キャッシュレス店舗導入

モバイル決済サービス「Square」とは?特徴やメリット、デメリットについて解説!

square

Squareについてお調べでしょうか?

Squareとは、アメリカ発のモバイル決済サービスのこと。端末1つでクレジットカード支払いが可能になります。

ただ、Squareがどんなサービスなのか、どのような人におすすめなのか知ってから導入をしたいですよね?

そこで全モバイル決済サービスを比較し、Squareがどんな人におすすめできるかを調査しました。

調査の結果、Squareがオススメなのは以下のような人です。

こんな人におすすめ

  • できるだけ早く導入したい人
  • できるだけ安く導入したい人
  • すぐに売上を受け取りたい人

この記事ではSquareの特徴やメリット・デメリット、口コミ評判などを記載しています。

ぜひ、導入に当たって参考にしてみてください。

1.Squareとは

Square」は、Twitter社の創業者で現CEOである「ジャック・ドーシー」が開発したモバイル決算サービス。

ジャック・ドーシーが始めたサービスということで話題性があり、アメリカでは一人勝ちしています。日本には2013年に上陸しました。

Square最大の特徴は、専用のカードリーダーをスマホやタブレットに装着するだけで、簡単に決済が可能になることです。

Squareの詳細情報
運営会社Square,inc.
登録決済事業者登録済み
初期費用SquareReader:7,980円SquareStand:32,980円
決済手数料3.25%〜3.99%
固定費/振込手数料/解約費0円
対応クレジットカード(6種)Visa/Mastercard/AmericanExpress/JCB/DinersClub/Discover
対応電子マネー(12種)Suica/PASMOなど交通系電子マネー(PiTaPaを除く)/iD/QUICPay/ApplePay
その他周辺機器キット、各種アクセサリ

次の章でSquareの特徴について説明していきます。

2.Squareの3つのポイント

ポイント1:開発者はTwitter創業者

Squareの開発者は、世界最大のSNSサービス「Twitter」の創業者で元CEOである「ジャック・ドーシー」です。話題性が十分であることで、アメリカ国内のモバイルサービスは一人勝ちになりました。

2013年には三井住友フィナンシャルグループと提携して日本に進出し、日本では一番先にサービスを開始しています。

ポイント2:専用のカードリーダー1つで、簡単に利用できる

Squareは専用のカードリーダーと無料アプリ、スマホまたはタブレットがあれば、簡単にクレジットカード決済ができます。

すでにタブレットを持っていれば、基本的に専用のカードリーダーを購入するだけで良いので、簡単ですね。

ポイント3:支払いだけでなく、連携サービスが豊富

Squareでは連携サービスだけでなく、売り上げの分析や在庫管理を行ってくれるPOSレジ、その他に会計アプリとの連携が可能になります。

Squareが1つあれば、さまざまな場面で利用できて、とても便利です。

その他

選べるパッケージプラン

Squareには2つのパッケージがあり、利用する人の状況に合わせて選ぶことができます。

それぞれのパッケージについてご紹介します。

SquareReader

SquareReadeは持ち運びができるコンパクトなカードリーダーが同梱されている、パッケージプランです。

業界最安値のカードリーダーで初期費用を大幅に抑えて、キャッシュレス決済を導入することができます。

スマートフォンやタブレットさえあれば、場所を選ばずに決済できます。

価格7,980円
セット内容Square Stand、Square Reader、専用ドック(iPadはセット内容に含まれません)
商品説明クレジットカード決済と電子マネー決済の両方に対応した端末です。
SquareStand

iPadがあればPOSレジとして使用することができるパッケージプランです。

SquareReaderも同梱されていますので、対応可能なすべての決済方法が利用できます。

決済だけでなく、無料POSレジアプリで日々の売り上げや在庫状況の確認ができ、決済周りの業務を1つにまとめることができます。

価格32,980円
セット内容SquareReader(ICチップ付きクレジットカード用と磁気テープのみのクレジットカード用の2種類が同梱されています)
商品説明クレジットカード決済と電子マネー決済の両方に対応した端末です。
対応端末iPad (第7世代、2019)/iPad (第6世代、2018)/iPad (第5世代、2017)/iPad Pro 10.5インチ/iPad Pro 9.7インチ/iPad Air (第3世代、2019)/iPad Air 2 (2014)/iPad Air (第1世代、2013)

3.Squareを利用するメリット / デメリット

Squareを利用する上でのメリットとデメリットを、大手決済サービスと比較して見ていきましょう。

まずは5つのサービスについて、次の3つの基準を元に比較表にまとめてみました。

比較の際の3つの基準

(1)費用

(2)決済手段の数

(3)利用しやすさ / サービス

 SquareAirペイ楽天ペイCoineyTimes Pay
初期費用7,980円
32,980円
19,800円18,800円19,800円25,000円
月額使用料0円0円0円0円1500円※1
決済手数料3.25%~3.95%3.24%~3.74%3.24%~3.74%3.24%~3.74%3.24%~3.74%
入金時手数料0円0円0円~210円※20円~200円※30円
解約手数料0円0円0円0円0円
クレジットカード6ブランド6ブランド6ブランド7ブランド6ブランド
電子マネー121214911
アプリ決済05210
審査期間最短翌日3日程度3日~2週間2~10日間約3週間
入金時期最短翌日最短5日(月3~6日)最短翌日最短11日最短15日
対応OSiOS / AndroidiOSiOS / AndroidiOS / Android専用タブレット
サービス体制10:00~18:0009:00~23:0009:30~23:0010:00~18:0010:00~20:00

※1:一定額以上の利用で0円
※2:楽天銀行利用で0円、他行は210円
※3:10万円未満で200円、10万円以上で0円

これらの比較から分かる「Square」のメリット、またはデメリットをそれぞれご紹介します。

結論から言うと、Squareはメリットが多く、デメリットはあまりないと言えます。

メリット

1.初期費用が国内最安で始めやすい

どのモバイル決済サービスでも、基本的に専用のカードリーダーが必要になります。

国内大手の「Airpay」や「楽天ペイ」の初期費用は19,800円や18,800円と高額ですが、Squareの専用端末では7,980円とかなりリーズナブルです。

「モバイル決済を導入するのに、高額な金額をかけたくない!」という個人店にとっては、ありがたい価格ですね。

2.審査期間が短いのですぐに導入できる

モバイル決済サービスに登録した後は、審査に通るまでサービスが開始できません。

その点、Squareは審査期間が短いのがポイント!公式HPによると、クレジットカード決済が可能になるまでの期間は最短即日。つまり、申し込みをしたその日のうちに開始できる場合もあるそうです。

この審査期間が、他のサービスと比較して圧倒的に早いことがSquareの特徴です。

3.入金サイクルが早いから、すぐに売上を受け取ることができる

決済サービスを利用する際に着目すべき点は、入金サイクルの早さです。

入金サイクルが遅いと、「すぐ手元に現金がほしいのに入金されない!」という事態が起きてしまいます。つまり、入金サイクルは早ければ早いほど良いということですね。

通常のクレジットカード支払い端末では「入金が翌月」とかなり時間差がありますが、基本的にモバイル決済では早いことが特徴です。

とくにSquareは、入金時期が最短翌日とかなり早いサイクルになっています。

デメリット

一括払いしかできない

分割払いやボーナス一括払いはできないので、高額な買い物をしたい時は不向きです。

カード決済後に、カード会社へ分割払いやボーナス一括払い等への変更を申請することは可能ですが、面倒に感じます。

また、変更可能かどうかはカード会社によって変わってきますので、この点はデメリットと言えるでしょう。

決済可能手段が少ない

以前はクレジットカードしか対応していなかった為、デメリットとして決済手段の少なさが上がっていました。

現在はSUICAやPASMOと言った交通系・ApplePayやiD等の電子決済も含め18種ほど対応しています。

4.Squareの気になる口コミとは

Squareの口コミについて、見ていきましょう。

さまざまな口コミが見られましたが、その多くが良い口コミとなっていました。

良い口コミ

デザインがかっこいい

決済だけでなく、売り上げの計算もしてくれる

小さな屋台でも簡単に決済できる

悪い口コミ

悪い口コミとしては「クレジットの分割払いがしたい!」と感じている人が多いようです。

一括払いのみ対応

Squareで一括払いをした後、クレジットカード会社で分割払いに変更することで、分割払いは可能ですが、分割払いに変更できない場合もありますので注意が必要です。

5.Squareはこんな人におすすめ

Squareは、次のような人におすすめです。

こんな人におすすめ

  • できるだけ早く導入したい(審査が早い)
  • できるだけ安く導入したい(初期費用が安い)
  • すぐに売り上げを振り込んでほしい(入金サイクルが早い)

Squareをお得に申し込む方法(キャンペーンあり)

現在Squareでは、特別なキャンペーンを実施していません。

過去には初期費用が無料になるキャンペーンをしていました。新しいキャンペーンが登場したらすぐに更新するので、ぜひまたチェックしに来てください!

6.Squareの導入手順

Squareの導入の流れを簡単に説明します。

アカウント作成の手順についてこの後に詳しくご紹介しますので、Squareを検討している方はチェックしてみてください!。

STEP.1
無料アカウントを作成
メールアドレス、事業内容、入金先口座情報などを登録
 
STEP.2
カード決済の有効化
最短申込み当日からカード決済が可能。登録したアドレスに審査結果をお知らせ
 
STEP.3
電子マネー決済の有効化
審査通過後、導入したい電子マネーのブランドをSquare データより有効化
 
STEP.4
Square Readerの購入(任意)
審査通過後、専用のSquare Readerを購入。Square Readerは、Square ショップや、家電量販店などの取扱店で購入することができます。
 
STEP.5
決済端末の設定
Squareのアプリをダウンロードし、Square Readerを接続
 

請求書の作成・Squareオンラインビジネス/オンラインチェックアウトを利用したい場合は、STEP2の後、パソコンのブラウザからSquare データにログイン後、 各機能を利用することが可能です。

無料アカウント作成手順

ここでは、STEP1のSquareを導入する際の無料アカウントを作成手順について詳しくご紹介します。

無料アカウントを作成の申し込みはパソコンまたはアプリから行うことが出来ます。

Squareウェブサイトにアクセスし、[今すぐ無料のアカウントを作成する] をクリックしてください。

メールアドレス・パスワードの設定

IDとして利用するメールアドレス・パスワードを設定します。

Squareを利用する国を選択して[続行]をクリックします。

複数のビジネスで使用したい場合は、複数のSquareアカウントを作成し利用することもできます。

事業について

事業形態の選択は「法人又は団体」「個人事業主」を選択することが出来ます。

アカウント作成の手順はほぼ同じですが、必要な入力情報が違いますので表にまとめました。

情報法人または団体個人事業主
名前×
生年月日×
電話番号×
住所×
銀行口座
業種・事業内容
法人または店舗名×
法人または店舗の住所×
法人または店舗の電話番号×
代表者×
法人番号×

ここでは『法人または団体』を選択した場合の手順を紹介します。

『法人または団体』を選択し、業種・法人または団体名・法人番号を入力

郵便番号を入力し、住所情報を入力

過去5年の間に特定商取引法及び消費者法に関連する行政処分を受けたことがある場合はチェックをし、[続行]をクリック

法人(団体)代表者について

代表者の情報を入力

代表者の自宅住所を入力し、[続行]をクリック

店舗またはオフィスについて

店舗またはオフィスの情報を入力し、[続行]をクリック

銀行口座の登録

金融機関口座の情報を入力し、[続行]をクリック

"Square Readerでクレジットカードを受け付けましょう。"の画面が表示されると、STEP1の手続きは完了です!

まとめ

Squareはアメリカ発のモバイル決済サービスで、日本国内でも人気のサービスの1つです。

最大の特徴は初期費用が安く、審査期間や入金サイクルも早いことです。

ぜひ、モバイル決済サービスを利用してみてください。

 

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