「スマホ決済アプリたくさんありすぎて、どれを使ったら良いかわからない!」って思っていませんか?
ここ最近のキャッシュレスサービスの多さには驚きますよね。
主要なキャッシュレスサービスをまとめた画像を見ても、その多さに混乱を抱いてしまいます。
そこで今回は、実際に使える主要なスマホ決済アプリを徹底比較!
ポイント還元やキャンペーンがついつい気になりがちですが、大事なのは、ご自身の生活で実際に使いやすいかどうか。
キャンペーン等のために無理にお買い物をするのではなく、スマホ決済アプリを活用して普段の生活がより便利になるかどうかが重要です。
この記事を読めば、ご自身の生活でどのスマホ決済アプリを使った方が便利かどうか、判断できるようになっていますので、ぜひご一読ください。
目次
はじめに:スマホ決済アプリ比較表
最初に主要なスマホ決済アプリの主な機能を比較した表をまとめてみました。
まず結論を伝えますと、私が選び抜いたスマホ決済アプリは次の6つです。
サービス名 | PayPay(ペイペイ) | 楽天ペイ | d払い | au PAY | LINE Pay(ラインペイ) |
目的(選び方) |
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還元率 |
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チャージ方法 |
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詳細解説 |
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“オススメのスマホ決済と選び方”
- SoftBank,Y!mobileユーザーor迷っている人
→PayPay - 楽天ユーザー
→楽天ペイ - ドコモユーザーなら
→d払い - auユーザーなら
→au PAY - LINEサービス愛用者
→LINE Pay
上記をタップすることで今すぐ説明に飛べます。
ほぼそのままなのですが、これが最適解となります。
まず、スマホ決済アプリ選びに大事なポイントを解説します。
今回ピックアップしたアプリは、以下の基準で選定しています。
1. スマホ決済アプリを選ぶ上で、重要なポイント
弊サイトが様々なスマホ決済アプリを実際に利用し調査した結果、以下の基準で選ぶと失敗はないと判断しました。
- あなたのライフスタイルに適しているか
- 実際に使えるお店が多いか
- セキュリティや不正利用補償制度が整っているか
- アプリは操作しやすいかどうか
- 支払い元にたくさんの選択肢があるか
それぞれ順に解説していきますね。
ポイント1. あなたのライフスタイルに適しているか
まず、スマホアプリを選ぶ上では、あなたのライフスタイルに適しているかが重要です。
例えば、楽天ペイの還元は楽天ポイントですが、普段から楽天市場等を利用していて、楽天ポイントを消費するケースが多ければ問題ありません。
しかし、そう出ない場合はポイントを貯めるだけになってしまったり、他のサービスとの組み合わせでポイント還元を上げれなかったりと宝も持ち腐れになるパターンも。
このように、あなたが生活の中でよく利用するサービスは何かというのと照らし合わせ選ぶのがと良いと思います。
おすすめなのは携帯キャリアと同じ、スマホ決済アプリを選ぶという点です。というのも、携帯キャリアと同じ場合、還元率などが優遇されるケースがとても多いからです。
ポイント2. 実際に使えるお店が多いか
もっとも重要な点です
結局、普段使っているお店で使えるかどうか、これが一番大事なポイントです。
たとえ、ポイント還元やキャンペーンが魅力でも、使えるお店がご自身の生活圏内になかったら使いたくても使えません。
よく使うお店で使えるスマホ決済アプリが何か確認してみましょう。
ちなみにもっとも店舗数が多いスマホ決済アプリという観点なら現在はPayPayがもっとも優れていると考えます。
ポイント3. セキュリティや不正利用補償制度が整っているか
スマホ決済アプリを使いたくてもセキュリティが不安な方も多いのではないでしょうか?
スマホ決済アプリのセキュリティトラブルは、ほとんどがクレジットカードの不正利用。
これで安心とは言い切れませんが、アプリにクレジットカードを登録せず、銀行口座から直接お支払いする方法もあります。
クレジットカードの中でも、3Dセキュア等の本人認証サービスを提供しているクレジットカードを使う手もあります。
また、運営会社の公式サイトでセキュリティに関する公言をしているかどうかも、大事なチェックポイントです。
ポイント4. アプリは操作しやすいか
これはスマホ決済アプリに限らないことですが、やりたいことが簡単にできるアプリ画面になっているかどうかもチェックしましょう。
ただでさえ、アプリを開いて、支払い画面を表示させて…と、何かと面倒なのがスマホ決済アプリ。
少しでも操作が行き詰まると、それだけで不便さを感じてしまう方もいるはず。
やりたいことがすぐにできるアプリ画面になっているか、地味ですが普段使いにおいては重要な要素です。
ポイント5. 支払い元にたくさん選択肢があるか
せっかく便利なアプリだとしても、ご自身の銀行口座やクレジットカードが使えないのは辛いですよね。
特に地方銀行の口座を持っていらっしゃる方は、一番に気になる部分でしょう。
クレジットカードも持っているカードのブランドが対応していないケースもあります。
2. あなたに最適なスマホ決済はコレ!目的別にスマホ決済アプリを解説!
それでは、以上のポイントを踏まえた上で、アプリ別にどのような人が合っているかどうか下記の順番で一つずつ見ていきましょう!
“オススメのスマホ決済と選び方”
- SoftBank,Y!mobileユーザーor迷っている人
→PayPay - 楽天ユーザー
→楽天ペイ - ドコモユーザーなら
→d払い - auユーザーなら
→au PAY - LINEサービス愛用者
→LINE Pay
上記をタップすることで今すぐ説明に飛べます。
3. とりあえず失敗はない:PayPay(ペイペイ)
スマホ決済といえばPayPayと思っている方も多いでしょう。
とにかくスマホでお買い物ができる方が良いと思っていらっしゃる方は、断然PayPayがおすすめ!
お支払い元をPayPayカードorrPayPay残高にすることで、最大1.5%のキャッシュバック。
- 最大1.5%(通常の買い物)
→PayPayカードorPayPay残高で支払い - 1.0%(Yahoo!Japanのサービス利用)
→PayPay残高で支払い - 0.5%(請求書支払い)
→PayPay残高で支払い
無料で導入できることから、地方のお店でも導入しているお店がとても多いので、使えるお店が圧倒的に多いです。
また、お持ちのスマホの契約がソフトバンク・Y!mobileユーザーの場合、キャンペーンで還元率が高くなる等の優待を受けられます。
<詳しくはこちら>
4. 楽天ユーザー:楽天ペイ
楽天サービスを愛用している方は、断然楽天ペイがおすすめ!
なんといっても、使い道に困っていた期間限定ポイントが、コンビニ等の普段使いで消費できることが一番の魅力。
楽天スーパーポイントは、SPU等のキャンペーンでポイントがザクザクたまりますが、そのほとんどが期間限定ポイント。
使いたくても、いつ使うか分からずそのまま失効してしまうケースもあります。
楽天ペイはポイントを利用する場合、優先的に期間限定ポイントを消費してくれるので、楽天ユーザーにはもってこいです。
還元率は、楽天カードを紐づけていた場合1.0%です。
また、楽天Edyもアプリから使えます。キャンペーンも豊富なのでオススメです。
<詳しくはこちら>
-
楽天ペイのポイント還元率は?使ってわかったメリットとデメリット!使い方も解説!
続きを見る
5. ドコモユーザー:d払い
お使いのスマホがドコモの方は、d払いがおすすめ。
還元率は、
- 街利用:0.5%
- ネット利用:1.0%
最大の特徴は何と言っても、これに加えて、最大7%の還元率になること。
下記の条件を満たして入れば還元率が最大で7%になります。
アップする還元率 | 対象サービス |
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+1% | 当月のdポイントクラブの会員ステージがプラチナステージ |
+1% | 前月末時点でドコモのご利用料金のお支払いにdカードを設定 |
+2% | 前月末時点でdマーケットなどの月額課金サービス(21種類)のご契約がある。 |
+1% | 前月末時点でいちおしパックに契約している |
+1% | 前月末時点でDAZN for docomoに契約している |
+1% | 前月末時点でDisney DELUXE契約していること |
どれも少々ハードルは高くなりますが、どれか1つでも達せしていた場合、還元率は最低でも1.5%となります。
特にドコモキャリアの方は、月々の携帯代の1%(1,000円つき1%)のdポイントがもらえるので、何もしなくてもたくさんのdポイントがもらえます。d払いは使えるお店も比較的多く、dポイントはたまりやすいです。
また、お支払い方法として「電話料金合算払い」があり、お金の管理がラクになります。
ドコモユーザーはd払い以外の選択肢はないでしょう。
<詳しくはこちら>
6. auユーザー:auPay
auユーザーの方はau PAYがおすすめ。
d払いと同じように、月々の携帯代の1%(1,000円つき1%)がPontaポイントとしてもらることや、月々の携帯代と一緒にお支払いできる「auかんたん決済」が使えます。
また、楽天ペイが使えるお店でもau PAYは使えるようになったので、コード決済できるお店が一気に増えました。
しかし、お支払い元が銀行口座がじぶん銀行しか使えないことと、VISA・JCBカードが一部しか使えません。
ただ、アプリに関連サービスの情報が多く、使いづらさを感じてしまうのが難点です。
<詳しくはこちら>
7. LINEサービスを愛用:LINE Pay
LINEサービスを愛用している方は、LINE Payがおすすめ。
LINEサービスを利用すれば、LINEポイントやLINEコインがもらえます。これらをLINEサービスで利用することができます。
コード決済できるお店は比較的少ないのですが、JCBのプリペイドカード「LINE Payカード」を併用すればJCB加盟店でも利用できるので、使える機会が一気に多くなります。
またLINEはみんなが利用しているので、送金がしやすいのも魅力。飲み会などの割り勘がスムーズに行えます。
ただしお支払い元が銀行口座のみであるので、クレジットカードでは支払えません。
さらにポイント還元率は最大2%なので、とにかくポイントをたくさんためたい方にもおすすめできません。
<詳しくはこちら>
8. 利用する上での注意点
ここまでスマホ決済の選ぶ基準や各スマホ決済アプリについて解説しましたが、特に見るべきポイントを記載していきます。
ご自身の生活スタイルと比較してチェックしてみてください。
注意点1. 複数のスマホ決済アプリを使う場合は、お支払い元を極力ひとつにしぼろう
いくら便利なアプリだからと言って、お支払い元を分散させてしまうと、管理が大変になってしまいます。
特にクレジットカードの場合だと、お支払いがされず通達をもらってしまうのは、今後の信用に関わります。
また、せっかくもらえるポイントも分散されてしまうのももったいないです。
ちなみに私に場合は、クレジットカードが使えるアプリに絞り、さらに楽天カードを紐づけたKyash(後述)のみで支払うようにしています。アプリは楽天ペイをメインで使用しています。
私なりにお支払い元を分散させず、かつお得に使える方法を考えた結果です。
楽天ポイントで楽天証券の投資信託が購入できるのと、Kyashのは2%のキャッシュバックとクレジットカードと紐づけてポイント三重取りができることから、このような形に落ち着きました。
注意点2. ポイント還元やキャンペーンに惑わされないで!
スマホ決済アプリを使う上で一番なのは、ご自身の生活で使えるかどうかです。
ポイント還元やキャンペーンはあくまで+@。
たくさんもらえるからと言って、普段使わないようなアプリを使って不必要なお買い物をするのはもったいないです。
ご自身の生活スタイルで使えることを前提とし、そのついでにポイントがたくさんもらえるものを選択しましょう。
注意点3. アップデートはこまめに
スマホ決済アプリはアップデートがくると、完了させない限り使えなくなってしまいます。
スムーズにお買い物できると思った矢先、「アップデートしてください」との通知で使えないのはとても面倒ですよね。
スマホの自動アップデート設定やレジに並ぶ前に確認する等、こまめなアップデートすることを心がけると、お支払いがスムーズになります。
9. これも知っておきたい補足サービス!
スマホ決済をより便利に活用するために、弊サイトが実際に使って良いと判断したサービスも紹介します。
- pring
- Kyash(特にオススメ!)
- メルペイ
この2つのサービスを活用すれば、より便利にスマホ決済アプリを活用できるので、ぜひチェックしてみてください!
現金を無料でおろしたい時はpringを使おう!
便利なスマホ決済アプリですが、どうしても現金が必要な時がありますよね。
しかし、ATMの場所や時間が限られたり、何より引き出しの際の手数料がネック。
そんな時は、pringを利用するのがおすすめ!
なんと無料で、銀行口座間の移動やセブン銀行への出金(1日1回のみ無料)ができます!
私は普段現金を持っていないのですが、急遽現金が必要になって困った時に、楽天銀行からpringへチャージし、セブン銀行ATMへおろすことができて、何度も助かったことがありました。
いざ現金が必要な時のために、ぜひpringを入れておきましょう!
<詳細記事>
組み合わせでポイント四重取りが実現できるKyash(Kyash VISAカード)
クレジットカードを使うなら、少しでもポイントがたくさんもらえる方が良いですよね。
そんな時は、本人確認ナシでVISAカードが発行できるKyashがおすすめ。
なんと利用額の1%がキャッシュバックされるとんでもないカード!
チャージ元にクレジットカードを設定できるので、実質ポイント二重取りができます。
さらにKyashがクレジットカード対応している、キャンペーン中のスマホ決済アプリと連携すれば、三重取りも実現!ポイントカードも定時すれば、驚異の四重取りもできちゃいます!
例えば私は、楽天カード+Kaysh+楽天ペイ+楽天ポイントカードで四重取りを実現させています。
Kayshをはさむだけで一気にお得にお買い物ができるので、ぜひ利用してみてください!
<詳細記事>
メルカリで出品している人にオススメなメルペイ
普段からメルカリで出品している方はメルペイを活用しましょう。
何と言っても、今までメルカリ内でしか使えなかった売上金が、普段のお買い物で使えるのが最大の魅力。
お支払い方法はコード決済に加えて、非接触型端末「iD」が使えます。
iDは電子マネー決済の初期から導入されていることもあり、クレジットカード並みに利用できるお店が多いです。
ただし、その他のお支払い元が銀行口座のみであることと、ポイント還元がありません。
メルカリの売上金がない場合は、iDを活用してどうしてもスマホ決済をしたい方に限り、メルペイはおすすめできます。
<詳細記事>
10. ためたポイントはどうしたら良い?
「ポイントがもらえるのは良いけど、結局使い道に困る」と思う方も多いでしょう。
私としては、ためたポイントを投資に使う活用方法をおすすめします!
なんとなくお買い物で消費するのではなく、投資に使うことで将来の資産を築くことが可能もです。
現在、ポイント投資ができるのは以下のサービス
- Tポイント:SBIネオモバイル(株式)、SBI証券(投資信託)
- 楽天ポイント:楽天証券(投資信託)
- dポイント:日興フロッギー(株式)
自分のお財布からお金を使うことなく投資ができるのは、もはやお金の錬金術。
これは使わない手はありません。
ちなみに、dポイント等でも投資ができるとありますが、正確には「ポイント運用」です。
ポイント運用は、リターンがポイントのみ。つまり、ポイントを金融資産に変え現金化できるわけではありません。
どうしても投資が不安な方が投資感覚を体験するにはおすすめですが、リターンがポイントなので、「投資」とはいえません。
ちゃんと将来の資産を築くためにも、現金でリターンが得られる「ポイント投資」を活用しましょう!
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楽天証券の評判は?ヘビーユーザーがメリットとデメリットを口コミします!
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まとめ
さまざまなスマホ決済アプリが乱立する中、今回主要なスマホ決済アプリを比較・検討してみました。
どのアプリもメリット・デメリットがあるので、ご自身の生活スタイルと比較することが一番大切です。
ポイント還元やキャンペーンに惑わされず、普段使いで一番便利なアプリを選択することが大切だと、私は考えています。
その結果、使わない選択をしても何も問題はありません。ただ実際に活用している私から言わしてもらうと、小銭を気にする必要なく、慣れるととても便利です。
みなさまの生活がより良くなることが、弊サイトの一番の願いです。
そのために、この記事が参考になれば幸いです。
“オススメのスマホ決済と選び方”
SoftBank,Y!mobileユーザーor迷っている人
楽天ユーザー
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