モナコインについて検索中ですね。
モナコインとは、初めて日本で開発された仮想通貨のこと。しかし「いったいどうやって開発されたの?」「どんな特徴があるの?」と分からない部分も多いですよね。
そこでここでは、仮想通貨「モナコイン」について徹底解説!モナコインの特徴や相場、将来性についても紹介していきます。
この記事を読めば、モナコインについて一通り理解できます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
モナコインは6月上旬にコインチェックに上場することが決まりました。(参照元:https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL31H9B_R30C19A5000000/)
目次
1.仮想通貨「モナコイン」とは?
モナコインとは、巨大掲示板サイト「2ちゃんねる(通称:2ch)」で使われるアスキーアート「モナー」をモチーフにしたコインのこと。
かわいらしい見た目と日本国産のコインとして、注目を集めています。しかし、2ちゃんねる発祥ということもあり「ネタなんじゃないの?」と怪しいコインとして話題にもなりました。
実は、モナコインは「Litecoin(ライトコイン)」を基に作られたコインです。ライトコインは、仮想通貨の中でも「一般の人が使いやすいように」と、Googleの元エンジニアが開発したコインのこと。
つまり、モナコインは世界トップクラスのエンジニアが作ったコインを基にしているので、決してネタコインというわけではありません。
それでは、具体的にどのような特徴があるのでしょうか?
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2.モナコインについて知っておくべき特徴
仮想通貨モナコインについて知っておくべき特徴は、全部で4つあります。
- チップとして使える
- ツイートするだけで、お金を手軽に送金できる
- お金の取引処理の速度が速い
- さまざまな使い方がある
それぞれ分かりやすく説明していきますね。
2-1. チップとして使える
モナコインを持っていれば、好きな作品に対してチップを送ることができます。もともとモナコインは「作品に対する評価の一つ」として開発されたコイン。
アメリカではチップがよく使われているものの、日本ではあまりなじみのない文化ですよね。しかし、インターネットが流通している今、表に出なくてもサイト内でだけ作品を載せることもできます。
このとき、モナコインがあれば「もっとこの人の作品が見たいな」「もっとがんばってほしいな」と思ったとき、その作品に対してモナコインを送れるのです。
モナコインは換金すれば日本円にできるため、本格的な支援にもつながりますね。
2-2. ツイートするだけで、お金を手軽に送金できる
モナコインには、Twitterでツイートするだけでお金を送金できる「tipmona」というシステムがあります。
Twitterにあるアカウント「モナコインちゃんbot(@tipmona)」とやりとりするだけで、「送金・残高確認・入金の確認」が行えます。
tipmonaシステムは、Twitter上で登録をしなくても利用できます。そのため、Twitterのアカウントが本名と違ったり、個人情報を出さなくてもお金のやりとりが可能に!匿名性が高いので、気軽に相手にチップを送れますね。
2-3. お金の取引処理が速い
モナコインは、取引所を使わなくても、直接ユーザー同士で取引できるシステムを採用しています。そのため、お金の取引処理がとても速いです。
しかし、取引を安全に行ってくれる「取引所」がないと「ちゃんと取引できるのかな?」と不安になりますよね。
モナコインのシステムでは、お金を安全に送るために、ネット上で「箱」にいれて送ることができるのです!
例えば、AさんとBさんで取引をすることになったとしましょう。それぞれの箱にはお金と、送金に必要な秘密の情報をお互い入れておきます。
Aさんが届いた箱を開けたら、箱を送ったBさんの秘密の情報がBさんに届き、Bさんも箱のお金を受け取って、取引は完了!
AさんとBさんそれぞれの取引が一瞬で起こるため、持ち逃げは現実的には不可能です。
この仕組みを使えば、別の種類の仮想通貨とモナコインを交換することも可能になります!
取引所を間にはさまないので、結果として取引時間を短くすることができますよね。
現在、モナコインは90秒で取引処理が行えます。一方、「仮想通貨の王様」と言われるビットコインの取引処理にかかる時間は10分。さらに、モナコインの基になったライトコインは、取引処理に150秒かかります。
比べてみると、モナコインの利便性の高さが分かりますね。
2-4. さまざまな使い方ができる
モナコインはチップの他にも、さまざまなお店で使えます。
例えば、モナコインで買い物ができるお店は次の3つです。
- Ark:東京の秋葉原にあるパソコンショップ。オンラインでもオフラインでも購入できる。
- Bitcoinmall:仮想通貨専用のオンラインショップ。生活家電やAV機器、オフィス用具など、幅広いジャンルをそろえる。
- Monappy:モナコインの総合コミュニティも兼ねたオンラインショップ。イラストや漫画、中古品をモナコインで買える。
このように、モナコインに使われている技術は非常に高いです。買い物にも使えて実用性も高いので、「持っていても損はなさそう!」と思いますよね!
それでは、今モナコインはどれくらいで買えるのでしょうか?
3.モナコインの相場とその軌跡
モナコインができたのは、2014年1月ごろ。2014年9月に、モナコインで長野県の土地が落札されて話題に。相場も、1MONAあたり10円未満から100円までに上昇しました。そこからしばらく、価格はまた10円未満に戻ることになります。
その後、徐々に仮想通貨が知られるようになり、「1MONA=50円」ほどに上がっていきつつも、今一つ大きな動きは見られませんでした。
しかし、2017年10月に再びモナコインの相場が高騰します。モナコインが国内大手取引所「bitFlyer」に上場したことで「これからの伸びが期待できるぞ!」と相場が右肩上がりに!「1MONA=50円」あたりを推移していたのに、一気に「1MONA=900円」まで高騰しました。
2017年12月に仮想通貨市場全体で盛り上がったことで、さらに価格が高騰し、最大「1MONA=2,000円」を達成。そこからブームの収束とともに相場は下がっていきました。
しかし、大手企業が次々に仮想通貨市場に参入したことで、再熱。2019年5月末にコインチェックに上場が決まったことで上昇トレンドとなっています。
4.モナコインの今後は?将来性を解説!
将来、モナコインがどうなるとは断定できません。
しかしすでに日本の社会で実用化されている点を考慮に入れると可能性は感じます。一般の人にもなじみやすいお店で使えるコインということで、一定のポジショニングは築けるのではないでしょうか?
問題は、海外での認知度が低いことです。大幅に相場がアップするには、海外にも知られるほど認知度を上げる必要があります。
今後のアップデートや、さらなる取引所への進出にも期待が持てるコインです。
5.おすすめの取引所はここ!
モナコインは、現在は「bitflyer(ビットフライヤー)」で購入することをオススメします。
他にも「bitbank(ビットバンク)」「zaif(ザイフ)」などで購入できますが、セキュリティの面を考えると、「bitflyer(ビットフライヤー)」の方がおすすめします。
6.ウォレットはどれがおすすめ?
モナコインを購入したら、コインをしまっておく財布(ウォレット)を用意しましょう。
モナコインを保管するのであれば、「Monacoin core(QT)」がオススメです。
「Monacoin core(QT)」は、モナコイン専用のウォレット。そのため、他のウォレットよりもモナコインに関しては、一番使いやすくできています。
「Zaif」などの取引所や販売所に預けることもできますが、ハッキングされて盗まれる可能性もあるので、オススメできません。
ウォレットに入れておけば、自分でお金を守れます。Monacoin core(QT)をダウンロードして、モナコインを保管しましょう!
まとめ
仮想通貨モナコインについて説明してきました。
モナコインは、日本で最初に作られた国産の仮想通貨のこと。2chのキャラクター「モナー」がモチーフになっています。「実用性」を重視したLitecoinを基に作られたコインなので、さまざまなお店で使えるのが特徴です。
さらに、送金のスピードは90秒と利便性が高いのもポイント。価格も比較的に安いので、初心者でも買いやすいコインと言えます。
この記事を読んでモナコインに期待を持ったら、「bitflyer(ビットフライヤー)」で購入してみましょう。その際は必ずウォレットで管理してくださいね!
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