TECROWD(テクラウド)について気になっていますね?
TECROWDとは、クラウドファンディングで集めたお金で不動産に投資する「不動産投資型クラウドファンディング」サービスの一つ。
TECROWDの特徴
- 運営会社はインベスコアグループのTECRA株式会社
- 海外不動産(新興国中心)に直接投資できる(※国内不動産もあり)
- 想定年利が平均9.7%以上と高いリターンを期待できる
- 出資金額は10万円から
- 優先劣後構造の採用による元本保全性向上
- マスターリース契約による安定的な賃料収益
- 現在、元本毀損、配当遅延なし
モンゴルといった高い利回りが期待できる新興国の海外不動産に少額から投資できるのが最大の特徴です。
しかしながら、
- 高リターンで怪しい
- 過去に元本割れはあるのか気になる
- 運営会社の実態がよくわからない
というネガディブな意見もあります。
この記事では、独占取材の内容も踏まえて、そもそもTECROWDはどんな仕組みのサービスなのか、また利用するうえでのメリットやデメリットをお伝えします。
当記事作成にあたって
当記事は、運営会社であるTECRA株式会社取締役副社長石田育男氏に取材し、商品の特徴を詳しくヒアリングした上で提供されています。
目次
1. テクラウド(TECROWD)ってどんなサービス?
TECROWD(テクラウド)は、クラウドファンディングで集めたお金で不動産に投資する「不動産投資型クラウドファンディング」サービスの一つ。
運営会社が運用する不動産を選んで募集を募る(ファンドを組む)ことで、投資した金額に応じて一定の利益(分配金)を得られる仕組みです。
数あるサービスの中でも、TECROWDは新興国を含めた海外不動産に特化しています。
※国内不動産にも投資することができます。
新興国は経済成長が著しく、それに伴って不動産の需要も大きくなっていることから、日本の不動産に投資することより比較的高いリターンを期待できます。
新興国は主に中央アジア、具体的にはモンゴルやカザフスタン、ウクライナなどが該当します。
TECROWDは、そんな魅力的な新興国不動産に最低10万円程度から投資可能です。
※今後の案件によっては投資金額が左右する可能性があります。
<TECROWDの概要表>
運営会社 | TECRA株式会社 |
運営上の認可 | あり 不動産特定共同事業許可番号 神奈川県知事 第12号 |
最低投資金額 | 10万円から |
期待利回り | 平均9.7% |
優先劣後構造の採用 | あり |
振込手数料 | 無料(楽天銀行の場合) ※上記以外投資家負担(銀行によって異なる) |
出金手数料 | 無料 |
案件の途中解約 | 不可 |
新規案件、随時公開中!
2. テクラウドの運営会社は怪しい?大丈夫?
TECROWDは、TECRA株式会社が運営会社しています。2001年に内装業からスタートし、2018年からモンゴルへ事業に進出。2021年4月現在で6ヶ国まで事業が広がっています。
TECRA株式会社の内情を探る上で、重要になってくるのが、2022年2月に行われた株式会社インベスコアジャパンとの業務提携です。
株式会社インベスコアジャパンとの業務提携によりインベスコアグループに入っています。
インベスコアグループの中核を担うインベスコアNBFIはモンゴル証券取引市場に上場しており、時価総額は100億円を超えています。
TECRA株式会社の信用力はインベスコアグループの信用力に依存しているともいえます。
このような点から推測するに、TECRA株式会社はある程度の資本力がある企業と言えます。
しかし、TECRA株式会社自体は未上場企業である点にはご注意ください。未上場企業のデメリットは財務情報を公開してはいますが、上場企業のように監査法人等第三者の目が入っていないため、開示情報の信憑性が確かでない点です。
このような点から、事業者リスクが心配な方は、上場企業が運営する「CREAL」などの不動産投資クラウドファンディング事業者をオススメしています。
【やばい】評判のクリアル(CREAL)をやってみた!怪しい?元本割れは?口コミします!
続きを見る
ただ、TECROWDには他の事業者にはない高リターンというメリットもあるので、
- 事業者リスクを理解した上で投資を検討する
- 他の事業者も併用して事業者リスクを分散する
などのリスク対策を講じて投資を検討するのはありだと思います。
【TECRA株式会社の会社概要】
運営会社 | TECRA株式会社 |
設立年 | 2001年5月 |
代表者 | 今井 豊和 |
事業内容 | 建築一式工事、土木工事、設計及び監理、海外開発、不動産の売買、賃貸、仲介、管理 |
資本金 | 1億5,660万円 |
免許 | 建設業許可(特-30)第74708号/宅地建物取引業者免許(3)26122号/不動産特定共同事業許可番号 神奈川県知事 第12号 |
新規案件、随時公開中!
3.【2024年3月更新】テクラウドは元本割れがある?実績を公開
ファンド運用状況 | |
---|---|
運用総額(累計) | 21,128,860,000円 |
償還返済資金 | 5,635,890,000円 |
元本毀損・配当遅延 | 0件 |
平均予定利回り | 年率9.9% |
TECROWDは、運用総額は200億円以上です。そのうち50億円近くが既に元本償還されています。
現在、元本割れおよび配当遅延については一回もありません。
海外不動産というリスクが高めの商品を扱っているものの、この実績は素直に優秀だと思います。
さらに、平均利回り9.9%と業界内でもトップレベルに高いのが特徴です。
ネットでも元本がしっかり返ってきたという意見がありました。
TECROWD
本日3つのファンドから分配金の振込がありました💰今回の分配金はトータル1.3万円越えですね☺️TECROWDは楽天銀行を優遇していて楽天銀行なら振込手数料テクラウド負担になるので他の銀行をお使いの方は変更をお勧めします!#投資初心者さんと繋がりたい #投資家さんと繋がりたい #投資初心者 pic.twitter.com/TU4VForhHT— ナマケモン🦥日米個別株×みんなで大家さん (@namake_moon) February 28, 2024
テクラウドはなぜ利回りが高いのか?
この理由はテクラウドが扱う案件が収益性の高い中央アジア不動産中心だからです。
テクラウド公式サイトによると
1990年代以降、中央アジア諸国は民主化が進んだ事で爆発的な経済成長を遂げ、現在も高い成長率を維持しています。それに伴う国民の経済力向上に加え、モノを所有する意欲が高い国民性も相まって持ち家需要が高まっています。また、高い技術力を持つ日本ブランドに対する信頼が厚く、高機能かつ高級感のある住居が好まれる風土と日本企業の相性は良いといえます。
経済発展に伴う人口増加により、今後も持ち家需要は高い水準で継続すると想定されます。また、近年は外資系企業流入・駐在員増加によりオフィスや住居のニーズも非常に高まっており、引続き安定した不動産価値の向上が見込まれます。
また、⼟地取得から建設、販売、運営管理までの全⼯程を他社へ業務委託せず、すべてグループで一括管理しており、低コストで高水準な開発を実現しています。
当サイト独自取材でも下記のような言及がありました。
新興国では、そもそも不動産の値上がりが前提になっています。ですので、なるべく物件を現金で買い(金利が高いので融資を受けて購入すると損になると考える方が多いので)、その後価値が上昇していくのを期待しているという背景があります。つまり、現物不動産を取得することができれば資産価値は大きい、と考える人が多いという特徴があります。
インタビュー全文はこちら
このように収益性の高い中央アジア不動産に直接投資を行い、高いリターンを期待できる点がTECROWDの特徴と言えます。
新規案件、随時公開中!
4. テクラウドで投資を行うメリット
ここからは、TECROWDを利用することで得られるメリットについて見ていきましょう。
メリット一覧
- 少額から不動産投資ができる
- 一般の投資家が投資できない新興国不動産へ投資できる
- 定期的にセミナー開催されているので、納得して始められる
- 投資家限定の案件がある
順番に詳しく解説していきます。
(1)少額から不動産投資ができる
不動産投資の魅力は、実物資産の投資で、比較的安定的なリターンを期待できることです。
しかし、不動産投資を個人でする場合、多くのハードルがありました。
- 収益性のある不動産を自分で選ぶ
- 多額の元手資金が必要
- 税金関連など複雑な手続きが必要
しかし、クラウドファンディングを活用することで、実物不動産投資に対する敷居が低くなりました。
- 収益性のある不動産を自分で選ぶ
→不動産のプロである運営会社が選んでくれる - 多額の元手資金が必要
→多くの人から集めるので少額からでも可能 - 税金関連など複雑な手続きが必要
→口座開設と入金手続きだけで、あとは運営会社にお任せ
その結果、比較的少額(テクラウドは最低10万円)から不動産投資が始められるようになったのです。
(2)一般の投資家が投資できない新興国不動産へ投資できる
不動産と一言で言っても、どこの不動産を運用するかで、結果は大きく変わります。
TECROWDで取り扱う不動産の多くは、モンゴルやウクライナといった新興国の不動産です。
※国内不動産にも投資することができます。
新興国は経済成長が著しく、それに伴いオフィスビルやマンションなどの不動産需要が大きくなっているため高いリターンを期待できます。
一般的な投資家が海外不動産に投資するのは難しいのが現状であり、目利きに関しては現地にいないとかなり難しいでしょう。
しかしTECROWDならプロが選んでくれた高いリターンが期待できる新興国不動産へ投資が可能です。
(3)定期的にセミナー開催されているので、納得して始められる
「TECROWDの投資に興味あるけど、公式サイトなど、ネットの情報だけだと不安…」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にはTECROWDのセミナー参加をおすすめしています。
TECROWD自体の解説はもちろん、新興国不動産へ投資することについてプロが丁寧に解説します。
馴染みのない新興国不動産だからこそセミナー開催してくれるのはユーザー視点であり、嬉しいポイントです。
(4)投資家限定の案件がある
TECROWDには、会員クラスがあり、特定のクラス以上の方のみが参加できる特別なファンドがあります。
上位会員になればかなり良いファンドが提供されることが予想されます。
新規案件、随時公開中!
5. テクラウドのリスクとその対策
TECROWDには高いリターンを期待できるというメリットがある一方で、リスクも潜んでいます。
リスクを事前に把握することが不動産投資型クラウドファンディング投資では最重要です。
ここではTECROWDで投資する上で、特に注意すべきリスクとその対策をご紹介します。
主なリスク一覧
- 不動産価値の変動(カントリーリスク)
- 事業者リスク
- 賃料の滞納リスク
- 流動性の低さ
- 為替変動リスク
また、これらのリスクに対する個別の対策まで解説します。
リスク1. 不動産価値の変動(カントリーリスク)
不動産の市場は常に変化しており、運用している不動産の価値は一定ではありません。
運用がうまくいけば購入時よりも高く売ることでリターンを狙えますが、運用に失敗すると不動産価値が下落して損失が出る可能性があります。
また、テクラウドは新興国の海外不動産に投資する場合が多いです。新興国は政治や経済・環境などさまざまな側面から先進国以上のカントリーリスクがあります。
そのため、新興国不動産への投資は、ハイリスク・ハイリターンの投資だと認識しましょう。
しかし、TECROWDはこれに対して幾つかの対策を講じています。
買取保証がある場合がある
全案件というわけではありませんが、TECROWDではすでに多くの案件にて同金額で買取りたいという申し入れ(保証)があるとの発言があります。
当サイト独自取材でも下記のような言及がありました。
「出口戦略に関しては、いくつか選択肢があるのですが現時点で複数の事業者から募集額と同等金額での購入意向は受けています。購入希望者の立場で考えると、運用期間が終了する2年後には物件価値が上昇しているという前提なのだと思います。」
インタビュー全文はこちら
これは新興国のマーケットが影響しています。新興国の不動産価値の上昇率は年率110%程度と言われています。つまり、翌年には不動産は年利で10%程度上がっている可能性が高いということです。
つまり、物件を買い戻す側からすれば、案件組成時の価格で買えるというのはむしろ物件価格が上がっててラッキーと思っているため、買取保証がついている場合があるそうです。
優先劣後構造を採用してリスクを抑える
「優先劣後構造」を採用することで、価格変動のリスクをある程度抑えます。
優先劣後構造とは、出資者に優先順位を付けることで、不動産の価格変動リスクを誰が背負うのか決める仕組みです。
TECROWDの利用者は優先出資、運営会社のTECRA株式会社が劣後出資となり、劣後出資者が価格変動のリスクを背負います。
例えば、1億円の不動産に優先出資から7,000万円、劣後出資が3,000万円だった場合、不動産価値が7,000万円まで下落しても、優先出資者の元本に損失はありません。
リスク2. 事業者リスク
筆者が不動産投資型クラウドファンディング最大のリスクと考えているのが事業者リスクです。
不動産投資型クラウドファンディングでは運営会社が破綻してしまうとサービスが続けられず、投資したお金(元本)が返ってこない可能性があります。
したがって、不動産投資型クラウドファンディングは、運営会社の信用力が最重要です。
TECRA株式会社が上場企業ではないので、業績の開示義務がなく注意が必要です。
投資する際は公式サイトや弊サイトの取材記事などをしっかり閲覧し、会社が信用に値するかと各自で判断してください。
【インタビュー】不動産投資型クラウドファンディングのダークホース”TECROWD”の凄さとは?-TECRA株式会社取締役副社長石田育男氏
続きを見る
また、複数の事業者に分散投資を行い、事業者リスクを分散させる方法も検討しましょう。
他の事業者をお探しの場合は下記記事を参照ください。
やってみたランキング!不動産クラウドファンディングおすすめ比較!
続きを見る
リスク3. 賃料が得られないリスク
不動産クラウドファンディングで得られる利益(分配金)は、入居者の家賃収入(インカムゲイン)から分配される場合が多いです。
もし入居率が低かったり、家賃の滞納があった場合、分配金が支払われない可能性があります。
このリスクに関してTECROWDは多くの海外不動産案件にてマスターリース契約を入れている場合が多いです。
マスターリース契約といわば、空室が出ても家賃収入分を保証する契約です。
TECROWDに投資する際はマスターリース契約があるかどうかを確認してみてください。
リスク4. 流動性の低さ
不動産投資型クラウドファンディングで取り扱う案件には、あらかじめ運用期間が設定されています。
一度投資してしまうと、この期間中は元本を引き戻すことができません。
なので、元本を引き戻したい場合は、運用が終わるまで待つ必要があります。
株式や投資信託は好きなタイミングで売買できるので、お金が必要になったり、他の金融商品に投資したい時はいつでも引き戻すことが可能。
したがって、実際に投資する際は案件の運用期間を必ずチェックしましょう。
リスク5. 為替変動リスク
海外の金融商品を売買する場合は、その国の通貨で投資します。
その際に気をつけたいのが、日本円との為替状況です。
円高の時に投資して円安の時に売却すると、売却益に加えて為替変動による利益も得られますが、逆の場合だと損失が出てしまいます。
売却で利益を得たのに、為替の影響で最終的には損失で終わることもあります。
ただし、TECROWDで扱う案件は、日本円で投資できる「為替ヘッジ」を取り入れているので、その影響を一定の範囲内で抑えてくれています。
※投資地域に大きな事象が発生した場合は例外あり。
当サイト独自取材でも下記のような言及がありました。
「賃料の受け取りを円建てで行うことにより為替リスクを低減させています。このリスクヘッジについては資本業務提携先である金融機関(モンゴル証券市場上場)の関連法人が行っています。為替ヘッジをすることがこの商品にとって何より大事なことだと考えます。」
インタビュー全文はこちら
新規案件、随時公開中!
6. テクラウドで失敗しないために!リスク管理のポイントを解説
これからTECROWDへの投資を検討されている方向けに"押さえておくべきリスク管理のポイント"をご紹介します。
リスク管理のポイント一覧
- ファンドの情報をしっかり事前に確認する
- 優先劣後の劣後割合が高いファンドを選ぶ
- 1案件にまとめて投資は避け、資金を複数の案件に分散させる
- 自分で納得できる投資ルールを設定する
- ファンドの運用期間は短期の方が安心できる
- 他の事業者も利用して、倒産リスクを分散させる
- 余裕資金で投資をする
ポイント1:ファンドの情報をしっかり事前に確認する
TECROWDは利回りが高いので、リターンだけに目がいきやすいですが、盲目的に投資することは避けましょう。
TECROWDでは、事前にファンドの詳細情報を閲覧できます。しっかり確認するようにしてください。
ポイント2:優先劣後が高いファンドを選ぶ
優先劣後の出資割合は投資判断を行う上で重要な数値です。
優先劣後の出資割合は、「リターン」→「出資金と資金使途(予定)」にて掲載されています。
例えば、劣後出資割合が20%の場合、20%までの元本割れをTECROWD側が負担するので、その範囲内の損失なら投資家の元本には傷がつきません。
優先劣後の出資割合は、劣後出資割合が高いほど良いでしょう。
ポイント3:1案件にまとめて投資は避け、資金を複数の案件に分散させる
TECROWDは、複数のファンドに分散投資を行うことができます。
分散投資を行うことで、単一の案件による大きな損失を被るリスクを軽減できます。
例えば、それぞれ運用期間が12ヶ月で利回りが5%の「Aファンド」「Bファンド」「Cファンド」にそれぞれ100万円ずつ分散投資を行い、一年経った結果が下記のようだったとしましょう。
「Bファンド」:成功→5万円の利益(100万円×5%)
「Cファンド」:元本割れ(投資額の95%返済)→5万円の損失(100万円−100万円×95%)
この場合「Aファンド」と「Bファンド」では利益が出ましたが、Cファンドは損失となりました。しかし、「Aファンド」と「Bファンド」で利益が出ていたので、合計ではプラスの利益となりました。
TECROWDで投資を行う際は、複数のファンドに分散投資を心がけてください。
ポイント4:自分で納得できる投資ルールを設定する
リターンとはリスクの裏返しです。リスクとは不確実性の高さのこと言います。
高いリターンを期待するほど、不確実な要素が増えるため、元本を毀損する可能性も高くなります。
TECROWDは商品特性上、リスクが高い傾向にあります。そのため自分で納得できる投資ルールを設定することが重要です。
例えばクラウドファンディング投資全体に300万円を投資している場合、テクラウドで投資する資金はその10%にあたる30万円以内で投資するなどのルールを個人で設定することを推奨しています。
ポイント5:ファンドの運用期間は短期の方が安心できる
TECROWDのファンドには、運用期間が数ヶ月の短期のものから2年以上の長期のものまであります。
不動産プロジェクトを行う場合、開発から売却を考えると一般的には2,3年くらいはかかるため、ある程度長期の方が案件としての妥当性があります。
しかし、会社の信頼性を考慮するとできるだけ短期の案件の方が元本償還までの期間が早いため安心できると思います。
ポイント6:他の事業者も利用して、倒産リスクを分散させる
不動産投資型クラウドファンディングで一番怖いのは事業者の倒産リスクです。
活用するクラウドファンディング事業者は分散させておきましょう。
他の事業者をお探しの場合は下記記事を参照ください。
やってみたランキング!不動産クラウドファンディングおすすめ比較!
続きを見る
ポイント7:余裕資金で投資しましょう
一回投資を行ったら、基本的に途中で解約ができません。
そのため、生活とは関係のない余裕資金で投資を行うようにしましょう。
急にお金が必要になっても引き出せない可能性があります。
新規案件、随時公開中!
7. テクラウドで投資を行う上で押さえておくべき注意点
リスクとは別に注意点もありますので、確認しておきましょう。
注意点一覧
- 人気すぎて応募できない場合がある
- 予定より早く運用終了する可能性がある
- 確定申告が必要である
注意点1. 人気すぎて応募できない場合がある
不動産投資型クラウドファンディングは、あらかじめ募集する金額が設定されており、先着式か抽選式で集めます。
もし先着式だった場合、募集金額に達すると募集が締め切られ、応募できなくなってしまいます。
抽選式は応募はできますが、落選してしまうと投資できません。
つまり、必ず投資できるとは限らないことに注意しましょう。
テクラウド投資できました✨
すごい早さで完売してた...
びっくり...— ココ🐶主婦のお金のふやし方 (@coco_life020) February 27, 2024
注意点2. 予定より早く運用終了する可能性がある
不動産投資型クラウドファンディングの案件は運用期間が設定されてます。
しかし、場合によっては予定より早く運用が終了することがあります(専門用語で早期償還)。
運用が終了すると元本も償還されるので、残りの運用期間における利益は分配ありません。
例えば、12ヶ月運用予定の物件が10ヶ月で運用終了した場合、残り2ヶ月の分配金は得られません。
しかし、早期償還は元本が戻ってきますし、期間分の分配金は受け取ることができます。そのため、むしろポジティブに捉えることもできます。
注意点3. 確定申告が必要である
TECROWDで得られる収益(分配金)は雑所得に該当します。そのため、確定申告が必要です。
1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人
2か所以上から給与の支払を受けている人で、主たる給与以外の給与の収入金額と給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人
(引用:国税庁「給与所得者で確定申告が必要な人」)
また、所得税の場合は年間20万円以下の利益なら確定申告をしなくてもよいですが、住民税においては1円以上の雑所得が発生する場合、原則申請が必要です。なので確定申告は必要だと考えましょう。
不安な方は、国税庁のホームページや税務署・税理士に相談しましょう!
新規案件、随時公開中!
8. テクラウドをオススメできる人は?
TECROWDのメリットや起こりうるリスクを理解することで、おすすめできる人が分かります。
こんな方におすすめ
- 高リターンを期待したい人
- 海外不動産に投資したい人
TECROWDは、高利回りの案件に投資したい人におすすめのサービスです。高リターンの商品はリスクこそありますが、なかなか8%以上のリターンを期待でき、かつ元本償還の実績も積み上げている金融サービスはありません。
また、日本から直接海外不動産に少額で投資し、その恩恵の果実を享受できるサービスは現在TECROWDだけと言っても過言でありません。
実際、国内不動産は人口減少といった様々な要因で今後も安定的な利回りを期待できるかどうか懸念があります。TECROWDなら経済成長が著しい新興国の不動産へ気軽に投資できるようになっています。
この点に魅力を感じる方にTECROWDは適していると思います。
一方で、安全性重視の方には向いていません。安全性重視の方には上場企業が運営する「CREAL」などの不動産投資クラウドファンディング事業者をオススメしています。
【やばい】評判のクリアル(CREAL)をやってみた!怪しい?元本割れは?口コミします!
続きを見る
新規案件、随時公開中!
9. テクラウドの口コミ・評判はどう?
TECROWDをすでに利用している方々の口コミ・評判を調査して参りました。
全体的に
- 利回りが高い
点が好評なようです
一方で、人気すぎて投資ができないという意見もありました。
利回りに関する口コミ
テクラウドの募集があと数分で始まります!
今回も驚異的な年利10%!
気になる方はぜひ! pic.twitter.com/Ux2MS6OoYa— ナマケモン🦥個別株フルレバ×みんなで大家さん (@namake_moon) August 3, 2023
募集速度に関する口コミ
オルタナは事前入金を忘れ、テクラウドはクリック合戦に負けました😭
FUNDROPの抽選は申し込み完了✨ここは運用期間前後の資金拘束期間が短くて良き☺️当たりますように🙏#不動産クラウドファンディング #不動産クラファン
— erikita (@erikitafund) February 27, 2024
10. テクラウドのキャンペーン情報
現在キャンペーンは開催されておりません。
登録(無料)はこちらから
注意
※当記事掲載のキャンペーン・プログラム詳細は更新時期等により、掲載内容と多少の相違がある場合もございます。契約前に必ずTECROWD公式サイトを別途ご確認ください。
11. 【5分で完了】TECROWDの登録方法を図解
それでは最後に、TECROWDの会員登録の方法を図解で紹介します。
鉄続きは、以下の流れで行います。
- メールアドレス登録
- 会員情報の入力
- 本人確認
スムーズに進めば、5分とかからず完了しますよ。
STEP1. メールアドレス登録
公式サイトへアクセスし、「無料会員登録をする」をタップ。
新規案件、随時公開中!
登録するメールアドレスとログインパスワードを設定します。
各種書類の確認とチェック入れて、「会員登録する」をタップしましょう。
登録したメールアドレスに本登録のURLが添付されたメールが届きます。
STEP2. 会員情報の入力
メールに添付のURLにアクセスし、本登録の手続きを行います。
- 基本的な個人情報
- マイナンバー
- 投資家情報(投資経験や金融資産について)
- 出金先の銀行口座
以上の情報を画面に従って入力しましょう。
STEP3. 本人確認
最後に、本人確認の手続きを行います。
スマホで本人確認か転送不要はがき、2つの方法がありますので、お好きな方を選びましょう。
今回はスマホで本人確認で解説しますね。
- 運転免許証かマイナンバーを用意し、画面の指示に従ってスマホで本人確認書類を撮影します。
- 本人確認書類の撮影の後は、顔写真を撮影します。画面の指示に従って、ご自身の顔を撮影しましょう。
以上で会員登録の手続きは完了し、審査に移ります。無事審査が通過できれば、数営業日後に登録したメールアドレスに口座開設完了のメールが届きます。
テクラウドまとめ
TECROWD(テクラウド)について解説してまいりました。
TECROWDとは、クラウドファンディングで集めたお金で不動産に投資する「不動産投資型クラウドファンディング」サービスの一つ。
モンゴルなどの新興国の不動産に、最低10万円程度から投資できるのが最大の特徴です。
TECROWDの結論
- 少額から国内と海外不動産(新興国中心)に投資できる
- 想定年利が平均9.7%以上と高いリターンを期待できる
特に、高利回りの案件に投資したい人におすすめのサービスと言えます。
特に日本から海外不動産に直接投資をして、その恩恵を享受できるサービスはほぼないのでここに魅力を感じる方に適しています。
ただし、期待リターンが高まれば、それだけ損失リスクも高くなりますので、ご自身でしっかりリスクと向き合い投資を検討してください。
投資を検討する際に、この記事が参考になったのなら幸いです。
新規案件、随時公開中!