ロボアドバイザーとは、資産運用における一連の動作全てを、AIなどを用いたアルゴリズムにて全自動で行ってくれるサービスのこと。
基本的には、数年〜数十年を想定した中長期での資産形成を目的に資産運用のアルゴリズムが組まれており、確実性の高いリターンを望めるのが最大の特徴です。
一方で、投資信託は投資家から集めたお金を運用の専門家が株式や債券などに投資して、運用する金融商品です。分散投資に強みがあり、一般的に投資信託を活用すれば中長期の資産運用ができるのが特徴。
どちらも基本的には将来の資産形成を目的に利用される方が多いので、
- ロボアドバイザーと投資信託のどっち利用するべきか?
- ロボアドバイザーと投資信託の併用はどうか?
と疑問に思うと思います。
そこでこの記事では、実際にロボアドバイザーと投資信託を利用している私がどちらの方が利用におすすめか?また併用はどうかという点についてお伝えします。
つみたてNISA以上のパフォーマンスが期待できるロボアドバイザー
FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)はAI(機械学習)の予測データを活用し、資産配分を市場に合わせて最適化させることで運用実績の最大化ができるのが特徴です。
リリース後、2020年1月15日〜2022年9月30日までのパフォーマンスは約+35.94%と優秀です。
臨機応変に資産配分を変える特徴から「比較的短期でも成果が出やすい」「暴落に強い」というメリットがあります。
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目次
1. 比較する上で知っておくべき前提知識
まず、ロボアドバイザーと投資信託を比較する上で、知っておくべき前提知識をご紹介します。
ここを押さえておくことで、どちらが良いかを的確に判断できるようになります。
ロボアドバイザーとは?
ロボアドバイザーとは、資産運用における一連の動作全てを、AIなどを用いたアルゴリズムにて全自動で行ってくれるサービスのこと。
ロボアドバイザーには、投資に関するアドバイスだけ行ってくれる「アドバイス型」、その後の運用の全ても行ってくれる「投資一任型」に大きく分けられます。
特に人気なのが「投資一任型」のロボアドバイザーで、投資の知識なしに手間なく将来のための資産形成ができます。
ちなみに、ロボアドバイザーの多くは複数の投資信託(or海外ETF)に分散投資を行っており、実質的には投資信託に投資をしていることになります。
海外ETFとは
海外の証券取引所に上場している投資信託。基本的に外貨で運用される。
言わば、ロボアドバイザーは投資信託に独自の運用哲学を加味して投資するサービスとも言えます。
投資信託とは?
投資信託は投資家から集めたお金を運用の専門家が株式や債券などに投資して、運用する金融商品です。
投資信託には様々な種類がありますが、大きくは下記に分けられます。
- インデックスファンド
- アクティブファンド
インデックスファンドとは?
日経平均株価など、特定の株価指数(インデックス)と連動するように作られた投資信託のこと。
アクティブファンドとは?
日経平均株価など、特定の株価指数(インデックス)以上の運用実績を上げることを目的とする投資信託のこと。特定の株価指数をベンチマークとしないものもある。(例:ひふみプラス)
一般的に、インデックスファンドの方がコストが安く人気です。
また、投資信託にはつみたてNISAで投資ができるという特徴もあります。
つみたてNISA とは?
投資信託やETF(上場投資信託)で得た利益が、購入した年から20年間非課税になる国の制度です。投資で発生する利益(売却益と分配益)には通常、20.315%の税金が発生しますが、つみたてNISAの口座で運用していたら課税されません。
ロボアドバイザーと比較する場合、投資信託=インデックスファンドを指す
ロボアドバイザーはそもそも将来の資産形成を目的として活用するサービスです。
そのため、比較対象となる投資信託も将来の資産形成を目的として活用するものであるべきです。
一般的に、将来の資産形成を目的として利用する場合、多くの方はつみたてNISAなどの制度を活用して、インデックスファンドに投資を行うのがオーソドックスです。
なぜなら、コストが安く、アクティブファンドのように不確定要素を少ないからです。
よって、当記事では投資信託=インデックスファンドとして扱います。
2. ロボアドバイザーと投資信託を比較
将来のための資産形成を目的に、ロボアドバイザーと投資信託(インデックスファンド)の違いについてまとめると、以下のようになります。
項目/サービス名 | ロボアドバイザー | 一般的な投資信託 (インデックスファンド) |
---|---|---|
投資の知識 | 不要 | 必要 |
リターンの確実性 | ◯ | △ |
値動きの大きさ(リスク) | 小 | 中 |
比較1:投資の知識
ロボアドバイザーは自動的に銘柄を選択+運用を行ってくれます。投資に対する手間を一切かける必要ないようになっているのがロボアドバイザーです。
一方で、投資信託では投資する銘柄を自分で選ぶ必要があります。そのため、どのように選ぶべきかの知識が必要になります。
比較2;リターンの確実性
投資におけるリターンの確実性という面においては、ロボアドバイザーの方が優秀です。
ロボアドバイザーは投資をプロに任せることで、リスクをコントロールしながら着実に目標に向けてリターンを作っていけるのが特徴です。
一方で、例えば2000万円という目標金額がある場合、投資信託は銘柄の選定からその後のメンテナンスまで個人の選択に全て委ねています。
そのため、知識のある方なら投資信託でロボアドバイザー以上のリターンを作っていける可能性もあります。
比較3:値動きの大きさ
ロボアドバイザーは徹底的なリスクコントロールに特徴があります。
具体的には、資産を世界中の株式、他にも債券や金、不動産などに分散投資します。
集中させることなく分散することで、短期的には大きなリターンを得る可能性は低くなりますが、大きな損失を出さずリスクを抑えながら運用することができます。
一方で、投資信託(インデックスファンド)の多くはある特定の指数に投資する場合が多いので、基本的には株式や債券のみに投資します。
このため、ロボアドバイザーの方がより広く分散投資ができており、リスクをコントロールしつつ、安定的な運用が望めます。
3. ロボアドバイザーがおすすめの人
上記の比較を踏まえて下記の方にロボアドバイザーがおすすめです。
こんな方におすすめ
- 目標金額に向けて確実に資産形成したい人
- 投資に知識がない人
- 投資以外に優先度の高いことを沢山ある人
ロボアドバイザー最大のメリットは、投資の知識がなくても、目標に向けて資産形成のための資産運用を手軽に投資のプロにお任せできる点。
そのため、リスクを抑えつつ、着実に将来の資産形成を達成したいという人に向いています。
また、人生のライフステージが上がると、将来のために資産形成したくても投資の勉強時間が取れない方もいらっしゃるでしょう。そのような方は、お金に関する心配はロボアドバイザーに任せて、自分が本来やるべきことに集中するという方法もあります。
4. 投資信託がおすすめの人
下記の方には投資信託(インデックスファンド)がおすすめです。
こんな方におすすめ
- 自分で投資銘柄を選んで投資したい人
- つみたてNISAを利用したい人
- 高リターンを求めて最大効率の投資がしたい人
基本的に、投資信託への投資ではご自身で銘柄を選ぶ必要があるので、自分で色々試しながらやっていきたいという人には向いています。うまく運用できた場合、コストを抑えつつ、ロボアドバイザー以上のリターンを得ることも可能でしょう。
そのため、投資における最大効率を求める方に向いています。
また、つみたてNISA口座でも投資ができるので、利益に対する税制優遇を受けることができるのも強みです。
5. ロボアドバイザーと投資信託の併用はどう?
まず前提としては、ロボアドバイザーと投資信託(インデックスファンド)はそれぞれ運用の目的が異なります。
- 目標に向けてコツコツを確実性の高いリターンを積み上げていきたい
→ロボアドバイザー - 効率を重視して、できるだけ高いリターンを出せるように運用したい
→投資信託(インデックスファンド)
ですので、自分の投資に自信があり、どんどん自分でリスクを負っていく覚悟がある方は、投資信託のみで良いでしょう。
一方で、下記の悩みや考えを抱えている場合は併用がおすすめです。
- 自分の運用の方針や投資対象に自信を持てない
投資信託で銘柄を選択したとしても、投資信託の投資はどこまで行っても自己責任です。
一方で、ロボアドバイザーは投資のプロが銘柄の変更など、しっかり資産形成に向けてサポートしてくれます。
よって、投資信託で高いリターンを望みつつ、ロボアドバイザーで確実性の高いリターンを獲得するという併用方法もおすすめです。
実際に私もこのように運用しています。
投資信託以上のパフォーマンスを期待できるロボアドバイザー
最後に実は投資信託以上のハイパフォーマンスとリスクコントロールができるハイレベルのロボアドバイザーをご紹介します。
それは「FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)」です。
FOLIO ROBO PROはAI(機械学習)の予測データを活用し、資産配分を市場に合わせて最適化させることで運用実績の最大化ができるのが特徴です。
リリース後、2020年1月15日〜2022年9月30日までのパフォーマンスは約+35.94%と優秀です。
私も実際に2020年1月16日からずっと積立投資をしており、運用実績が良好なので満足しています。
臨機応変に資産配分を変える特徴から「比較的短期でも成果が出やすい」「暴落に強い」というメリットがあります。
つみたてNISAでも人気な株式型投資信託とシャープレシオを比較
その金融商品が有用かどうかを測る指標として「シャープレシオ」があります。シャープレシオとは、商品のリスクに対するリターンの度合いを比較するために用いられる指標です。
良い運用とは、リスクをできるだけ低くしながら、高いリターンを出すことです。例えば、リスク50%でリターンが10%の場合、リターンが良くても、たまたま損失が出ていなくてラッキーなだけとも言えます。
FOLIO ROBO PROはこの数値を公表しており、バックテストの結果2016年末〜2021年末の5年間でシャープレシオは1.19となっています。
(引用:FOLIO公式サイト)
この数値がいかに優秀かを吟味するために、つみたてNISAなどでも良く投資されており、人気な全世界株式型の投資信託である楽天・全米株式インデックス・ファンドと比較しました。
楽天・全米株式インデックス・ファンドは2017年10月末〜2022年10月末の5年間でシャープレシオは0.86となっています。
(引用:https://www.fidelity.jp/fund-guide/fund-info/?fundAssociationId=9I312179)
比較する期間が多少違うので誤差はありますが5年間の運用歴ですので信憑性のある数値になっていると思います。
結果、多くの株式型投資信託よりFOLIO ROBO PROの方が優秀な運用をしていると言えます。
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【3年8ヶ月運用】FOLIOのROBOPRO(ロボプロ)の評判がやばい?利用者がメリット・デメリットを口コミ!
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ロボアドバイザーと投資信託の比較まとめ
ロボアドバイザーと投資信託の比較について解説しました。
それぞれ下記のような方に適しています。
ロボアドバイザーがおすすめ
- 目標金額に向けて確実に資産形成したい人
- 投資に知識がない人
- 投資以外に優先度の高いことを沢山ある人
投資信託がおすすめ
- 自分で投資銘柄を選んで投資したい人
- つみたてNISAを利用したい人
- 高リターンを求めて最大効率の投資がしたい人
最大効率の運用を求めるなら投資信託が良いでしょう。
一方で、ロボアドバイザーは手数料1%と少々割高ですが、その分プロに銘柄選定とリスクコントロールを全振りすることで、目標に合わせて確実性の高いリターンを生み出せるのが特徴です。
目的ベースの資産形成の手段としてはロボアドバイザーも十分におすすめできます。
また、投資信託以上のハイパフォーマンスとリスクコントロールができるハイレベルのロボアドバイザーとして「FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)」もご紹介しました。
当記事が参考になりましたら幸いです。
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【3年8ヶ月運用】FOLIOのROBOPRO(ロボプロ)の評判がやばい?利用者がメリット・デメリットを口コミ!
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