ポートスター(PORTSTAR)について、お調べ中でしょうか?
ポートスター(PORTSTAR:以下ポートスター)は、三菱UFJ国際投信株式会社が提供するアドバイス型のロボアドバイザーです。三菱UFJ国際投信株式会社は三菱UFJグループの会社であるため、信頼性も十分。
しかし、ポートスターは投資に関するアドバイスしかできません。投資初心者は、ウェルスナビなどの投資一任型ロボアドバイザーの方が失敗しない可能性があります。
それではどうやって自分に合ったファンドを見分ければいいのでしょうか?
オススメな人
- プロの目線でアドバイスがほしい人
- 少額から投資を始めたい人
- 信頼がある会社で投資信託の資産運用がしたい人
ここでは、ポートスターのメリットとデメリットを解説。この記事を読めば、ポートスターのことは全て分かるので、ぜひ参考にしてください。
目次
1. ポートスター(PORTSTAR)とは?
ポートスターは、三菱UFJ国際投信株式会社が提供する「アドバイス型のロボアドバイザー」です。
ポートスターが提案する質問に答え、すすめられた通りに投資を開始すれば、お金を効率的に増やすことができます。
まずは5つの質問に回答するだけ。
面倒な個人情報の入力は一切不要で、3択の質問の中から1つずつ選んでいきます。
全て入力後、約1分であなたに合った「リスク許容度」「資産構成イメージ」「過去の値動き」の提案を表示してくれます。
各グラフはそれぞれ表示切替ができるので、自分に合った詳細を見る事ができます。また、最適なファンドの例も紹介してくれるので、商品が選びやすいです。
さらに回答結果のページ下部ある「確認する」を押すと、「eMAXIS最適化バランス」を取り扱っている金融機関一覧のサイトに飛びます。
希望の金融機関を選ぶと、ポートスター診断結果画面へリンクされているので、ファンドの詳細を確認しながらそのまま購入できる仕組みになっています。
2. ポートスター(PORTSTAR)をおすすめする7つの理由
ポートスターをオススメするのは、次の7つの理由があるからです。
- 手数料が安い
- 投資をする投資信託は1つだけ
- ポートフォリオのズレを自動で直してくれる
- 好きな銀行や証券会社で運用できる
- 積立投資を月々1万円から行える
- 確定申告が必要ない
- NISA口座で利用できる
理由1. 手数料が安い
ポートスターの手数料は、年率0.55%!
投資を全預けにする「投資一任型のロボアドバイザー」の平均手数料は、年率1%程度です。比べるといかに安いか分かりますね。
解約するときは、換金申込受付日の翌営業日の基準価額に最大0.1%をかけた額が別途かかりますが、これを加えても手数料は年率0.64%以内と安いです。
理由2. 投資をする投資信託は1つだけ
ポートスターで提案される投資信託は1つだけ!よって、複数のファンドの運用状況を確認する必要がありません。
1本だけと聞くと心配するかもしれませんが、1つの投資信託で株式や債券など、さまざまな金融資産に投資を行うバランス型投資信託なので、リスク分散を行った着実な運用を行えます。
理由3. ポートフォリオのズレを自動で直してくれる
ポートスターで提案される投資信託は、資産配分のズレを自動的に直してくれます(リバランス)。
例えば、株式50%、債券50%を運用していたとします。しかし、銘柄によって利益や損失が発生します。これを修正しないと、いつのまにか株式75%、債券25%といったように資産配分比率が変わってしまうのです。
ポートスターで提案される投資信託は、このような調整を自動で行ってくれます。
理由4. 好きな銀行や証券会社で運用できる!
ポートスターは、あくまで三菱UFJ国際投信が提供するロボアドバイザーです。そのため、実際に投資を行うのは、ポートスターが提案する投資信託を扱っている銀行や証券会社になります。
つまり、言い換えれば好きな銀行や証券会社で運用を行えるということです。
理由5. 積立投資を月々1万円から行える
ポートスターでは、積立投資を1万円から行えます。
積立投資とは「量(口数)」を購入していく投資方法です。積立投資を行うことにより、相場状況に一喜一憂せず、リスクを抑えた資産形成が可能となります。
一度手続きをすれば自動で積み立ててくれるので、手間暇がかかりません。
販売会社によっては、投資信託の自動積立サービスを行っていない場合があります。
理由6. 確定申告が必要ない
ポートスターでは、好きな銀行や証券会社で運用を行えます。
その運用口座が「源泉徴収ありの特定口座」なら、運用益が出ても確定申告の必要はありません。
年間の利益が20万円以下(所得がない方は38万円以下)の場合、一般口座でも確定申告は不要です。
理由7. NISA口座で利用できる
ポートスターでは、好きな銀行や証券会社で運用を行えます。
よって、その銀行や証券会社がNISA口座に対応していれば、利用することができます。
NISA口座で運用を行えば、運用益が全て非課税となるので、ポートスターと組み合わせて利用することをおすすめします。
3. ポートスター(PORTSTAR)のデメリット
ポートスターには、いくつかデメリットがあります。それは次の点です。
- あくまでアドバイスのみ、運用は本人で!
- 投資できる投資信託のバラエティが少ない
3-1. あくまでアドバイスのみ、運用は本人で!
ポートスターは、あくまで投資に関するアドバイスのみを行います。それを実行するのは投資家本人です。
「ウェルスナビ」や「THEO」など、運用の全てをロボアドバイザーが行ってくれるサービスもあるので、少々面倒であるといえます。
3-2. 投資できる投資信託のバラエティが少ない
ポートスターの診断でおすすめされる投資信託は「eMAXIS」シリーズと言われ、投資信託のうちの1つとなります。
「eMAXIS」シリーズには5種類あり、年率0.54%という低コストで運用でき、運用パフォーマンスも良いのでオススメです。
しかし、さまざまな投資信託に投資ができる投信工房などのロボアドバイザーもありますので、デメリットとなります。
4. ポートスター(PORTSTAR)はこんな人におすすめ!
ポートスターはロボアドバイザーによるアドバイスを聞きながら、ある程度自由に投資を行いたい投資初心者の方におすすめのロボアドバイザーです。
投資する投資信託は1つだけなので、複数のファンドの運用状況を確認する必要がないのも大きなメリットです。
もし、投資の全てをロボアドバイザーに任せて、ほったらかしでお金を増やしたい方には「ウェルスナビ」をオススメします。
運用成績も優秀で、「源泉徴収ありの特定口座」を利用すれば確定申告も必要ありません。お金を預ければ、後は勝手に安定的に資産形成ができます。
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- 上記時期にて、一般的なロボアドバイザーには+約16.64%と圧勝

FOLIO ROBO PROの詳細については下記記事をご参照ください。
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5. ポートスター(PORTSTAR)を契約する前に知っておきたいこと
ポートスターで実際に資産運用を行う前に、知っておいた方がいいことをご紹介します。
5-1. 投資で絶対に資産が増えるとは思わないように!
投資には、常に元本割れ(損益が出る)リスクがあります。
いくら優秀なロボアドバイザーといっても、将来の相場状況を正しく判断することはできません。
しかし、長期投資を行うことによって、元本割れリスクを軽減できます。元本割れを防ぎたいときは長期的な目線で投資を行うようにしましょう。
5-2. お得なキャンペーンを実施している、銀行や証券を選ぼう!
実際に投資を行うのはポートスターが提案する投資信託を扱っている銀行や証券会社になります。つまり、その銀行や証券会社でキャンペーンを行っていれば、それを利用できます。
当サイトでは、「SBI証券」か「楽天証券」をおすすめします。キャンペーンが豊富なだけでなく、手数料が安く、NISA口座も利用できます。
6. まとめ
ポートスターを使って投資を行う際に知っておくべき事を解説しました。
運用会社を好きなところから選べるのがメリットです。
ポートスターはロボアドバイザーによるアドバイスを聞きながら、ある程度自由に投資を行いたい投資初心者の方にオススメのロボアドバイザーです。