この記事では、merpay(メルペイ)の使い方について徹底解説します。
初心者の方でも理解できるように図解でわかりやくすく説明していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
メルペイそのものについては「メルカリ売上金がコンビニで使えるメルペイとは?メリットからおすすめの人まで解説!」で解説していますので、メルペイがどんなサービスなのか知りたい方は、コチラを参照ください。
目次
はじめに:メルペイの使い方ガイドライン
メルペイの使い方は、大きく7つに分けられます。
気になる項目だけ見たいという方は、その項目をタップすると移動できます。
使い方①:初期設定をしよう
メルペイはメルカリをダウンロードしただけでは利用できません。
以下の初期設定を行う必要があります。
- iD設定
- 本人確認設定
iD設定だけでもメルペイは利用できるようになりますが、本人確認設定も行うことでメルペイの機能をフル活用できます。
本人確認設定と利用可能機能の表
本人確認 | iD払い | お支払い元 | 売上金有効 | 出金 | キャンペーン参加 |
あり | 可能 |
・メルペイ残高 |
なし |
・期限なし |
可能 |
なし | 可能 | ポイント | 90日※ |
・有効期限90日 |
不可能 |
※過ぎると登録銀行口座へ自動出金
本人確認せずにメルペイを利用する場合、下記のデメリットがあることを押さえておいてください。
- メルカリ売上金で専用ポイントを購入しないといけない
- 売上金に有効期限があるので、定期的に出金かポイント購入をする必要がある
- メルペイのキャンペーンに参加できない
したがってメルペイを最大限に活用するには、iD設定に止まらず本人確認設定も行いましょう。
以上を踏まえて、初期設定の方法を解説していきますね。
(1)iD設定
画面下の「メルペイ」から「iD」をタップ。そのまま設定の手続きが始まります。
画面の指示に従って、1分ほどで完了します。
完了後、Androidならおサイフケータイ、iPhoneならApple Payに登録されています。
(2)本人確認設定
本人確認設定は以下の2種類から選択します。
- 銀行口座
- かんたん本人確認
銀行口座
銀行口座で本人確認を行えば、銀行口座からメルペイ残高へチャージもできるのでおすすめです。
メルペイ画面の「銀行チャージ」から「銀行口座を登録」するをタップ。
登録したい銀行を一覧から選択し、お支払い時のパスコードを設定します。
その後は各銀行サイトに移動するので、画面の指示に従って手続きを進めましょう。銀行によって必要な情報が異なります。
無事に手続きが完了すれば、売上金が自動で残高にチャージされ、銀行口座からのチャージもできるようになります。
かんたん本人確認
かんたん本人確認は運転免許証で手続きが行えますが、少々時間と手間がかかります。
また残高チャージは売上金のみで、銀行口座からチャージはできません。
詳しい手続き方法は、公式サイトの「アプリでかんたん本人確認とは?」で図解を交えて解説されています。
こちらの方法で本人確認をしたい場合は、まず公式サイトのページを確認してみてくださいね。
使い方②:お支払い元を設定しよう
一番抑えるべき支払いの方法について解説します。
メルペイで使えるお支払い元は以下の3つ。
- メルペイ残高
- メルペイスマート払い
- 専用ポイント
本人確認まで手続きが完了すれば、「メルペイ残高」と「メルペイスマート払い」が利用できます。
未完了の場合は売上金でポイント購入しないとお支払いはできません。
今回は本人確認が完了した前提で解説していきますね。
(1)メルペイ残高へチャージ
メルペイ残高は事前にチャージして利用します。
チャージ元は2種類以下の通り。
- メルカリ売上金
- 銀行口座
メルカリ売上金
本人確認が完了している場合、メルカリ売上金は自動的にメルペイ残高へチャージされます。
利用期限もなくなるので、安心して使えます。
メルカリ内の商品も購入は、今までは売上金からポイントを購入する必要がありましが、直接メルペイ残高から購入できます。
銀行口座
銀行口座で本人確認を済ませている場合は、その口座からチャージもできます。
チャージ方法は、メルペイ画面上部の「チャージ」からお好きな金額を設定するだけです(1,000円以上1円単位でチャージ可能)。
(2)メルペイスマート払いで翌月まとめて支払い
メルペイスマート払いとは、当月メルペイで支払った金額を翌月にまとめてお支払いできる方法です。
事前に予算を決めて利用するので
- 「使いすぎを防ぎたい!」
- 「毎回チャージして支払うのが面倒…」
- 「今月厳しいから、翌月まとめて支払いたいなぁ」
このような方にとって便利なお支払い方法です。
ただし本人確認手続きが完了していることが条件であることに注意しましょう。
お支払い元の設定方法
メルペイ画面下部の「翌月まとめて清算メルペイスマート払い」をから「設定をはじめる」をタップ。
本人確認で設定したパスコードを入力し、あとはお好きな金額(最低1,000円から)を設定すれば完了です。
もし金額を変更したい場合は、「メルペイ設定」から「メルペイスマート払い利用上限金額」でいつでも変更できます。
メルペイ残高でのお支払いに切り替えたい場合は、メルペイ画面右上で1タップするだけで済みます。
ご自身のお財布事情に合わせてお支払いを切り替えられるのは嬉しいですね。
清算方法
当月利用した分の清算は翌月いつでも行えます。
清算方法は以下の3つから選択します。
- 残高払い
- コンビニ/ATM
- 銀行口座口座振替
清算可能な日にちになると通知が来ますので、可能な限りスグに清算しましょう。
(3)専用ポイント
ポイントは主にキャンペーンの特典でもらえます。
メルペイ残高払いに設定している場合、自動的に優先して支払われます。
メルペイスマート払いで利用したい場合は、お支払い方法の選択の際に「残高払い」を選び「ポイントを利用する」を選択しましょう。
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使い方③:お支払い方法を理解しよう
メルペイで使えるお支払い方法は以下の4つ利用できます。
- iD払い
- コード払い
- ネットショップ
- Apple Pay(iPhoneのみ)
順に解説しますね。
(1)iD払い
メルペイにおけるメインのお支払い方法です。
全国のiD加盟店ならどこでも利用できます。
お店のスタップに「iDで」と伝え、専用のリーダーにかざすだけでお支払い完了。
煩わしい手続きは一切ありません。
一般的なスマホ決済アプリだと、アプリを起動し、お支払い画面を開き…と、何かと操作が面倒ですよね。
しかしiDならほぼ操作なしでお支払いが完了するので、とても手軽です。
(2)コード払い
iDが使えないお店の場合は、コード払いを利用しましょう。
メルペイ 画面上部のQRコードのマークをタップすれば、すぐにお支払い画面が開きます。
あとはお店のスタッフに読み取ってもらうか、レジに設置してあるQRコードを読み取ってお支払いを完了です。
(3)ネットショップ
一部のネットショップでもメルペイは利用できます。
お支払い方法の選択でメルペイを選択するだけ。
ただしメルカリアプリで手続きを行うので、スマホでネットショッピングする場合のみ利用できます。
パソコンでネットショッピングする場合は利用できないので注意しましょう。
(4)Apple Pay(iPhoneのみ)
iPhoneの場合、メルペイiD払いはwalletアプリに登録するので、Apple Payが使えるネットショップやアプリでもメルペイは利用できます。
Apple Payが使える代表例は、何と言ってもSuica。
メルカリの売上金をSuicaにチャージして、交通費として利用できますよ。
もちろんApple Watchからのお支払いも対応してます。
使い方④:クーポンでお得にお買い物しよう
メルペイは独自のクーポンを配布しています。
メルペイ画面中央に、現在利用できるクーポンが表示されているので、使いたいクーポンをタップ。
「クーポンを使う」から、画面中央をスワイプするとクーポン用のバーコードが表示されます。
一度バーコードを表示してしまうと、24時間以内に使わないといけないので、必ずレジで表示させましょう。
またクーポンの中には抽選で当たるものもあります。全てのクーポンが利用できる訳ではないので注意しましょう。
使い方⑤:履歴でお支払い管理しよう
「今月使い過ぎたかな…?」と不安を感じた時は履歴機能を使いましょう。
メルペイはそれぞれのお支払い方法毎に履歴を確認できます。
メルペイスマート払いの場合は、画面右上で過去の利用履歴が確認できます。
使い方⑥:セキュリティ対策をしよう
「スマホ決済はセキュリティが不安…」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
2018年末のPayPayや2019年夏の7payで発生した不正利用事件から、不安に感じると思います。ただこれらの不正利用は、あくまでクレジットカードの不正利用でした。
まず前提として、メルペイではクレジットカードを登録する訳ではないので、クレジットカードが不正利用されるリスクはありません。
さらに今までフリマアプリを運営してきた経験から、以下のようなセキュリティ対策を敷いてくれています。
- アプリ内パスコード
- 万が一の全額補償
(1)メルペイ決済時パスコード
iD設定と本人確認設定で必ずパスコード設定を行うので、うっかり設定し忘れて不正利用されることはありません。
iPhoneなら生体認証も利用できます。
設定は本人確認設定時に行なっていますので、わざわざ設定する必要はありません。
変更したい場合は「メルペイ設定」から「パスコード」の「パスコードの変更」で行えます。
(2)万が一の全額補償
もし万が一不正利用された場合は「マイページ」の「お問い合わせ」から運営会社にその旨を連絡すれば、全額補償してくれるので安心です。
その後はお問い合わせの返答の内容に従いましょう。
前提!普段使いに気をつけよう!
不正利用のセキュリティ対策を敷いてくれているのは嬉しいことですが、一番大切なのはご自身の普段使いで不正利用されてないようにすることです。
スマホのパスコード設定はもちろん、クレジットカードを他人に見せないことや怪しいと感じたECサイトでクレジットカード情報を入力しない等、しっかり気配りをすれば不正利用の可能性を限りなくゼロに近づけることができます。
セキュリティサービスに過信しすぎることなく、普段から不正利用されることないように心がけましょう。
使い方⑦:銀行口座へ出金しよう
- 「もうメルペイは使わないなぁ」
- 「売上金を現金化したい!」
と思った方は、出金機能を利用しましょう。
メルペイ画面下の「振込申請」から、出金したい銀行口座情報を入力します。
入力した口座情報を確認後、金額を設定します。出金には金額に関わらず200円の手数料が発生するので注意しましょう。
金額を入力後「確認する」から「はい」をタップすれば申請完了です。
以上がメルペイのガイドラインです。
今回説明したことを理解すれば、メルペイを間違いなく使いこなせます。
ぜひメルペイでスマートなキャッシュレス生活を送ってください!
メルペイの使い方で気になる疑問を解消!
ここまでメルペイの使い方について解説しました。
しかし中には以下のような疑問を抱いている方もいらっしゃるでしょう。
- メルペイ残高の上限は?
- 銀行口座からチャージの上限は?
- 支払い上限は?
- 出金上限は?
- メルペイスマート払いの期限が過ぎてしまったらどうなるの?
- 退会したい
- ポイントはどのように使われるの?
- iD払いでポイントは使えるの?
それぞれお答えしていきますね。
Q1:メルペイ残高の上限は?
メルカリ売上金にはありませんが、100万円を超えている場合銀行口座からチャージはできません。
Q2:銀行口座からチャージの上限は?
一度でチャージできる金額は1,000円から20万円までです。
ただし、メルカリ残高が100万円以上の場合は金額に関わらずチャージできません。
Q3:支払い上限は?
一度の支払い上限は100万円までです。
ポイント支払いには上限は設定されていません。
Q4:出金上限は?
一度の出金上限は100万円までです。
Q5:メルペイスマート払いの期限が過ぎてしまったらどうなるの?
年率14.6%の遅延損害賠償が請求されます。必ず期限内にお支払いしましょう。
Q6:退会したい
メルカリを退会することになるので、事前に残高の出金やスマート払いを済ませてから退会しましょう。
アプリをアンインスールするだけも大丈夫ですが、その場合はアカウントは残ったままです。
Q7:ポイントはどのように使われるの?
有効期限が早いポイントから自動的に優先して使われます。
Q8:iD払いでポイントは使えるの?
はい。自動的にポイントから優先的に支払われます。
まとめ
メルペイの使い方について解説しました。無事疑問点は解消したでしょうか?
メルペイはメルカリの売上金を普段のお買い物で使えるスマホ決済機能。
コード決済に加えて、電子マネー決済「iD」も活用することで、全国135万店舗で利用できます。
そんなメルペイをフル活用するには、初期設定としてiD設定と本人確認設定が必須です。
その上で、
- iD払い
- コード払い
- メルペイスマート払い
など、ご自身のライフスタイルに合わせて使い方を選びましょう。
ぜひメルペイの使い方をマスターしてご自身のキャッシュレス生活に活用してみてくださいね。
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