インタビュー 証券会社

【インタビュー】SMBC日興証券が口座開設をする前に読者に伝えたいこと!

100年の歴史を持つ、SMBCグループの大手証券会社SMBC日興証券』を訪問し実際に取材を行いました。

SMBC日興証券には全店で140店舗以上の支店があり、資産運用から相続など気軽に相談に行けるのが強みです。

加えて、最近では、記事を読みながら株が買える「日興フロッギー」や人工知能(AI)を活用し株の売却タイミングを予測してくれる「AI株価見守りサービス」など、デジタル時代に適応した新しいサービスも提供しています。

そんな、SMBC日興証券ですが、証券会社としてどのような想いを持ち、こうしたサービスを提供されているのかを知りたいという方もいらっしゃると思います。

そこで、読者の皆さまのために、SMBC日興証券に取材をさせていただきました。結果、SMBC日興証券は長い歴史を持ちつつもデジタル化に取り組み、顧客本位の業務運営を心がけている素晴らしい証券会社だということがわかりました

ぜひ、この記事をお読みになられて、SMBC日興証券がどのような想いで事業に取り組まれているかをご覧ください。

初めに:この記事のポイントまとめ

取材を引き受けてくださった林和人氏(左)と美根幸子氏(右)

1.SMBC日興証券を資産形成のパートナーとしてご利用いただいきたい

「SMBC日興証券をどのようにお客さまに利用してもらいたいとお考えでしょうか?」

「ぜひ、長期での資産形成のパートナーとしてご利用いただきたいと考えております。まずは日興フロッギーを通じて投資や身近な企業、最近の話題について学んでいただき資産形成への第一歩を踏み出していただければと。」

「もちろん、運用知識をお持ちで、ご自身で取引をしようと思って口座を開設される方も多いと思いますので、コストを抑えてネットで取引したいという方はダイレクトコース。そのあと、やっぱり営業員と相談をしながら取引したい方は総合コースという選択肢をご用意しています。」

コースは自由に変更ができるので、タイミングによって使い分けることも可能です。」

「例えば、最初は少額から資産形成をネットではじめて、徐々にステップアップしていく中で、将来のことを相談したいと感じたら総合コースにするなど、会社全体でライフスタイルに合わせた柔軟な選択肢をご用意しています。」

「やはり、窓口で相談できるということに安心を感じる方もいらっしゃると思うので、何かあったら相談できる支店があるということがSMBC日興証券の強みでもあると思います。」

「また、コンタクトセンター(コールセンター)も充実しており、電話で問い合わせができるというのも安心に繋がるかと思います。そういったところを活用していただき、長い目線でお客さまの資産形成を応援したいと思っています。」

ダイレクトコースの秘話とSMBC日興証券の独創性

「ダイレクトコースは誕生から10年以上たちましたが、どのような思いでスタートしたのでしょうか?」

「ダイレクトコースは2008年の10月に開始しました。最近では、60代くらいのお客さまもどんどんスマホを使うようになってきていまして、スマホ取引のニーズが高まってきました。そこで、我々もダイレクトコースというネットでコストを抑えて取引ができるコースをスタートさせたという経緯があります。」

「また、弊社は創業から100年以上。つまり、100年前から代々お付き合いいただいているお客さまもいらっしゃいます。そのご子孫の方も気軽にネットで取引ができるようにという意味合いもございます。」

「若年の方からではなく、上の世代の方からも繋がりがあるのはとてもユニークですし、良いですね。」

「2、30年前は、5、60代の方々が日常生活の様々なシーンでパソコンを使いこなすということはなかったですが、現在は5、60代の方もネットで取引されるということが当たり前となっています。このようなニーズも満たしつつ、相続などのご相談については、直接担当者にご連絡いただくというのも良いと考えています。」

「また、これから資産形成を始める若い世代の方達にも満足いただけるような商品設計をしっかりと作っていきたいと思っています。」

2.日本人が資産運用をすべき理由とは?

「資産運用に関する日本の課題やそもそも資産運用をすべき理由をどのように考えていらっしゃいますか?」

「やはり、現状の預金金利が低いというのがあると思います。今の収入の中で少しずつ蓄えていく必要がありますよね。20代の方でも最近は老後資金をどうしようとか、そこはみなさん課題として持たれているのではないでしょうか。」

「使わないお金を預貯金にする方は多いですが、お金ってそれだけじゃなくても、もっとお金に働いてもらうという感覚や考え方ってあると思うんですね。」

「それこそ貯蓄から資産形成ってよく言われるのですが、なかなかそこにいけていないというのが現状としてあると思います。」

「なので、まずは日興フロッギーで記事から興味関心を持って100円から始めてみるとか。何かを始めてみるということをやっていかないといけないという点が課題だと思います。 」

「その課題に対して、当社としては、少額から投資できるようにという点でサービスを提供しております。どうしても預貯金に預けたままだと現状増えないので、余裕資金を運用してお金に働いてもらうのが良いかなと。」

「金融教育も大事だと思われますが、そこに向けての施策とはございますか?」

「そこは、日興フロッギーが記事から株が買えるメディアとしてどんどん育ってほしいと思っています。まさに金融教育をオウンドメディアとしてやっているという気概でやっております。」

「また、社会貢献の一つとして、弊社の経営企画部CSR進室が学生や自治体の職員向けに金融経済教育も行っています。」

3.はじめての方にオススメの資産運用とは?

「初めての方にオススメの投資手法などありますか?」

「そうですね。まず100万円で株を買う!とかではなく、特に若年の方にはコツコツためていくような投資が入って行きやすいと思います。」

「つまり、資産形成だとまずは積立投資あたりから始めてもらうのがいいのかなと思います。積立投資は始める時期が早ければ早いほど良いとも言われています。」

「積立投資に関するサービスはご提供されていますか?」

「積立投資に関するサービスですと、投信つみたてプランがありまして、月1000円からできます。投資信託には日経平均等に連動するものなどあります。」

投資信託は自分でどれを選んだらいいかわからないという方も多いと思いますので、投資信託の中で当社が推奨しているものがあります。まずはそちらから初めていただくのも1つだと思います。」

「あとは株式にも積立がありまして、先程から何度か出てきている100円から株が買える、これはキンカブの"定期定額買付"というサービスになります。こちらも月100円から株式の積立を始めることができます。」

「身近の応援したい企業にも投資できるので、株式での投資をお考えの方にはご検討いただきたいですね。」

「あとは、身近という点で言いますと、お勤め先で自分の会社の持株会で自社株を購入している方もいると思いますが、そういったきっかけから始めて、次はどんな会社がいいのかなぁとか考えながらキンカブで、100円で株を買ってみるのも1つかなぁと思います。」

4.資産運用では世界にも目を向けていただきたい!

「あとは、日本株だけじゃなく世界にも目を向けていただきたいと思っております。」

「日本株は未だ過去の高値を抜けていないわけですが、海外の場合は高値を更新しています。今は気軽に海外旅行に行く時代ですし、海外に対するハードルも下がってきていると思います。投資信託でも海外株に投資するものも多数ありますから、海外にも目を向けていただきたいですね。」

日本株と海外株を組み合わせた方がパフォーマンスが安定しやすい傾向にあります。海外となるとハードルが高いと感じる方もいらっしゃると思いますが、やはり早くに始められた方が時間を味方にパフォーマンスを安定させられるので良いと思います。」

「日本は島国ということもあり、国内に注目しがちですが、若い世代の方はITとかで海外に対する意識も変わってきていると思いますので。」

「そういった意味では、日本だけでなく、海外への投資にも目を向けるのも良い選択肢だと思います。」

5.SMBC日興証券のデジタル化とベースにある考えとは?

「最近は、記事から株が買える"日興フロッギー"や人工知能を活用した"AI株式ポートフォリオ診断"や"AI株価見守りサービス"など、攻めの姿勢が見受けられますよね。SMBC日興証券様がこれから大きく変わっていくことを暗示しているのでしょうか?」

「そうですね。世の中のデジタル化には、SMBC日興証券としてもしっかりついていく必要があると考えています。」

「具体的には、100年の長い歴史はそのままで、そこにデジタルの要素を取り入れていっているイメージです。実際、デジタル化によって自身で情報収集をされる方が増えている中、株式投資をする方も徐々に増えていっているんですね。」

「そんな中、資産運用を始めてみて難しいと思った時にAIがポートフォリオを自動的に組んでくれると助かると思います。」

「また、株は売却するタイミングが一番難しいと言われていますので、AI株価見守りサービスというのは、株価の動向をチェックして、それをAIが判断してくれるということなので、そのタイミングを教えてくれるというところがあればお客さまが一歩踏み出していただける原動力になると思い導入しております。」

お客さまの資産を守るという考え方

「但し、ご留意していただきたい点がございまして、2つのサ―ビスは頻繁に売買をしてもらいたいということではなく、お客さまの資産を守るというのがベースになっているという点です。」

「例えば、株式でも1つの銘柄を持つより複数の銘柄を持つ方がパフォーマンスも安定する傾向にあります。」

「また、買うときは簡単ですが、買った後は、どうしても株価が気になると思いますし、もっと儲けたい、また損はしたくないという想いが強くなる傾向にあります。このような時に、お客さまの資産を守るというところでAIの活用が非常に役に立つだろうと考えております。」

6.SMBC日興証券のゴールとは?

「最後にSMBC日興証券様のゴールをお聞かせください。」

「人生100年時代と言われる中、お客さまに選ばれ、信頼いただけるパートナーであり続けたいと考えています。」

「本日は、取材にお付き合いいただき、ありがとうございました。」

あとがき

SMBC日興証券に取材させていただきました。従来からのお客さまだけでなく、若年層に向けても様々なサービスを提供されており、本気度が伝わりました。

若年の方は、日興フロッギーなどから投資について学び、AIツールなども活用しつつ徐々にステップアップしていくことができると思います。特に日興フロッギーの記事はとても素晴らしく、ぜひ初心者、投資経験者問わずご覧いただきたいと思っております。

将来的に相続などの大事なことを支店に相談しにいけるのも良い点ですよね。

これからの人生100年時代においては、長く付き合えるパートナーとなる証券会社を選ぶことが最も大事だと思います。SMBC日興証券は、若年から高齢までご満足いただけるあらゆるサービスが充実しており、きっとあなたの心強い味方になってくれるはずです。

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  • この記事を書いた人
monetomo

マネとも管理人

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