コラム

モバイルSuicaは使えるのか?持つべき5つの理由!使い方やポイント還元率も解説

mobilesuica_eyecatch

モバイルSuica(スイカ)についてお調べ中ですね?

モバイルSuicaはJR東日本の交通系ICカード「Suica」がスマホで使えるアプリです。

鉄道はもちろん、普段のお買い物をスマホ一台で出来るのが一番の特徴。

かざすだけでお支払いが完了するので、QRコード決済やクレジットカードよりも楽に使えます。

さらに利用金額の2%がポイント還元されるので、キャッシュレス生活を送りたい方にとっては必須と言えます。

しかし交通系ICカードであるSuicaをスマホで使うとなると、どうやって使うんでしょうか。

特に忙しい朝、改札通ろうとして失敗するのは避けたいですよね。

この記事ではモバイルSuicaの特徴や従来のSuicaカードを踏まえて、メリットやデメリット、実際の口コミ、具体的な使い方まで徹底解説していきます。

これからキャッシュレス生活を始めるのに、モバイルSuicaは自分に合っているかどうか、はっきり判断できるようになっていますのでぜひご一読ください。

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1. モバイルSuica(スイカ)とは?

モバイルSuica(Suica)はJR東日本の交通系ICカード「Suica」がスマホで使えるアプリ。

iPhoneとAndroidどちらでも使えます。

Suica

Suica

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そんなモバイルSuicaはどんなアプリなのか、まずは一目で分かる表で確認していきましょう。

モバイルSuicaの詳細

モバイルSuica

運営会社・JR東日本
推奨動作環境・iPhone:iOS 10.1(20201月現在)※対象機種はiPhone7以降
・Android:端末によって異なる公式サイト参照
利用料金・iPhone:無料
・Android:1,030円(2020年2月26日から無料
チャージ方法クレジットカード
・現金(チャージ対応店舗、モバイルSuica対応券売機)
・Apple Pay(iPhoneのみ)
・JREポイント
対応店舗・コンビニ、ドラックストア、スーパー、百貨店等
公式サイト参照
おすすめクレジットカード・View(ビュー)カード
PayPayカード
不正利用時の対応・利用停止
・払い戻し(退会)
ポイント還元JREポイント2%
対応鉄道・JR在来線
・新幹線(タッチでGO!)
・交通系ICカード対応の私鉄、地下鉄公式サイト参照
その他機能・定期券の購入、登録(新規会員登録時のみ登録可
・グリーン券の購入
・新幹線の予約(エクスプレス予約)
・Suicaカードの登録(iPhoneのみ)
・EASYモバイルSuica(Androidのみ)

以上の表を踏まえて、モバイルSuicaの各機能を詳細に説明していきますね。

2. モバイルSuica(スイカ)で出来る6つの機能

モバイルSuicaで出来ることは以下の通り。

モバイルSuica機能一覧

  • 機能①:モバイルSuicaの発行
  • 機能②定期券の発行/登録
  • 機能③:クレジットカードからチャージ
  • 機能④:各種鉄道/お店でお支払い
  • 機能⑤:新幹線/グリーン券の購入
  • 機能⑥:履歴の確認

それぞれ詳しく解説してきます。

機能①:モバイルSuicaの発行

既存のSuicaカードを持っていなくても、アプリ内ですぐにSuicaを発行できます。

Android端末の方は年会費1,030円が必要ですが、2020年2月26日から無料になります。

もし今からどうしても使いたいという方は、Google Payを使う方法があります。

Google Payに登録したクレジットカードからチャージすることで年会費を払うことなくモバイルSuicaが使えますよ。

iPhoneの方は

  • 記名式
  • 無記名式

以上の2種類から選びます(どちらの場合も発行時に1,000円の事前チャージが必要)。

記名式はSuicaに名前を付けられ、アプリ内に登録したクレジットカードからチャージできます。

無記名式は名前を付けられず、チャージはApple Payのみ。また一度でも記名式を発行すると無記名式は発行できなくなります。

iPhoneなら既存のSuicaカードも登録可能

iPhoneの方なら、すでにお持ちのSuicaカードをアプリに登録することができます。

ただし以下の条件があるので注意しましょう。

  • JR東日本発行の一般Suicaカードが対象(子供用などは不可)
  • 登録するとSuicaカードが使えなくなる
  • カードデザインは反映されない
  • カード残高が19,501円以上だと登録できない

Suicaカードの残高を使い切る必要がないので、これは嬉しい機能ですね。

機能②:定期券の発行(首都圏のみ)

首都圏内にお住まいの方ならSuica定期券の発行や登録もできます。

実際に発行するには

  • 乗車駅がJR東日本の駅であること
  • 大人用の定期券のみ対応(通学定期は大学、専門学校のみ対応)
  • お支払いはアプリに登録したクレジットカードのみ(iPhoneはApple Payでも可)

以上の条件があります。

既存のSuica定期券も登録可能

すでにSuicaカード定期券をお持ちの方は、アプリに登録して使うことができます。

ただしアプリダウンロード後の新規会員登録手続きの時に登録しないといけません。

このタイミングでお持ちの定期券を登録しないと、モバイルSuica内で新規発行するしかありません。

また登録後はお持ちのSuicaカード定期券は無効になります。

機能③:クレジットカードからチャージ

アプリにクレジットカードを登録することで、アプリ内でチャージが出来るようになります。

iPhoneの方はApple Payからもチャージ可能。

登録できるブランドは

  • VISA
  • Master
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club

以上の5ブランド。

ただしアプリ内に1枚しか登録できないことに注意しましょう。

現金チャージの場合

現金でチャージしたい場合は、

  • ピンク色のチャージ専用券売機
  • チャージ対応の実店舗
  • セブン銀行ATM
  • 一部モバイルSuicaに対応した券売機

以上の場所でチャージできます。

機能④:各種鉄道/お店でお支払い

鉄道はもちろん普段のお買い物で、Suicaカードと同じように使えます。

鉄道で使う

改札機にスマホをタッチするだけで入退場できます。

また交通系ICカードは全国相互利用サービスが普及しており、他の交通系ICカードエリア内の鉄道やお店でもSuicaが使えます。

Suicaエリア外で使えるのは以下の通り。

  • 北海道(SAPICA、Kitaca、ICAS nimoca)
  • 仙台(odeca、icsca)
  • 新潟(りゅーとエリアは未対応)
  • 首都圏(PASMO)
  • 東海(TOICA、manaca)
  • 西日本(ICOCA、PiTaPa)
  • 九州(SUGOCA、nimoca、はやかけん)

より詳細な使える方法は公式サイトのページに記載されているので、お住いのエリアでSuicaがどこまで使えるか、ぜひ確認してみてください。

お買い物で使う

コンビニやドラックストアなど、全国の電子マネーが使えるお店でお支払いできます。

使い方はお店のスタッフに「Suicaで」と伝え、専用端末にかざすだけ。

5秒もかからずお支払いが完了します。

またモバイルSuicaなら一部のネットショップでも利用できます。

ネットショップでも使えるのは嬉しいですね。

対応店舗は公式サイトのページで確認できます。

機能⑤:新幹線/グリーン券の購入

モバイルSuicaは在来線以外にも、新幹線やグリーン券を購入できる機能があります。

新幹線のチケット購入

新幹線のチケットは

  • モバイルSuica特急券(東北、山形、秋田、北海道、上越、長野経由の北陸)
  • エクスプレス予約(東海道、山陽)

以上2つのサービスが用意されています。

ただしモバイルSuica特急券は2020年3月にサービス終了を予定しています。

またエクスプレス予約は

  • JR東海エクスプレスカード
  • 「プラスEX」対象のクレジットカード
  • ビューカード

以上のカードを持っている必要があります。

あくまで違うサービスのエクスプレス予約をモバイルSuicaアプリから使えるということですね。

グリーン券の購入

JR東日本で運行されている

  • 東海道線
  • 横須賀・総武快速線
  • 宇都宮線
  • 高崎線
  • 湘南新宿ライン
  • 上野東京ライン
  • 常磐線

以上の在来線の普通、快速電車のグリーン券をモバイルSuicaから購入できます。

ただしモバイルSuicaのグリーン券は当日のみ有効であることに注意しましょう。事前の予約購入はできません。

また購入できるのは一人分のみ。二枚目を購入してしまうと一枚目が無効になります。

機能⑥:履歴の確認

モバイルSuicaをいつ、いくら使ったのか一目で確認できます。

当時利用分は翌日に反映されるので、履歴は前日まで利用分が表示されます。

iPhoneの場合はカード毎に履歴が表示されます。

3. Suicaカードとの違い

ここまでモバイルSuicaで出来ることを解説してきましたが、従来のSuicaカードとの違いはあるんでしょうか。

モバイルSuicaとSuicaカードの大きな違いはチャージ方法です。

モバイルSuicaの主なチャージ元はクレジットカード、Suicaカードは現金です。

チャージ方法モバイルSuicaSuicaカード
クレジットカード×
券売機
(一部のモバイルSuica対応券売機のみ可
セブン銀行ATM
コンビニ等のレジ

またモバイルSuicaならではの機能として

  • モバイルSuica特急券(2020年3月終了予定)
  • グリーン券をアプリ内で購入
  • エクスプレス予約
  • ネットショップでお買い物

以上の4つが使えます。

したがってモバイルSuicaとSuicaカードどちらを選ぶかは

モバイルSuicaとSuicaカードを選ぶ基準

  • Suicaで出来ることをスマホ一台にまとめたい
  • クレジットカードでチャージしたい
  • 在来線以外にもグリーン券や新幹線もよく利用する

以上の3点が当てはまる方は、モバイルSuicaを検討してみると良いでしょう。

4. モバイルSuicaの使い方

ここまでモバイルSuicaで出来ることを解説してきました。

次は具体的な使い方を見ていきましょう。

今回は必ず使う「チャージ」と「お支払い」について解説します。

使い方①:チャージの仕方

モバイルSuica内に登録したクレジットカードなら、30秒足らずでチャージ完了します。

一回のチャージの最低金額は500円。それ以上の金額は1,000円から最大10,000円まで1,000円単位でチャージできます。

iPhoneの場合

ホーム画面下にある「入金(チャージ)」から、チャージする金額を設定します。

金額を設定したらチャージするクレジットカードを選び「入金(チャージ)」をタップすれば、約15秒後にチャージが完了します。

Androidの場合

ホーム画面中央にある「チャージ」をタップします。

ニュース一覧が表示されますが、そのままスクロールして画面下の「クイックチャージ」をタップ。

金額入力か一覧にある金額から選択し「入金する(クレジットカード)」をタップすれば完了です。

お支払い

鉄道

改札を通る際は、スマホのスリープ状態を解除したりアプリを開く必要は一切ありません。

文字通り“タッチ”するだけで通過できます。

私も最初は不安に思いながら通ってみましたが、本当にスリープ状態のままスマホをかざすだけで改札を通過できました。

ただしiPhoneの場合は、事前に「エクスプレスカード」に設定する必要があります。スマホがスリープ状態でもSuicaが使える機能なので、必ず設定しておきましょう。

ただモバイルSuicaを発行した際に自動設定されますので、自ら設定する必要はありません。

もし設定を変更する場合は「設定」から「WalletとApple Pay」の「エクスプレスカード」から行えます。

実店舗

お店のレジでSuicaのマークがあることを確認し、お店のスタッフに「Suicaで」と伝えます。

iPhoneの場合は電源ボタンを2回押してApple Payを起動し、Suicaを選択。

セキュリティロックを解除したら、専用端末にかざしてお支払い完了です。

Androidの場合はそのままスマホをかざすだけで大丈夫です。

ここまで5秒もかかりません。

ネットショップ

一部のネットショップならSuicaでのお支払いができます。

お支払い方法は、お支払い方法選択時にモバイルSuicaを選ぶだけ。

対応店舗などの詳細情報は公式サイトのページで確認できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

5. モバイルSuica(スイカ)を使う5つのメリット

ここまでモバイルSuicaがどのようなアプリか解説しましたが、使うメリットはどのような所にあるのでしょうか?

ズバリ、モバイルSuicaを使うメリットは以下の3つ!

メリット一覧

  • メリット①:スマホ一台で改札を通過出来てよりスムーズに電車が乗れる!
  • メリット②:お買い物でも使えるから支払い管理が楽!
  • メリット③:お支払い金額の2%ポイントが貯まるからお得!
  • メリット④:何枚も発行できるので、用途別に使い分けられる!
  • メリット⑤:Apple Watchを使えば、もはやスマホいらず!

それぞれ詳しく解説しますね。

メリット①:スマホ一台で改札を通過出来てよりスムーズに電車が乗れる!

なんといってもモバイルSuicaの一番の魅力はスマホで電車が乗れること。

スマホのスリープ状態やアプリを起動させる必要もありません。スマホを文字通り“かざす”だけで通過できます。

Suicaカードを持ち歩かなくても、いつも持っているスマホで改札を通過できるのでとっても楽。

残高がなくなりそうでもスマホからチャージができるので、わざわざ券売機やレジに行く手間もありません。

メリット②:お買い物でも使えるから支払い管理が楽!

Suicaは電子マネーとしてお買い物でも使えますが、コンビニやドラックストアなど普段利用するお店で利用できるのが魅力です。

全国チェーンのお店なら、むしろSuicaが使えないお店はほとんどありません。

つまりモバイルSuica一つで、日常生活で発生するお支払いが済ませられます。

キャッシュレス決済は便利な反面、種類の多さやお店によって使える種類が異なるのがとても面倒。

しかしモバイルSuicaなら電子マネーとして使えるお店がとても多く改札も通れるので、普段使いのキャッシュレス決済としてはこれ一つでOK。

便利なキャッシュレス決済だからこそ、なるべくシンプルにしたいという方にとっては打って付けの決済手段です。

メリット③お支払い金額の2%ポイントが貯まるからお得!

「キャッシュレス決済なら、ポイント還元!」

と思っている方もいらっしゃるでしょう。

モバイルSuicaはなんと、利用金額の2%が還元されるサービスもあります。

通常利用で2%還元はキャッシュレス決済の中でも高還元率の方ではないでしょうか。

決済手段ポイント還元率
モバイルSuica2%
PayPay1.5%
※PayPay残高かPayPayカードの場合
楽天ペイ0.5%(200円につき1ポイント)
d払い0.5%(200円につき1ポイント)
auPAY0.5%(200円につき1ポイント)
LINEPay0.5〜2%
メルペイ0%
クレジットカード1%前後
nanaco0.5%(200円につき1ポイント)
WAON0.5%(200円につき1ポイント)
楽天Edy0.5%(200円につき1ポイント)

さらにチャージ元をクレジットカードにすれば、クレジットカードのポイント還元を合わせたポイント二重取りも可能です。

貯まるポイントはJR東日本が提供する「JREポイント」。

たまったポイントは1ポイント=1円としてモバイルSuicaの残高にチャージできるので、使い道にも困りません。

使える場所も多くお得にポイントが貯まるので、これは使わない手はありませんね。

ただしJREポイントはモバイルSuicaとは別サービスであることから、別途会員登録とモバイルSuicaの連携手続きが必要であることに注意しましょう。

具体的な手続きは「10. 失敗せずにモバイルSuica(スイカ)を始める3STEP」で解説いたしますね。

メリット④:iPhoneなら何枚も発行できるので、用途別に使い分けられる!

iPhoneの方なら、モバイルSuicaは何枚も発行することができます。

つまり交通費用やお買い物用など、用途別にモバイルSuicaを使い分けることができます。

Suicaごとに名前も付けられるので、使いたいモバイルSuicaを間違えることも防げます。

一つのモバイルSuicaだけだと、いつ何に使ったのか分かりにくい時がありますよね。

そんな時に用途別でモバイルSuicaを発行すれば、上手にお金の管理ができますよ。

メリット⑤:Apple Watchを使えば、もはやスマホいらず!

モバイルSuicaはApple Watchでも使えます。

もはやiPhoneすら取り出す必要もなく、手首を改札に近づけるだけ。

もちろんApple WatchもiPhoneと同様にエキスプレスカードとして設定できるので、一切の操作も必要ありません。

私もApple WatchでモバイルSuicaを使っていますが、手首を近づけるだけで改札を通過することができ、あまりにも楽すぎて思わず感動してしまいました。

Apple Watchをお持ちの方は、使わない手はありませんね。

6. モバイルSuica(スイカ)を利用する際の6つの注意点

一方、モバイルSuicaを利用する際に注意すべきことがいくつかあります。

以下の注意点を理解しておけば、より便利にモバイルSuicaを活用することが可能なのでぜひチェックしてください。

モバイルSuicaの注意点

  • 注意点①:自動チャージができない
  • 注意点②:エラーを時々起こす
  • 注意点③:一部の画面がガラケー時代の画面で表示される
  • 注意点④:iPhoneとApple Watchで同じモバイルSuicaは使えない
  • 注意点⑤:ポイントを使うにはJREポイント会員サイトで手続きする必要がある
  • 注意点⑥:お買い物の履歴が全て「物販」と表示される

それぞれ詳しく解説していきますね。

注意点①:自動チャージができない

モバイルSuicaはクレジットカードでチャージできるのは魅力ではあるものの、自動チャージする方法が限られています。

「View(ビュー)カード」というクレジットカードのみ自動チャージが可能です。

また自動チャージ機能を利用するには、首都圏、仙台、新潟のSuicaエリア・PASMOエリアの自動改札機を通る必要があります。

改札機を通過した瞬間、残高が事前に設定した金額より少なくなった瞬間に自動チャージされます。

つまり、自動チャージ機能を使うには

  • Viewカードを発行すること
  • 首都圏、仙台、新潟のSuicaエリア・PASMOエリアに住んでいること

以上の条件が必要です。

もしどうしても自動チャージ機能を使いたい場合は、お住まいエリアで自動チャージが搭載された交通系ICカードを利用するしかありません。

注意点②:エラーを時々起こす

これがモバイルSuicaの一番のデメリットです。

iPhoneでよく見られるのが、通信環境が良好であるにも関わらずチャージ時にエラー表示される現象です。

場合によっては、システム上は正常にチャージされたにも関わらず、アプリ上ではエラー表示される場合も。

実際に私もエラー表示されたので再度チャージを試みた結果、実際は正常にチャージされていて余計なお金をチャージしてしまいました。

最悪の場合チャージは完了しており利用はできるものの、エラー表示が消えずチャージや履歴の確認ができない状態に陥ります。

これだとモバイルSuicaが使えなくなりますね…。

Androidの場合は、アプリを終了しているにも関わらず「モバイルSuicaを起動中です」という通知がずっと表示されます。

そしてアプリ起動してみると、正しくアプリを終了したにも関わらず「起動エラー」と表示されます。

アプリの動作には支障がないものの、スムーズにアプリを開くことができません。

同じような不具合が口コミで何件も見られ、未だ改善されていないようです。

このようなエラーが起こってしまうと、従来のSuicaカードよりも不便に感じて本末転倒ですね…。

注意点③:一部の画面がガラケー時代の画面で表示される

モバイルSuicaアプリの一部の画面は、スマホ以前のガラケー用の画面で表示されます。

これはガラケー用のアプリをそのままスマホに流用されているからです。

したがって操作もガラケーを想定したものなので

  • 画面が切り替わる度に読み込み時間が発生する
  • スワイプ操作ができない
  • 一つ前の画面に戻れず、TOP画面まで戻る必要がある

以上の様子が見られます。

スマホアプリに慣れてしまうと「使いにくいな」と思ってしまうかもしれません。

注意点④:ポイントを使うにはJREポイント会員サイトで手続きする必要がある

モバイルSuicaは利用金額の2%のJREポイントを貯められますが、そのためにはJREポイント会員に登録してモバイルSuicaを連携する必要があります。

そして貯めたポイントをモバイルSuicaへチャージするには、JREポイント会員ページで手続きしないといけません。

つまりポイントに関する操作は、モバイルSuicaアプリ上で一切できません。

モバイルSuicaとJREポイントはあくまで別サービス。

モバイルSuicaを発行すれば自動的にポイントが貯めることはないので注意しましょう。

具体的な手続きに関しては、最後の「失敗せずにモバイルSuica(スイカ)を始める3STEP」で解説しますね。

注意点⑤:iPhoneとApple Watchで同じモバイルSuicaは使えない

iPhoneとApple Watchをお持ちの場合、両方でモバイルSuicaを使うには2つ発行する必要があります。

iPhoneに登録した場合Apple Watchでは使えません。逆にApple Watchに登録した場合はiPhoneでは使えません。

つまりiPhoneのモバイルSuicaは、あくまで一つにつき一つの端末でしか使えないということ。

よって端末ごとに残高管理を行う必要があります。

私は普段Apple Watchで使っているのですが、充電が切れてiPhoneで使おうとしても使えなかったことがあり
面倒に感じました。

一つのモバイルSuicaは一つの端末でしか使えないので、場合によっては不便に感じてしまうかもしれません。

注意点⑥:お買い物の履歴が全て「物販」と表示される

モバイルSuicaの履歴は、鉄道利用の場合は乗車駅と降車駅を表示してくれるものの、お買い物で使った場合はすべて「物販」と表示されます。

いくら使ったかは分かるものの、どこで何を買ったのか履歴から分かりません。

レシートをちゃんともらっておく必要があります。

7. 【結論】モバイルSuicaはキャッシュレス生活に必須アイテム!

モバイルSuicaのメリット、デメリットを理解したところで、結局どのような人におすすめできるのでしょうか。

ズバリ、モバイルSuicaはキャッシュレス生活を送りたい方にとっては必須アイテムと言えます。

私がこう結論付けるのは、以下の理由があるからです。

モバイルSuicaをおすすめする理由

  • 理由①:スマホ一台で全国の主要鉄道、お店で使える
  • 理由②:キャッシュレス決済は電子マネーが一番支払いが楽
  • 理由③:クレジットカードでチャージできる
  • 理由④:電子マネーなのにポイント還元率が高い

 

それぞれ詳しく解説しますね。

Androidの方はGoogle Payがおすすめ!

もしAndroidの方で、モバイルSuicaを使いたい方はGoogle Payで使うことをおすすめします。

Google Payなら

  • 複数のキャッシュレス決済を一つのアプリで管理できる
  • モバイルSuicaアプリよりも見やすく操作しやすい

以上のメリットがあります。

特急券やグリーン券を買う機能はないですが、シンプルに鉄道やお買い物で使うだけならGoogle Payがおすすめできます。

Google Pay - これからのお財布

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8. モバイルSuica(スイカ)の気になる口コミ・評判

ここまでモバイルSuicaの機能から、Suicaカードの違い、メリット、注意点を解説してきました。

「モバイルSuicaについてよく分かったけど、実際に使っている人の声を確かめたいな」

という方もいらっしゃるでしょう。

そこで、モバイルSuicaを普段から使っている人の口コミ、評判を徹底リサーチして参りました。

TwitterやInstagram、App StoreやGooglePlayと合計1,000以上の口コミをチェックし、その中から参考になるものを厳選致しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

評判が良い口コミ

お財布いらずで楽チン

実際にお財布いらずで過ごすことが出来ているという口コミです。

モバイルSuica定期券にすれば、もうお財布は完全に必要なくなるかもですね。

スマホのタッチ決済が便利

この方はいろいろキャッシュレス決済を試した結果、スマホのタッチ決済が便利だと感じていらっしゃいます。

モバイルSuicaだと、鉄道もお店もタッチするだけでお支払いが済むので、とても簡単ですよね。

お財布を忘れてしまう

スマホ決済に慣れ過ぎて、お財布を忘れてしまうという口コミです。

いざお財布が必要という時に焦ってしまいますが、それだけ便利だと言えます。

便利すぎてむしろ後悔

モバイルSuicaがあまりにも便利過ぎて、今まで使ってこなかったことを後悔していらっしゃいます。

便利なサービス程、早く知っとけば良かったと思うことはよくありますよね。

評判が悪い口コミ

チャージ時間が長い

チャージ時間が長いという口コミ。

口コミの方はそこまで気にしていらっしゃないですが、場合にとっては長いと感じる方もいらっしゃるでしょう。

エラーが発生する

最初からですが、一度起動すると、閉じても起動中のままとされて、ステータスバーにいる。 もう一度起動すると、アプリが予期せず終了したというエラー画面。 それ以外は特に問題ないですが、毎度うっとおしい。そろそろ治ってもいいのじゃ…?
(引用:GooglePlay)

(引用:App Store)

エラーが発生するという口コミです。

上記に限らず、非常にたくさんのエラーが起こるという口コミが見受けられました。

1日でも早く改善して欲しいところですね。

履歴が分かりにくい

お買い物履歴が「物販」としか表示されないのを改善して欲しいという口コミ。

いつ何に使ったか、お金の管理をちゃんとしたい方にとってはちょっと困りますね。

9. モバイルSuica(スイカ)を使い始める前に解決したい疑問点

ここまでモバイルSuicaをリアルな口コミを踏まえて十分理解できたとはいえ、いくつか疑問を抱いている方もいらっしゃるでしょう。

以下によくある質問を以下にまとめましたので、残っている疑問をぜひ解決してください。

疑問点一覧

  • 疑問点①:チャージ上限はいくら?
  • 疑問点②:ポイントはいつもらえるの?
  • 疑問点③:スマホのバッテリーが切れたらどうすればいい?
  • 疑問点④:領収書が欲しい
  • 疑問点⑤:機種変更する時はどうすればいい?
  • 疑問点⑥:スマホをなくした時はどうなるの?
  • 疑問点⑦:払い戻しはできる?
  • 疑問点⑧:解約したい時はどうすればいい?

疑問点①:チャージ上限はいくら?

一つのモバイルSuicaの残高上限は20,000円までです。

疑問点②:ポイントはいつもらえるの?

翌月末に付与されます。

疑問点③:スマホのバッテリーが切れたらどうすればいい?

iPhoneの場合

もし改札入場後にスマホのバッテリーが切れてしまっても、予備電源機能でモバイルSuicaは利用できます。

予備電源機能が使えるのは以下の機種です。

  • iPhone XS
  • iPhone XS MAX
  • iPhone XR
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro

ただし「エクスプレスカード」に設定してなかったり、電源オフ状態だと使えません。

Androidの場合

Androidは電源オフ状態でも使えます。

もしバッテリーが切れそうになったら、電源オフにして温存するようにしましょう。

万が一iPhoneの予備電源すら切れてしまったりAndroidのバッテリーが切れてしまったら、駅の改札口での手続きが必要になります。

疑問点④:領収書が欲しい

Webページの会員メニューサイトで確認、印刷ができます。

詳しくは公式サイトのページを参照してみてください。

疑問点⑤:機種変更する時はどうすればいい?

機種変更によって手続きが異なります。

iPhoneから別のiPhoneへ機種変更する方のみ、再ログインするだけで完了します。

疑問点⑥:払い戻しはできる?

Androidの場合は電源オフ状態でも使えます。

また払い戻し手数料として220円発生するので注意しましょう。

疑問点⑦:スマホをなくした時はどうなるの?

スマホを紛失や盗難にあってしまった場合は、

  • 再発行手続き
  • 払い戻し(退会)

いずれかの手続きが必要です。

再発行手続きは一時的にモバイルSuicaの利用停止が出来ますが、再発行時に520円発生するので注意しましょう。

疑問点⑧:解約したい時はどうすればいい?

公式サイトのページで退会手続きをしましょう。

もし残高の払い戻しがしたい場合は、別途手数料220円発生するので注意しましょう。

10. 失敗せずにモバイルSuica(スイカ)を始める3STEP

それでは最後にモバイルSuicaの始め方を見ていきましょう。

以下の手順通りに行えば、失敗せずにモバイルSuicaを始められます。

ポイント

  • STEP①:アプリをダウンロード
  • STEP②:新規会員登録
  • STEP③:JREポイントに登録

STEP①:アプリをダウンロード

まずは以下のリンクからアプリをダウンロードしましょう。

Suica

Suica

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STEP②:新規会員登録

ダウンロードしたら、新規会員登録を行いましょう。

今回はAndroidの画面で解説します。画面は異なりますが、手続きの内容はほぼ一緒ですので安心してください。

アプリを開くと、連絡先へのアクセス権限を求められるので、許可をしてアプリトップ画面へ進みます。

アプリが起動したら、モバイルSuicaの「新規入会登録」をタップします。現金でチャージしたい方はEASYモバイルSuicaでも大丈夫です。

まずは規約の同意をします。チェックを入れて会員情報入力へ進みましょう。

基本的な会員情報を入力したら、以下の情報を設定します。

  • ログインパスワード
  • 秘密の質問と答え:ログインパスワードを忘れた等、万が一の際に利用する質問
  • 定期券をモバイルSuicaに登録

定期券をモバイルSuicaに登録したい場合は、このタイミングで必ず「切り替える」にチェックを入れましょう。

「切り替えない」で会員登録をしてしまうと、二度と切り替えることはできません。

以上が完了したら、最後にチャージしたいクレジットカードを登録します。こちらは登録後いつでも変更できます。

最後に確認画面が表示されるので、内容に間違いがないか確認し「登録」をタップすれば完了です。

STEP③:JREポイントに登録

アプリの設定が完了したら、モバイルSuicaとJREポイントを連携させましょう。

モバイルSuicaはそのまま使ってもポイントは貯まりません。別サービスであるJREポイントに入会する必要があります。

JREポイントへ入会

公式サイトへアクセスし「Suicaで新規登録」をタップします。

  • メールアドレス
  • ログインパスワード
  • 規約の同意チェック

「登録ポイントサービス選択」で「Suicaを登録される方」を選択し、連携できるSuicaカード一覧から「モバイルSuica」をタップ。

モバイルSuicaに登録した情報と会員情報を入力後「登録」をタップすれば連携は完了です。

これで鉄道やお買い物に利用すれば、翌月末に利用金額の2%のJREポイントが貯まります!

まとめ

モバイルSuicaはJR東日本の交通系ICカードであるSuicaがスマホで使えるアプリ。

鉄道はもちろんお買い物でも、スマホをかざすだけでSuicaが使えます。

また従来のSuicaカードと違ってクレジットカードでチャージ可能。わざわざ券売機やお店のレジに行く必要がなくなります。

さらにJREポイントと連携すれば、利用金額の2%ポイント還元されます。

一方、アプリのエラーがときどき起こってしまったり、自動チャージの方法が限られるのが難点。

アプリの改善がいまだにされていないものの、モバイルSuicaはキャッシュレス決済の中でも必須と言えるほど利便性が高いです。

ぜひあなたのキャッシュレス生活でSuicaの導入を検討してみてください。

その際、この記事が参考になれば幸いです。

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  • この記事を書いた人
monetomo

マネとも管理人

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