【比較】ロボアドバイザーとつみたてNISAどっちがよい?メリット・デメリットから検証

【比較】ロボアドバイザーとつみたてNISAどっちがよい?メリット・デメリットから検証

投資を任せっきりにできることが特徴のロボアドバイザー(ロボアド)が、投資初心者にも人気と話題になっています。

一方、国の制度であるNISAも初心者に向いていると言われており、どちらを使って資産運用を始めるか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。

自分に適した方法で資産運用を始めるためには、ロボアドとNISAの違いをはっきりと理解する必要があります。

この記事では、ロボアドとNISAの違いを詳しく解説し、それぞれがどのような人に向いているのか、またどんなサービスがおすすめなのかについて紹介します。

最後まで読めば、自分にとって最適なものはどちらなのか、明確に判断できるようになりますよ。

1.ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザー(ロボアド)とは、投資を続ける上で必要なさまざまなアクションを自動で行うサービスを指します。

資産運用では、主に以下のようなアクションが必要です。

資産運用で必要な主なアクション
  • 資産運用の配分を作成と調整
  • 値動きに影響する世の中の動向をチェック
  • 売買候補の銘柄の値動きを定期的にチェック
  • 金融商品の売却、購入手続き
  • 節税対策
  • 積立投資の入金手続き

以上の事を投資初心者が行うのは、少々大変ですよね。

しかしロボアドなら、そんな資産運用で大変な事の全て、もしくは一部お任せできるのです。

ロボアドバイザーの種類

ロボアドバイザーは主に2種類に分けられます。

  • 投資一任型
  • 助言型

この2つのモデルはそれぞれ特徴が異なるため、違いをそれぞれ詳しく解説していきますね。

投資一任型ロボアドとは?

ロボアドの投資一任型は、投資を行う際の発注や運用、また運用中の資産を調整し最適化するリバランスの作業を全て自動で行います。

これにより、ユーザーは資産運用を放ったらかしで行えるようになり、知識がない初心者でも資産形成を始められます。

その代わり、サービス利用料として運用額の一定割合の手数料が発生するようになっています。

助言型ロボアドとは?

助言型ロボアドは、ユーザーに対してポートフォリオやその調整(リバランス)の提案を行ってくれるロボアドバイザーです。

あくまで運用に関する助言を行ってくれる程度で、実際の売買は自分の手で行う必要があります。

それ故に、助言型の多くが無料で利用できるようになっています。資産運用の配分を調整する上でのアドバイスに留まるので、自動化できる範囲は投資一任型より狭いです。

2.NISAとは?

NISAとは?

ロボアドバイザーと同じく、初心者に向いていると言われているのがNISAです。

NISAとは、国が定めた個人投資家のための税金優遇制度の名称です。

通常、株式や投資信託などの金融商品を購入し、それによって得られたした売買益や配当に対して、20.315%の税金がかかります。

「NISA口座」を利用していれば、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益を非課税にすることが可能です。

NISAの種類

NISAにもいくつか種類があり、それぞれがどういった違いがあるのか、また利用をする際はどちらを選べばいいのか分かりづらいと感じる人もいるのではないでしょうか。

ロボアドとNISAの違いについて解説する前に、以下の2種類のNISAについて紹介し、違いを明確にしておきましょう。

  • NISA(一般NISA)
  • つみたてNISA

それぞれ順番に解説していきます。

一般NISAとは?

「一般NISA」は、年間120万円分の投資で得た利益を5年間非課税にすることができ、上場株式や投資信託、ETFなど、さまざまな金融商品に投資できることが特徴です。

後述する「つみたてNISA」などと区別するために「一般NISA」とも呼ばれることも多いです。

つみたてNISAとは?

「つみたてNISA」とは、小額での長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。年間40万円まで購入した投資信託が、購入年から22年間非課税になります。

投資できる金融商品は投資信託のみですが、国の基準を満たしたものだけがリストアップされているため、投資初心者でも安心して利用できることが特徴です。

一般NISAと比較すると、つみたてNISAは長期的な投資を想定されているため、ロボアドとの比較には一般NISAではなく、つみたてNISAが出されることが一般的です。

したがって、この記事でもロボアドバイザーとつみたてNISAを比較していきます。

3.ロボアドバイザーとつみたてNISAの違いを比較

ロボアドバイザーとつみたてNISAの違いを比較

ここまで、ロボアドバイザーとつみたてNISAそれぞれの概要について紹介しました。

ここからは、両者の違いを明確にするために以下の7つのポイントを元に比較していきます。

  • 1. 銘柄選び
  • 2. 最低投資金額
  • 3. 売買
  • 4. 利益の再投資
  • 5. リバランス
  • 6. 税金
  • 7. 手数料

上記の基準で「投資一任型のロボアド」「助言型のロボアド」「つみたてNISA」を比較してみると、以下の表にまとめられます。

   銘柄選び 最低投資金額 売買・積立 利益の再投資 リバランス 税金 手数料
投資一任型
ロボアドバイザー
自動 1万〜10万円 自動 自動 自動 課税 平均1%
※1
助言型
ロボアドバイザー
自動 100円 手動 銘柄による 手動 使う口座によって
非課税可
平均0.33%
※2
つみたてNISA 手動 100円 手動 銘柄による 手動 非課税 平均0.33%
※2

※1サービスによって変動
※2保有銘柄にとって異なる

比較表を見てみると、それぞれ以下のような特徴があることが分かりました。

ロボアドとつみたてNISAの違い
  • 投資一任型ロボアド:資産運用に必要な事を全てお任せできるが手数料は高め
  • 助言型ロボアド:実際の売買を自分が行うことで手数料を抑えられる
  • つみたてNISA:利益を非課税にできるが運用に必要は事は全て自分で行う

以上を踏まえて、それぞれ最もおすすめできる人は誰なのか、一つずつ解説してきます。

4.ロボアドバイザーがおすすめな人

ロボアドバイザーがおすすめな人

まずは、ロボアドバイザーがおすすめな人を解説していきます。

先ほどお伝えした通り、ロボアドバイザーは主に自動化できる範囲の違いにより、「投資一任型」と「助言型」の2種類に分かれています。

それぞれのメリットがあり、一様に優劣がつくわけではありません。

そこで、投資一任型と助言型、双方のおすすめできる人を解説し、それぞれの代表的なロボアドバイザーを紹介していきます。

では、順番に見ていきましょう。

投資一任型ロボアドバイザーがおすすめな人

投資一任型のロボアドバイザーに向いている人は、次のような人です。

投資一任型ロボアドが向いている人
  • 運用の全てをおまかせしたい人
  • 投資に関する知識がない人
  • 今まで一度も投資をしたことがない人

投資資金を入金するだけで、運用を全て任せることができるため、投資を行う上での手間を省きたい人には非常におすすめです。

銘柄選びや実際の売買、保有資産の調整といった、資産運用に必要な全てのプロセスを自動化できるため、投資に関する知識がまったくない人でも、プロと同じような資産運用を行えます。

その代わり、自分で投資を行う場合と違いサービス利用の手数料がかかることに注意しましょう。ただ、一部のサービスには節税機能が付いており、納める税金を抑えてくれる場合もあります。

投資一任型ロボアドのおすすめはWealthNavi(ウェルスナビ)

ウェルスナビとの違いは?

投資一任型ロボアドの中で一番おすすめできるのがウェルスナビです。

ウェルスナビは26万人が利用している人気No.1のロボアドで、資産運用に必要な事をすべてお任せできます。

最低投資金額として10万円が必要であるものの、自動の節税機能が備わっていたり、投資はまったくの初心者に最もおすすめできる資産運用サービスです。

 

また、各社の投資一任型ロボアドがどんな内容なのか詳しく知りたい人は、以下の比較記事を参考にしてください。

おすすめのロボアドバイザーを徹底比較!全6社をランキングで紹介
おすすめのロボアドバイザーを徹底比較!全6社をランキングで紹介

ロボアドバイザー(ロボアド)は、投資の知識の少ない初心者におすすめの資産運用サービスです。 とはいえ、ロボアドにもさまざまなサービスがあるため、自分に適したものが何か分からないと感じている人も多いので ...

続きを見る

助言型ロボアドバイザーがおすすめな人

助言型のロボアドバイザーに向いている人は、次のような人です。

助言型ロボアドが向いている人
  • ロボアドとつみたてNISAを併用したい人
  • ロボアドを利用したいがコストを抑えたい人

利益を非課税にして、手数料も抑えたいけど、自分で銘柄選びは大変という方におすすめです。

実は、助言型ロボアドバイザーのアドバイスでおすすめされた銘柄を、NISA口座で購入すれば、利益を非課税にできるのです。あくまで、ロボアドからおすすめされた金融商品を自ら運用するので、一般的な資産運用と実質的に変わらないのです。

サービスを利用する上での料金はかからず、投資を続ける上で必要な手数料は一般的な金融商品を運用する場合と変わりません。したがって、投資一任型ロボアドよりも安く済みます。

ただし、アドバイスされた金融商品を保有していれば、利益が保証される訳ではないことを理解しておく必要があります。

デメリットとしては、定期的にアドバイスを確認しポートフォリオの調整を自分で行う必要があります。しかし、アドバイスをもとに実際にご自身で手続きを行うので、次第に投資に関する知識を身につけることができるでしょう。

ある程度の手間がかかっても、手数料抑えつつ、税金を非課税にしたい方は、助言型ロボアドバイザーがオススメですよ。

助言型ロボアドのおすすめは松井証券の投信工房

助言型ロボアドの中でおすすめできるものが、松井証券の投信工房です。

投信工房はすべての機能をスマートフォンのアプリ内で利用することができ、非常に使い勝手が良くなっています。

助言型ロボアドであるものの、リバランスのアドバイスを行っているほか、投資信託を購入する際もアプリ内から行うことができるため、ストレスフリーに投資を続けられます。

また、松井証券で投信を買うと信託報酬が一部還元されるなど、ユーザーに嬉しい配慮が施されている点も大きな魅力と言えるでしょう。

投信工房について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

【取材あり】投信工房は評判通りにおすすめ?利用するメリットやデメリットを解説!

投信工房についてお調べ中でしょうか? 投信工房は、松井証券が提供するロボアドバイザー。 ロボアドバイザー業界最安値の手数料が最大の特徴です。 基本的には、投資アドバイスを行うロボアドバイザーですが、簡 ...

続きを見る

5.つみたてNISAがおすすめな人

つみたてNISAがおすすめな人

ここまで、投資一任型と助言型、それぞれのロボアドバイザーがどんな人に向いているかについて解説しました。

一方、つみたてNISAをおすすめできる人は、次のような人です。

つみたてNISAをおすすめできる人
  • 自分で銘柄を選んで運用してみたい人
  • 極力コストを抑えて投資したい人
  • ある程度の投資知識がある人

つみたてNISAは、自分で銘柄を選んで運用してみたい人におすすめです。

ロボアドと違い、自分で運用することにより、自然と世の中の情報をキャッチする意識が生まれ、知識を吸収しながら運用できます。

決して簡単なことではなく、ある程度の時間がかかりますが、自分自身で判断して資産運用する楽しさを実感できる良い機会になるでしょう。

運用する時間を重ねるほど、投資に関する知識がどんどん身についていくため、個別株式への挑戦など、資産運用のステップアップがしやすい点もロボアドでは得られないメリットと言えます。

銘柄を選ぶ際に重要なのは、ご自身がどんな運用をしたいか、運用方針(ポートフォリオの比率やリスクの許容度など)を明確にしておくことです。

交付目論見書など、銘柄の詳細情報が書かれている資料を確認し、自分の運用方針に沿っている銘柄を選びましょう。

つみたてNISAのおすすめ証券会社はSBI証券

積立投資できる商品が豊富

つみたてNISA口座は証券会社で開設して利用します。その中でも、最もおすすめな証券会社がSBI証券です。

SBI証券は、ネット総合証券No.1の人気証券で、国内株式や投資信託、金・銀・プラチナなど、あらゆる金融商品も売買できます。

他にも、投資信託の購入でTポイントが使えたり、運用額に応じてTポイントが還元される点も魅力と言えるでしょう。

NISA口座は1人につき一つしか開設できません。総合力No.1のSBI証券でつみたてNISAを開設すれば、今後の資産運用の仕方に応じて柔軟に活用できるのでおすすめですよ。

SBI証券について詳しく知りたい人は、以下の記事が参考になります。

SBI証券の評判はどう?口コミで分かったメリット・デメリット解説
SBI証券の評判はどう?口コミで分かったメリット・デメリット解説

680万人以上の人が利用する最大手のネット証券であり、投資の初心者から経験者まで幅広い層から人気と評判のSBI証券。 しかし、これから投資や資産運用を始めたい方にとっては、SBI証券が人気と言われても ...

続きを見る

6.NISAとロボアド良いとこ取りしたいなら「おまかせNISA」

ここまで、ロボアドバイザーとつみたてNISAのどちらを選ぶべきか、というテーマでそれぞれの違いや特徴、どんな人におすすめできるかについてお伝えしました。

もしかすると「ロボアドとNISAの良いこと取りできないの?」と思っている方もいるかもしれません。じつは、両者の良いとこ取りができる手段として、ウェルスナビの「おまかせNISA」があります。

おまかせNISAは、投資一任型のロボアドであるウェルスナビを、NISA口座で運用できる機能です。これにより、ウェルスナビで得た利益を非課税にできます。

ただし、おまかせNISAで適応されるのは一般NISAであるため、つみたてNISAと違い、非課税期間は購入年から5年間であることに注意しましょう。

また、一度おまかせNISAを始めてしまうと、すでにNISA口座を開設したことになるので、他の証券会社でNISA口座を開設できなくなります。一般的な証券会社でNISAの利用を検討している場合は、どちらが自分にとって最適かしっかりと考える必要があります。

おまかせNISAについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事が参考になります。

おまかせNISAの実績評判は?メリットとデメリットから利用すべきかを徹底吟味!

おまかせNISAは、ウェルスナビ株式会社が提供するロボアドバイザー「ウェルスナビ」をNISA口座で運用できるサービスです。 ウェルスナビ株式会社の直販窓口とSBI証券のウェルスナビ for SBI証券 ...

続きを見る

まとめ:違いを理解して自分に合ったサービスを選ぼう

まとめ:違いを理解して自分に合ったサービスを選ぼう

ここまで、投資初心者におすすめと言われている「ロボアドバイザー」と「つみたてNISA」について、それぞれの特徴やメリット、どんな人に向いているかについて解説しました。

最後に、それぞれのサービスがどんな人におすすめできるかおさらいしましょう。

投資一任型ロボアドが向いている人
  • 運用の全てをおまかせしたい人
  • 投資に関する知識がない人
  • 今まで一度も投資をしたことがない人
助言型ロボアドが向いている人
  • ロボアドとつみたてNISAを併用したい人
  • ロボアドを利用したいがコストを抑えたい人
つみたてNISAが向いている人
  • 自分で銘柄を選んで運用してみたい人
  • 極力コストを抑えて投資したい人
  • ある程度の投資知識がある人

もし、NISAとの良いとこ取りがしたい人は、ウェルスナビの「おまかせNISA」もあります。

投資の初心者であれば、スタートするのに不安があるかもしれませんが、それはまったく悪いことではありません。重要なことは、自分が投資を続ける上で時間や経験など、何を優先したいのかを整理し、最適なサービスを選択することです。

各社のサービスについて違いを理解し、自分に合ったものを利用して投資家として活動をスタートさせましょう。

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

マネとも!編集部

「誰もがお金の心配をせず自分らしく生きていける世界」を目指して、お金に関する情報提供を行っています。Twitterでは管理人が絶賛ツイート中。インスタグラムでは会話形式で楽しくお金の勉強できる投稿をしています。

-ロボアドバイザー
-, , ,

Copyright© マネとも! , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.