米国株投資の際、最も気になるのが手数料の問題ですよね。
国内株と比較して高いと感じることも多い中、最近は無料や低手数料を売りにしている証券会社も増えてきました。では、実際にどの証券会社がお得なのか?
この記事では、米国株の手数料が高い理由や、手数料無料の証券会社について比較しながら解説していきます。
目次
1.米国株の手数料は高い理由とは?
- 為替の影響:米国株の取引はドル建てで行われるため、円とドルの為替変動の影響を受けやすいです。為替手数料がかかることが多く、これが追加のコストとして発生します。
- 国際取引の複雑さ:国内株に比べ、国際取引は手続きが複雑であり、その手間やリスクを補うための手数料が上乗せされる場合があります。
米国株取引にかかる手数料について
- 取引手数料:株を売買する際にかかる基本的な手数料。証券会社によって異なります。
- 為替手数料:円をドルに換金、またはドルを円に換金する際に発生する手数料。為替スプレッドとして隠れたコストとしてかかることもあります。
2. 米国株はどこで買うべき?おすすめの証券会社
米国株を取引するなら、最大7,000銘柄数を扱い、手数料が最も安いウィブル証券がおすすめです。
下記は主要な米国株の取引が可能証券会社一覧です。
証券会社 | 米国個別株銘柄数 | 米国ETF銘柄数 |
ウィブル証券 | 7,000銘柄 | |
DMM株 | 2,143銘柄 | 287銘柄 |
SBI証券 | 5,016銘柄 | 378銘柄 |
楽天証券 | 4,751銘柄 | 386銘柄 |
マネックス証券 | 4,536銘柄 | 382銘柄 |
※2023年9月14日現在
SBI証券等の証券会社でも取引を行えますが、その中でもウィブル証券をおすすめする理由としては、米国株取引手数料が業界最低水準の0.25%である点にあります。
これは競合サービスと比較しても非常に低い手数料です。
証券会社 | 取引手数料(税込) | 為替取引手数料 |
ウィブル証券 | 約定金額の0.275% *3ヶ月無料 | 15銭(※1) |
DMM株 | 無料 | 円→ドル:25銭 ドル→円:25銭 |
SBI証券 | 約定代金の0.495% | 円→ドル:25銭 ドル→円:25銭 |
楽天証券 | 約定代金の0.495% | 円→ドル:25銭 ドル→円:25銭 |
マネックス証券 | 約定代金の0.495% | 円→ドル:無料 ドル→円:25銭 |
(※1)株式会社QUICKが提供する為替レートに加減算(アスク+15銭、ビッド-15銭)される為替スプレッドとなります。
ウィブル証券で取引を行えば、他の証券会社と比べてもコストパフォーマンスの高い取引を実現できます。
さらに、ウィブル証券では、米国株式の取引手数料0円プログラムを実施しています。
今なら新規口座開設およびアプリご登録で、
- 米国株式取引手数料0円、
- 米国板情報サービス無料
が3ヶ月間付与されます。
※詳細のキャンペーンの条件は、ウィブル証券公式サイトで必ずご確認ください。
3. 米国株投資でウィブル証券を持っておいた方が良い理由
米国株投資をされる方は、SBI証券や楽天証券、マネックス証券などですでに取引されている方も多いと思います。ウィブル証券はどちらかというとメインで使わないにしてもサブとして口座開設しておくべき証券会社です。
その理由は、
- 高機能なスクリーナー機能(銘柄検索)
- 米国株価のリアルタイム表示
にあります。
この機能をお手持ちのスマホで簡単に利用でき、そのまま取引もできる点が最大のメリットです。
高機能なスクリーナー機能(銘柄検索)について
例えば、割安で財務健全で配当利回りが高い銘柄を知りたいなどの検索したい銘柄がある場合に、ウィブルの高機能なスクリーナー機能(銘柄検索)が便利です。
下記条件で検索し実際に7銘柄ヒットしました。
- 米国株
- 自己資本比率(ROA)10%以上
- 自己負債比率が50%以下
- 配当利回り5%以上
- 株価収益率(PER)が15倍以下
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また、テクニカル指標やアナリストの評価で絞ることも可能です。
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この高機能なスクリーナー機能(銘柄検索)を活用すれば、掘り出し銘柄が見つかる可能性が高くなるため、サブで持っておくと役に立ちます。
米国株価のリアルタイム表示について
ウィブル証券では、取扱いの全ての銘柄について、リアルタイムの株価情報を提供しています。
一部大手ネット証券では15分遅れで株価を表示するところやリアルタイム表示に条件を付けている場合もあるので、無料+リアルタイムというのは大きなメリットです。

加えて、ウィブルはナスダック社とのパートナーシップを築いており、"ナスダック取引所から配信される"上下50本のリアルタイム気配値情報を月額500円の課金で閲覧することもできます。
上下50本のリアルタイム気配値情報をTradingViewといった有名分析ツールの有料版で活用する場合、月額数千円以上する場合もあり、ウィブル証券を代用策として利用される方もいらっしゃいます。
ちなみにこの高機能の米国板情報サービスを今なら3ヶ月間無料で利用できるので、他ツール等を利用されている方は無料で活用できるチャンスです。
※詳細のキャンペーンの条件は、ウィブル証券公式サイトで必ずご確認ください。
<補足>そもそもウィブル証券とは?
ウィブル証券は、世界で3,500万人以上のユーザー数を誇る高機能米国株式投資アプリをリリースする証券会社です。
米フロリダ州に本社を置くWebullグループが、2023年4月に日本でサービス開始したばかりの証券会社です。
知名度はまだ高くありませんが、金融庁の認可を得て、日本の法令に基づいてしっかり経営されている金融商品取引業者ですので信用力があります。
【ウィブル証券の会社概要】
社名 | ウィブル証券株式会社 Webull Securities (Japan) Co. Ltd. |
資本金(資本準備金含む) | 9億3,848万円(2023年4月1日現在) |
本店住所 | 東京都中央区日本橋茅場町1丁目9番2号 稲村ビル6階 |
代表者 | 代表取締役社長 小島 和 |
金融商品取引業者 | 第一種金融商品取引業 第二種金融商品取引業 |
加入協会 | 日本証券業協会 日本投資者保護基金 日本証券クリアリング機構 |
取引所資格 | 東京証券取引所 大阪取引所 |
投資者保護 | 日本投資者保護基金 |
加えて、下記でご紹介するメリットもあります。
4.ウィブル証券のメリット
ウィブル証券にて、日本株は1単元(100株単位)、アメリカ株は1株から取引可能です。
ウィブル証券のメリットについて解説します。
メリット一覧
- 手数料0円プログラム実施中!米国株取引手数料が3ヶ月間無料
- 注文受付時間は24時間・リアルタイム取引に16時間対応
- 業界最多水準!7,000銘柄以上に対応している
- 充実したテクニカル指標と描画機能で銘柄分析をサポート
- オプション取引に対応している
(1)手数料0円プログラム実施中!米国株取引手数料が3ヶ月間無料
ウィブル証券では、現在手数料0円プログラムを実施しています。
口座開設を行うと、今なら新規口座開設およびアプリご登録で、米国株式取引手数料0円、米国板情報サービス無料が3ヶ月間付与されます。
さらに、ウィブル証券の米国株取引手数料は、0.25%と業界最低水準となっています。他の競合サービスと比較しても、ウィブル証券は低い手数料で取引が可能です。
ウィブル証券は、より効率的かつコストパフォーマンスの高い取引を行うことができます。
(2)注文受付時間は24時間・リアルタイム取引に16時間対応
ウィブル証券を利用すると、米国株式の注文受付時間は24時間に及びます。また、ウィブルアプリでは日本株も24時間・365日注文が可能です。自由な時間枠で取引を行い、市場の動向に柔軟に対応することができます。
また、16時間のリアルタイム取引にも対応しています。
世界各地の時間差や市場の変動による影響を最小限に抑えながら、リアルタイムの取引に参加することができます。
(3)業界最多水準!7,000銘柄以上に対応している
下記は主要な米国株の取引が可能証券会社一覧です。
証券会社 | 米国個別株銘柄数 | 米国ETF銘柄数 |
ウィブル証券 | 7,000銘柄 | |
DMM株 | 2,143銘柄 | 287銘柄 |
SBI証券 | 5,016銘柄 | 378銘柄 |
楽天証券 | 4,751銘柄 | 386銘柄 |
マネックス証券 | 4,536銘柄 | 382銘柄 |
PayPay証券 | 147銘柄 | 33銘柄 |
※2023年10月6日現在
ウィブル証券では、約7,000の米国株取扱銘柄の中から、数百円から投資を始めることができます。
さらに、約4,000以上の米国株・ETF銘柄では、1株未満でも取引が可能です。例えば、Amazon、Apple、Googleなど有名企業の株式だけでなく、米国の証券取引所にIPOしたばかりの銘柄にも投資ができます。
(4)充実したテクニカル指標と描画機能で銘柄分析をサポート
ウィブル証券では、56種類のテクニカル指標と171種類のチャート編集機能が提供されています。
テクニカル指標は、株式の価格変動や取引量に基づいて計算される指標であり、トレンドや相場の転換点を分析するのに役立ちます。ウィブル証券のアプリでは、幅広いテクニカル指標を利用することができ、より精緻な分析を行うことが可能です。
さらに、チャート編集機能も充実しています。銘柄のチャートをカスタマイズしたり、トレンドラインやサポート・レジスタンスラインを描画したりすることができます。視覚的な分析やトレード戦略の構築に役立ちます。
ウィブル証券のテクニカル指標と描画機能を活用することで、銘柄分析をより深掘りすることができます。
(5) オプション取引に対応している
ウィブル証券は証券会社としては珍しく米国株のオプション取引に対応しています。
オプション取引は、株式や商品、外貨などの金融商品の価格変動を利用して利益を得るための投資手法の一つで、特定の商品や金融商品を特定の期間内に特定の価格で購入または売却する権利を売買する取引です。
※取引手数料:売買の都度、契約数1枚当たり0.6米ドル(税込)、1注文当たり最低2.18米ドル(税込)
オプション取引に対応している証券会社は、ウィブル証券の他、サクソバンク証券しかありません。
高機能の分析ツールを活用しながら、オプション取引ができるのがメリットです。
※詳細のキャンペーンの条件は、ウィブル証券公式サイトで必ずご確認ください。
4.ウィブル証券のデメリット・注意点
ウィブル証券を活用する前に、知っておきたいデメリットや注意点があります。
デメリット一覧
- 上限取引手数料の設定がないので大口取引の場合、他社より不利になる
- NISAに非対応
- 出金手数料がある
注意点1:上限取引手数料の設定がないので大口取引の場合、他社より不利になる
ウィブル証券は取引手数料が安いのがメリットですが、注意点として上限手数料設定がない点が挙げられます。(一回あたりの取引につき)
例えば楽天証券やSBI証券の場合、上限額手数料として22ドルが設定されています。しかしウィブルにはこれがありません。他社比較での損益分岐点としては約8,000ドルであり、日本円にすると100万円以上が目安の数字です。
証券会社 | 上限取引手数料 |
ウィブル証券 | 上限なし |
楽天証券 | 22ドル(税込) |
SBI証券 | 22ドル(税込) |
マネックス証券 | 22ドル(税込) |
逆を言えば、この数値以下であれば他社よりお得と言えます。また、小口ずつ買う方法もあります。
注意点2:NISAに非対応
ウィブル証券はNISA口座に非対応なので非課税メリットを享受して取引を行うことができません。
注意点3:出金手数料がある
ウィブル証券には出金手数料があります。具体的には下記の通りです。
- 三菱UFJ銀行へ3万円未満の振込:110円(税込)
- 三菱UFJ銀行へ3万円以上の振込:330円(税込)
- それ以外の銀行へ3万円未満の振込:484円(税込)
- それ以外の銀行へ3万円以上の振込:660円(税込)
まとめ
米国株の手数料を比較すると、証券会社によって大きな差があることが明らかとなりました。
無料、あるいは低手数料を提供している証券会社も増えており、投資家にとって選択の幅が広がっています。
しかし、手数料だけでなく、サービスの質や取り扱い銘柄の多さなども考慮する必要があります。
投資を始める前に、しっかりと比較・検討して、自分に合った証券会社を選ぶことが大切です。