンセルできない点は確認しておきましょう。
スマホ以外では取引できない
LINE証券は、スマホのLINEアプリ内でおこなう投資なので、パソコンやタブレットからは取引できません。
パソコンなどでもLINEを使用することはできますが、LINE証券は未対応となっていますので、気を付けてくださいね。
取引コストがかかる
LINE証券の取引手数料は無料ですが「スプレッド」というものを採用しています。
「スプレッド」とは、LINE証券が市場価格や取引時間に応じて、各銘柄ごとに設定しているコストのことです。
このコストが購入金額に上乗せされてしまうため、本来の市場価格よりも高く購入し、売却する際も安く売ることになります。そのため、売買するほど取引コストがかかってしまいます。
たとえば、スプレッドが0.1%で市場価格1,000円だとすると、購入金額は1,005円、売却価格は995円となります。
取引コストは、銘柄や時間帯によって異なりますのでご注意ください。
グループA~グループDに属する銘柄は「LINE証券公式サイト」から確認してみてください。
LINE証券は、1株から手軽に投資できるメリットもありますが、取引回数が多くなると大きな損失になる場合もあるので、注意しましょう。
値段を指定できない「成行注文」のみ
一般的な投資には、値段を指定できる注文方法があります。
しかし、LINE証券は売買をおこなう際の値段指定はできないため「成行注文」のみとなっています。
「成行注文」とは、売買を行うときに、値段を指定せずに注文することです。(注2)
自分が希望した価格での購入はできませんので、注意しましょう。
取り扱い銘柄が少ない
LINE証券が取り扱っている銘柄は、一般的な証券会社と比べると少ないですが、徐々に増えています。
初心者でも手軽に始めやすいように銘柄が限定されていますが、大型株や中小型株など、1,000銘柄以上を取り扱っています。
銘柄選びが難しいという初心者にはデメリットにはなりませんが、投資に詳しい人や自分でもっと銘柄を選びたい人は、少ないと感じるかもしれません。
6. LINE証券がおすすめな人
ここまで、LINE証券の特徴や注意点などを説明してきました。
では、LINE証券はどのような人におすすめできるのでしょうか。
LINE証券がおすすめな人は、以下のとおりです。
LINE証券がおすすめな人
- 投資をやったことがないビジネスマン
- 少額投資を始めたい人
- 普段からLINEやLINE Pay、LINEポイントを使っている人
特徴の部分で述べたように、LINE証券は夜21時まで取引(PTS取引)が可能です。そのため、日中働いていて忙しいから投資をする時間がないビジネスマンには、おすすめの投資サービスです。
普段から使っているLINEアプリを使用し手軽に始められるので、お昼休憩や仕事が終わった後でも取引することができます。
また、最低投資額が100円からなので、投資資金が少ない人や、少額からの投資を始めたい人にもおすすめです。
LINE PayやLINEポイントを使った購入ができるので、ポイントの使い道がなく貯まっている人はLINEでの投資を始めてみるのもよいでしょう。
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LINE証券がおすすめできない人
では、LINE証券がおすすめできない人は、どのような人なのでしょうか。
LINE証券がおすすめできない人は、以下のとおりです。
LINE証券がおすすめできない人
- 希望価格を自分で決めたい人
- LINEを使っていない人
注意点の部分でも述べたように、LINE証券は値段を指定できない「成行注文」のみとなっています。そのため、自分で希望価格を決めたい人は、LINE証券は選択肢に入らないかもしれません。
また、LINE証券はLINEアプリを利用します。そのため、普段からLINEを使っていない人は、LINE投資という選択肢は難しいでしょう。
LINE証券にメリットを感じないと思った場合は、少額から始められる投資サービスもあるので、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
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- ステップ1:LINE証券のキャンペーンページへアクセスし、エントリーする
- ステップ2:まずは口座開設をする
- ステップ3:口座開設通知が来たらログイン
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※口座開設の翌月末前日までに解答が必要
1問正解すると2株、2問正解すると3株分の購入代金を獲得することができ、銘柄は好きなものを選ぶことができます。
LINE証券2周年記念キャンペーン |
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LINE証券 |
2021年9月30日(木) |
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まとめ:LINE証券のやり方は手軽で初心者におすすめ
この記事では、LINE証券の特徴や入金方法、口座開設の方法を解説してきました。
LINE証券は、普段から使っているLINEで少額から投資を始められるので初心者におすすめの投資サービスです。
仕事で忙しく時間がなくても、取引時間が夜21時までと長いのがメリットです。また、即時注文、即日約定なので、初心者にもわかりやすく始めやすいのも嬉しいですね。
LINEアプリを使って手軽に投資ができるので、LINE証券はおすすめです。ぜひLINE証券で投資を始めてみましょう。
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評判はどう?LINE(ライン)証券の口コミから分かったデメリットやメリットを解説!
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出典:
注1 手数料は業界最低水準!LINE証券でもスタートする「取引所取引」|LINE証券公式|note
注2 成行注文│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券