SBIネオモバイル証券とSBI証券の違いは?どっちがおすすめか徹底比較

SBIネオモバイルとSBI証券の違い

SBIネオモバイル証券(通称:ネオモバ)とSBI証券、どちらも同じ「SBI」が入っていて、どんな違いがあるか分からずややこしいですよね。

SBIネオモバイル証券は、少額で国内株式やFXに投資できる証券サービス。

一方、SBI証券は、総合ネット証券で、国内株式や投資信託はもちろん、海外株式や金銀プラチナなど、一般的な金融商品をほとんどすべて取り扱っています。

どちらの口座を開けばよいか、悩んでいる人もいるでしょう。

国内株やFXを気軽に始めたかったり、コツコツ積み立てて単元株を目指すSBIネオモバイル証券、投資信託やNISAを使った長期的な資産運用や本格的な株式投資をしたい人はSBI証券がおすすめです。

この記事では、SBIネオモバイルとSBI証券を取扱商品、手数料、Tポイント投資、スマホ対応の観点から違いを解説します。

比較要素を理解することで、自分がやりたい投資や資産運用に合ったサービスを選べるようになるでしょう。

1. SBIネオモバイル証券とSBI証券の違いとは【比較】

SBIネオモバイル証券は、2019年4月からスタートした、新しい証券サービスです。

少額から国内株式やFXに投資でき、すべての取扱商品でTポイントが使えます

一方、SBI証券はネット証券の最大手です。

口座開設数は600万件を超え、預かり資産残高も17.2兆円という大きさ。

どちらも、SBIグループの証券会社なので、どのような違いがあるのか分かりづらいですよね。

SBIネオモバイル証券とSBI証券の違いは、以下の要点で比較すると理解できます。

比較ポイント
  • 取扱商品
  • 手数料
  • Tポイント投資
  • スマホ対応

表としてまとめると、以下の違いがあります。

  SBIネオモバイル証券 SBI証券
取扱商品 国内株式
FX
ネオW
IPO
ロボアドバイザー「WealthNavi for ネオモバ」
国内株式
海外株式
投資信託(NISA、iDeCo)
FX
IPO
債券
金銀プラチナ
先物取引
etc.
国内株式の取引手数料 なし ※月額制度 あり
Tポイント投資 国内株式
FX
ネオW
IPO
投資信託
スマホ対応 あり なし
※各取扱商品ごとにそれぞれ専用アプリあり

以上の表を見ると、SBIネオモバイル証券は少額でTポイント投資、SBI証券は投資信託などの長期資産運用や本格的な株式投資に向いていることが分かります。

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2. SBIネオモバイル証券とSBI証券の違い①:取扱商品

1つ目の比較要素は、取扱商品です。

SBIネオモバイル証券 国内株式 FX ネオW IPO ロボアドバイザー「WealthNavi for ネオモバ」
SBI証券 国内株式 海外株式 投資信託(NISA、iDeCo) FX IPO 債券 金銀プラチナ 先物取引 etc.

比較するポイントは、それぞれの金融商品を取引する量です。

SBIネオモバイル証券の取扱商品

SBIネオモバイル証券の取扱商品は、以下のとおりです。

  • 国内株式
  • FX
  • ネオW
  • IPO
  • ロボアドバイザー「WealthNavi for ネオモバ」

最大の特徴は、いずれも少額で取引ができること。

国内株式やIPOは1株、FXは1通貨、ネオWは200円、ロボアドバイザーは1万円から取引できます。

通常だと、国内株式やIPOは100株から、FXは1,000通貨から取引します。ロボアドバイザーのWealthNaviは、本家だと最低10万円必要です。

まとまった資金が少ない20代〜30代の方や、気軽に始めたい方に向いていると言えます。

ただし、国内株式は注文が成立したとき(約定)の価格で取引する成行注文のみであることに注意です。

SBI証券の取扱商品

一方、総合ネット証券最大手のSBI証券は、取扱商品が幅広いです。

国内株式は単元株(100株)以上の取引と単元未満株での取引、両方に対応しています。FXは最低1,000通貨からの取引です。

他にも、投資信託や海外ETF(上場投資信託)を取り扱っており、NISA、iDeCoにも対応しています。

SBI証券は、ほぼすべての金融商品を取り扱っていますが、商品によってはある程度の資金が必要であることを理解しておきましょう。

【結論】一度に取引できる量に違いがある

取扱商品におけるSBIネオモバイル証券とSBI証券の一番の違いは、一度に取引できる量です。

国内株式は、どちらも単元未満での取引が可能ですが、手数料体系に大きな違いがあります(この後に解説します)。

FXは、SBIネオモバイル証券は1通貨から、SBI証券は1,000通貨からの取引です。

ただ、長期資産運用に適していると言われている投資信託やETF、NISAやiDeCoはSBI証券のみ対応しています。

3. SBIネオモバイル証券とSBI証券の違い②:国内株式の取引手数料

2つ目の比較要素は、国内株式の取引手数料です。

まず、SBIネオモバイル証券は取引手数料は発生しません。その代わり、月間の取引金額に応じた月額料金がかかります。

一方、SBI証券は1回の取引金額に応じて手数料が発生します。

SBIネオモバイルの手数料

SBIネオモバイル証券は、取引手数料が発生しない代わりに、月間の取引金額に応じて月額費用が発生します。

月間の国内株式約定代金合計額 サービス利用料(月額)
0円~50万円 220円(税込)
300万円 1,100円(税込)
500万円 3,300円(税込)
1,000万円 5,500円(税込)
以下、100万円ごとに1,100円(税込)が加算されます。(上限なし)

月の取引金額が0円だったとしても、220円(税込)の月額費用が発生してしまうことに注意しましょう。

SBI証券の手数料

SBI証券の国内株式の取引手数料は、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」の2種類があります。

スタンダードプラン アクティブプラン
一度の約定代金 手数料 1日の合計約定代金 手数料
5万円まで 55 円 100万円まで 0円
10万円まで 99 円
20万円まで 115 円
50万円まで 275 円
100万円まで 535 円
150万円まで 640 円 200万円まで 1,278 円
3,000万円 まで 1,013 円 200万円以上 100万円増加毎に440円(税込)ずつ増加
3,000万円 以上 1,070 円

スタンダードプランは「一度」の取引金額に応じて変動し、アクティブプランは「1日」の合計取引金額に応じて変動します。

スタンダードプランは頻繁に取引する人に向いており、アクティブプランはこれから国内株式投資を始める人に向いています。

ただし、あくまで単元株(100株)以上での取引であることに注意しましょう。

単元未満株は、取引金額の0.550%(税込)の手数料が発生します。たとえば、100万円の取引をする場合、5,500円(税込)発生するということです。

【結論】単元未満か単元以上の取引で変わる

手数料で比較する場合、まず単元株での取引をするかで分かれます。

単元株以上で取引したい人は、迷わずSBI証券を選びましょう。

単元未満株で取引したい場合は、SBIネオモバイル証券のほうが断然安く済みます。

たとえば、50万円の取引する場合、SBIネオモバイル証券で220円(税込)ですが、SBI証券だと2,750円です。

さらに高い金額を取引する場合、この差はもっと大きくなります。

したがって、単元未満株で取引したい人はSBIネオモバイル証券、単元株以上で取引したい人はSBI証券を選びましょう。

4. SBIネオモバイル証券とSBI証券の違い③:Tポイント投資

3つ目の比較要素は、Tポイント投資です。

SBIネオモバイルとSBI証券は、どちらもTポイントで金融商品が購入できます。

1ポイント=1円から使えて、全額ポイント利用も可能です。

もし利益が出たら、0からお金を生み出せることになります。Tポイントの使い道として非常におすすめです。

SBIネオモバイル証券のTポイント投資

SBIネオモバイル証券は、取扱のあるすべての金融商品でTポイント投資が可能です。

また、月額費用が発生する代わりに、200ポイントのTポイントが付与されます。

もし、月に50万円までの取引で済む人なら、月額費用220円(税込)に対して200ポイント付与されるので、実質無料で利用可能です。

ただし、付与されるTポイントはSBIネオモバイルのみで使える期間固定Tポイントであることに注意してください。

有効期限も比較的短いので、付与されたらなるべく早く使うようにしましょう。

SBI証券のTポイント投資

SBI証券は、投資信託のみTポイント投資が可能です。

投資信託は、株式や債券などの金融商品をプロが独自に組みあわせて運用する金融商品です。

投資初心者が、長期の資産運用をするのに向いていると言われています。

SBI証券の投資信託は、最低100円から購入でき、Tポイントも1ポイント=1円から使えます。

また、対象金融商品の取引内容に応じてTポイントが還元されるプログラムもあり、運用するだけでTポイントが貰えます。

国内株式手数料マイレージ
(国内株式現物取引)
スタンダードプラン手数料及び現物PTS取引手数料の月間の合計手数料の1.1%相当のポイントを付与
投信マイレージ
(投資信託保有残高)
対象投資信託の月間平均保有額に応じてTポイント付与
・1,000万円未満のお客様に年率0.1%相当のポイント
・1,000万円以上のお客様に年率0.2%相当のポイント
※一部例外あり

【結論】どちらの場合でもTポイントを積極的に使おう

Tポイント投資は、SBIネオモバイル証券とSBI証券で使える商品が異なるので、取引したい金融商品によって使い道が変わってしまいます。

どちらの場合でも、積極的にTポイントを使うのがおすすめです。

従来のTポイントの使い道はお買い物などの「消費」でしか使えず、一度使うとなくなってしまうものでした。

しかし、SBIネオモバイル証券とSBI証券でTポイントを「投資」に使えば、あなたの資産として残ります。

もし、Tポイントの使い道で困っている人がいたら、SBIネオモバイル証券での利用がおすすめです。

気軽に国内株式やFX、IPOに少額からTポイント投資ができるので、まずはお試しで始めてみてもよいでしょう。

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5. SBIネオモバイル証券とSBI証券の違い④:スマホ対応

4つ目の比較要素は、スマホ対応についてです。

従来の投資や資産運用は、パソコンでの取引が主流でした。

しかし今は、パソコンではなくスマホを使う人が多いので、スマホに対応しているかが重要なポイントです。

SBIネオモバイル証券のスマホ対応

SBIネオモバイル証券は、専用のスマホアプリが用意されています。

画面もシンプルで見やすく、まるでECサイトのようなアプリです。

SBIネオモバイルのアプリ画面

非常に使い勝手がよく、初心者でも通勤中や隙間とき間にも簡単に取引できます。

SBI証券のスマホ対応

SBI証券は、基本的にパソコンからの取引となっています。

スマホでも可能ですが、スマホ用のサイトは取引に対応しておらず、パソコン用のサイトを開く必要があります。

スマホアプリもリリースされていますが、金融商品毎にアプリが用意されています。

SBI証券のアプリ一覧

それぞれのアプリで取引は可能ですが、チャートを見てさまざまな注文方法を駆使する、経験者向けのアプリと言えます。

SBI証券のアプリ画面

【結論】スマホで取引するならSBIネオモバイル証券

もし気軽にスマホで取引したい人は、断然SBIネオモバイル証券がおすすめです。

ECサイトのような見やすい画面になっているので、初心者でも簡単に操作できるようになっています。

ただ、本格的な投資がしたい人にはSBI証券の各種アプリが便利でしょう。

チャートやニュース速報の機能もあるので、わざわざパソコンを開く必要はありません。

6. SBIネオモバイル証券とSBI証券どっちがおすすめ?

あらためて、SBIネオモバイル証券とSBI証券の比較表を確認してみましょう。

  SBIネオモバイル証券 SBI証券
取扱商品 国内株式
FX
ネオW
IPO
ロボアドバイザー「WealthNavi for ネオモバ」
国内株式
海外株式
投資信託(NISA、iDeCo)
FX
IPO
債券
金銀プラチナ
先物取引
etc.
国内株式の取引手数料 なし ※月額制度 あり
Tポイント投資 国内株式
FX
ネオW
IPO
投資信託
スマホ対応 あり なし
※各取扱商品ごとにそれぞれ専用アプリあり

それぞれの比較要素を踏まえた結論をお伝えします。

まずは、国内株式とFXの結論です。

国内株式とFXでの結論
  • 国内株やFXを少額から気軽に始めたい人
    →SBIネオモバイル証券
  • 本格的に投資したい人
    →SBI証券

ポイントは、どれくらいの量を取引したいかです。

少額から取引したい方は、迷わずSBIネオモバイル証券を選びましょう。月50万円までの取引なら、毎月Tポイントがもらえるので、実質無料で使えます。

Tポイントでも投資ができ、専用のスマホアプリは初心者でも簡単に操作できるようになっているので、誰でも今すぐ始められます。

単元株以上の取引をしたいならSBI証券がおすすめです。まずは100万円までの取引が無料であるアクティブプランから始め、取引金額や頻度が増えたらスタンダードプランへ変更しましょう。

次に、将来を見据えた長期資産運用での結論です。

長期資産運用での結論
  • ほったらかしで運用したい人
    →SBIネオモバイル証券のロボアドバイザー「WealthNavi for ネオモバ」
  • 自分に合った銘柄を選びたい人
    →SBI証券の投資信託、ETF(上場投資信託)

ロボアドバイザーは、簡単なアンケートの回答内容から、あなたにぴったりな資産運用を行う資産運用サービスです。

お金を預けるだけで、ロボアドバイザーが全自動で運用してくれます。その代わり、運用額の1%の手数料がかかります。

一方、SBI証券の投資信託やETFは、自分で銘柄を選ぶ必要がありますが、自分の手で運用するという醍醐味があります。投資信託なら、Tポイントで購入可能です。

場合によっては、ロボアドバイザーよりも高いパフォーマンスを出しつつ、手数料を抑えることが可能です。

このように、目的によっておすすめできるサービスが異なります。自分がどのような投資や資産運用がしたいかを確認することで、SBIネオモバイル証券かSBI証券、どちら適しているか判断できます。

もし、SBIネオモバイル証券とSBI証券、それぞれ詳しく知りたい方は、以下の記事で詳細に解説していますので、あわせてご参考ください。

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まとめ:目的にあわせてSBIネオモバイル証券かSBI証券を選ぼう

SBIネオモバイルは、2019年4月からスタートした、新しい証券サービスです。少額から国内株式やFXに投資でき、すべての取扱商品でTポイントが使えます。

一方、SBI証券は口座開設数は600万口座を超え、預かり資産残高も17.2兆円というネット証券の最大手です。

どちらも「SBI」というワードが入っており、どちらの口座を開けばよいのか分かりづらいですよね。

SBIネオモバイルとSBI証券、どちらがよいのか判断するには、以下の4つの要素で比較しましょう。

比較ポイント
  • 取扱商品
  • 手数料
  • Tポイント投資
  • スマホ対応

国内株やFXを気軽に始めたかったり、コツコツ積み立てて単元株を目指す人はSBIネオモバイル証券、投資信託やNISAを使った長期的な資産運用や本格的な株式投資をしたい人はSBI証券がおすすめです。

あなたの投資や資産運用の目的によって、おすすめできるサービスが変わります。

ぜひ、自分はどんな投資や資産運用がしたいか確認した上で、どちらの口座を開設するか検討してみてください。

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亀井郁人

1994年生まれ。神戸大学工学部卒業後、新卒フリーランスに。FinTech(フィンテック)など専門性の高い分野での記事執筆を得意としている。日経新聞を愛読中。

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