ウェルスナビのSBIラップどちらがいいか迷ってますね。
両サービスの違いがわかりにくく、迷うと思います。
そこで、この記事では、
- どちらのサービスがあなたに適しているのか
- 両サービスの特徴、メリット、デメリット
- それでも迷った際のオススメの投資方法
という観点から解説していきます。

目次
1. 結論!ウェルスナビとFOLIO ROBO PROはどっちを利用すべき?
どちらを利用すべきかを考える上で最も重要なのは、お互いの運用目的の違いを知ることです。
- ある目標金額に向けた資産形成のための資産運用がしたい!
→ウェルスナビ - 資産形成の基盤をつくりつつ、ある程度の実績も求めたい!
→SBIラップ
という観点で選ぶと失敗しにくいでしょう。
ウェルスナビは2016年7月にウェルスナビ株式会社が提供を始めたロボアドバイザーサービス。
ウェルスナビの特徴
- 投資に関する知識不要、かつ長期的な資産運用で、安定的に資産形成ができる
- 5年以上の利用者の99%がプラスの運用実績
- 5年以上の利用者の91%以上の方が20%以上の運用実績
- 弊サイト管理人も5年運用して運用実績は+39.30%(2023年5月1日現在)
さまざまな企業がロボアドバイザーを提供するなか、ウェルスナビは2022年現在、預かり資産7,500億円以上(※1)・運用者数35万人以上(※2)と人気No.1のロボアドバイザー(※3)となっています。ユーザー満足度でも1位(※4)を獲得していることから実績の良好さも伺えます。
※1 2022年9月13日時点
※2 2022年9月30日時点の運用者数
※3 一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(
※4 2021年 オリコン顧客満足度®調査 ロボアドバイザー 第1位
2023年2月27日より1万円という少額から始められるようになりました。
また、唯一NISA口座で運用できるお任せ型のロボアドバイザーでもあります。
【ウェルスナビの概要】
運営会社 | ウェルスナビ株式会社 |
---|---|
運用可能金額 | 最低1万円〜 |
運用手数料 | 預かり資産の1.1%(年率,税込)+ETF経費 ※現金部分を除く ※3000万円を超える部分は0.55%(税込) |
手数料割引 | 最大で0.99%(年率,税込)まで割引 ※50万円~200万円未満:6か月毎に-0.01% ※200万円以上 :6か月毎に-0.02% |
自動積立金額 | 最低1万円〜 |
確定申告 | 不要(源泉徴収ありの特定口座の場合) |
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-
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※詳細のキャンペーン条件は、ウェルスナビ公式サイトで必ずご確認ください。
SBIラップとは?
SBIラップはAI(機械学習)の予測データを活用し、資産配分を市場に合わせて最適化させることでグローバルインデックスを上回るパフォーマンスを目指す資産運用サービスです。
SBIラップの結論
- 2022年4月7日から2022年12月31日までのパフォーマンスは約-3.43%
- 上記時期にて、一般的なロボアドバイザーとの比較では+1.12%
- 弊サイト管理人も6ヶ月以上運用して、約+0.66%の実績(2023年3月31日現在)
最大の特徴は、高機能のAIを活用したロボアドバイザーを少額投資1万円〜で資産形成の基盤をつくれる点です。また、SBIラップの手数料は0.66%(年率・税込)(※)であり、ポイントプログラムも設けており、長く続けやすい仕組みを用意しています。
(※)他に各投資信託の信託報酬等、負担する費用が発生する場合があります。
【SBIラップの概要】
運営会社 | 株式会社SBI証券/株式会社FOLIO |
---|---|
運用可能金額 | 最低1万円〜 |
運用手数料 | 預かり資産の0.66%(税込年率) |
手数料割引 | 無し *ポイント制度を設けている |
自動積立金額 | 最低1万円〜 |
確定申告 | 不要(源泉徴収ありの特定口座の場合) |
2. 【2023年5月更新】実際に投資して運用実績を比較!
冒頭でも申し上げましたが、私は両ロボアドバイザーに実際に投資をしています。
ウェルスナビの方が1年半程前に運用を開始しているので、完璧な比較にはなりませんが、参考にしてください。
ウェルスナビの運用実績(2017年11月〜2023年5月)
運用実績は39.30%。(2023年5月1日)

SBIラップの運用実績(2020年1月〜2023年5月)
弊サイトは、SBIラップにて2022年9月より実際に投資を開始。
私は、最初に1万円を投資してその後何もしない一括投資のスタイルをとりました。
現在の運用実績は下記の通りです。
運用実績:0.64%(2023年5月1日)
実績を重視したい場合は「FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)」がおすすめ!
FOLIO ROBO PROの特徴
- AI(機械学習)の予測データを活用し、資産配分を市場に合わせて最適化させることで運用実績を最大化。
- 2020年1月15日から2023年1月末までの運用実績は+43.15%(年利14%以上)
- 上記時期にて、一般的なロボアドバイザーには+約16.64%と圧勝

FOLIO ROBO PROの詳細については下記記事をご参照ください。
-
【3年4ヶ月運用】FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)の評判は?AIで大丈夫?メリット・デメリットを利用者が口コミ!
続きを見る
3. ウェルスナビとSBIラップの違いを徹底比較
ここまで、ウェルスナビとSBIラップ両サービスの特徴がわかる比較表を作成しました。
WealthNavi(ウェルスナビ) | SBIラップ | |
サービス提供会社 | ウェルスナビ株式会社 | 株式会社SBI証券/株式会社FOLIO |
サービス開始日 | 2016/7 | 2022/3 |
運用者数 | 35万人以上 ※2022年9月30時点 | 不明 |
預かり資産残高 | 7,500億円 ※2022年9月13日時点 | 200億円 ※2022年10月時点 |
運用手法 | パッシブ運用 | アクティブ運用 |
投資対象商品 | 海外ETF(8銘柄) | 投資信託(8銘柄) |
最低投資金額 | 1万円 | |
基本手数料(税込) | 1.1% | ①年率0.66% |
金融商品の手数料 | 0.08〜0.13%程度 | 平均値:0.295%程度 最小0.220%~最大0.394%(年率・税込) |
手数料割引 | 長期割(最大10%OFF) | なし |
自動積立機能 | あり:支払い回数カスタム可 | あり:支払い回数は月1回のみ |
運用パターン | 5通り | 1通り |
入金手数料 | 無料(リアルタイム入金の場合) | 無料(リアルタイム入金の場合) |
税金の最適化機能 | あり:DeTAX | なし |
確定申告 | 不要 ※源泉徴収ありの特定口座 | |
ポートフォリオのリバランス頻度 | 原則として半年に1回 | 1ヵ月ごと |
NISA対応 | ◯ | × |
下落抑制機能 | × | ◯ |
ここからは、ウェルスナビとSBIラップに大きな違いがある下記項目に注目して比較していきます。
- 運用手法
- 手数料(手数料割引込)
- 税負担を自動で最適化する機能
- 下落抑制機能
この中でも特に重要な違いは運用手法と運用パターンにあります。
1. 運用手法
ウェルスナビとSBIラップの運用手法は下記の違いあります。
ウェルスナビ | SBIラップ | |
---|---|---|
運用手法 | パッシブ運用 | アクティブ運用 |
運用の違い | 投資配分を維持しリスク水準を一定に保つ →リスクとリターンの最適化 | 市場動向に合わせて適切にリスク水準を変更する →リターンの最大化 |
ウェルスナビは現在ポートフォリオ理論と呼ばれるノーベル賞受賞の伝統的金融工学をベースとしたインデックス運用を行っており、年間3〜4%程度の世界経済成長率から恩恵の果実を受け取れるように運用されます。
SBIラップは40種類以上の広範囲な先行指標をAIにリターンを数ヶ月単位で予測させた上で、伝統的な金融工学の理論を加え、リスクをコントロールした上でリターンを最大化できる運用をしています。
下記はウェルスナビとSBIラップの投資銘柄の違いです。
分類 | 資産クラス | ウェルスナビの投資銘柄(海外ETF) | SBIラップの投資銘柄(投資信託) |
---|---|---|---|
株式 | 米国株式 | VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF) | (ラップ専用)SBI・米国株式 (ラップ専用)SBI・先進国株式 |
日欧株 | VEA(バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF) | ||
新興国株式 | VWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF) | (ラップ専用)SBI・新興国株式 | |
債券 | 米国債券 | AGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF) | (ラップ専用)SBI・米国債券 (ラップ専用)SBI・米国ハイイールド債券 (ラップ専用)SBI・新興国債券 |
物価連動債 | TIP(iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF) | ||
コモディティ | 金 | IAU(iシェアーズ ゴールド・トラスト) GLD(SPDRゴールド・シェア) | (ラップ専用)SBI・ゴールド |
不動産 | 不動産 | IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF) | (ラップ専用)SBI・米国不動産 |
2. 手数料(手数料割引込)
手数料は軽視できないポイントです。わずかな差でも、長期利用を考えるとリターンの面に大きく関わってくるからです。
ロボアドバイザーの手数料は投資一任手数料+運用商品の手数料です。
ウェルスナビとSBIラップは基本手数料に大きな違いがあります。
- ウェルスナビの基本手数料・・・預かり資産の1.1%(年率・税込)
- SBIラップの基本手数料・・・預かり資産の0.66%(年率・税込)
基本手数料だけで見るとSBIラップがお得ですが、投資する金融商品の手数料(信託報酬)がウェルスナビは0.08〜0.13%程度に対して、SBIラップは平均0.295%程度と高めです。
また、ウェルスナビには最大で手数料がマイナス0.11%(税込)となる、長期割もあります。
このため、トータル手数料に大きな違いはなくどちらが良いとは言いにくいです。
3. 税負担を自動で最適化する機能
投資で利益を上げた場合、避けては通れないのが税金の支払いです。税金の負担は誰もが気になるところですが、ロボアドバイザーには税金の最適化機能が備わっています。
ウェルスナビにはそれぞれ、税金の負担額が一定を超えた場合、翌年以降に繰り越される「DeTAX」があります。SBIラップにこの機能はありません。
4. 下落抑制機能
SBIラップには臨時リバランスというウェルスナビにはない機能があります。
この機能は、相場が急激な変動をするときに、予めその相場に備えた資産配分に変更する機能です。
例えば、〇〇ショックという大幅な下落局面に直面したいときに、マイナスの数値を抑えられる可能性があります。
※詳細のキャンペーン条件は、ウェルスナビ公式サイトで必ずご確認ください。
4. ウェルスナビとSBIラップの併用はあり?
個人的には両方を併用して運用することをオススメします。なぜなら、運用手法が異なるからです。
まず、多くの方に必要な資産運用は、資産形成のための資産運用だと思います。ですので、リスク水準を一定に保ちながらリターンを担保するパッシブ運用のウェルスナビをベースにするのがいいと思います。
それに加えて、市場のリスク水準に合わせてリターンを最大化を目指せるアクティブ運用のSBIラップを運用することで、さらにリターンの最大化を期待できます。またSBIラップは、伝統的な金融工学に基づいてリスクをコントロールした上で資産配分を変えているので、AIのせいで暴落ということはないのでそこは安心できます。
このような点から考えると、ウェルスナビをベースにSBIラップにも投資をすることで、確実性の高い資産形成を実現できるのはないかと考えています。

※詳細のキャンペーン条件は、ウェルスナビ公式サイトで必ずご確認ください。
ウェルスナビとFOLIO ROBO PROの比較まとめ
ウェルスナビとFOLIO ROBO PROの違いとどちらがいいかについて解説しました。
- ある目標金額に向けた資産形成のための資産運用がしたい!
→ウェルスナビ - 資産形成の基盤をつくりつつ、ある程度の実績も求めたい!
→SBIラップ
ウェルスナビとSBIラップの大きな違いをまとめると下記のようになります。
違いまとめ
- 現在の運用実績はウェルスナビの方が優秀
- ウェルスナビはパッシブ運用だが、SBIラップはアクティブ運用で違いがある
- 手数料はウェルスナビが1.1%,SBIラップは0.66%
- ウェルスナビはNISA口座でも運用できる
- ウェルスナビには税金の最適化機能がある
- 両方併用して資産運用するのがおすすめ
これらを踏まえて個人的には運用実績が安定しているウェルスナビをベースに利用し、併用してリターンの最大化を目指すSBIラップを利用することをおすすめしています。
この記事が参考になりましたら幸いです。
・ウェルスナビのお得な始め方
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【5月更新】キャンペーンを使ったウェルスナビの1番お得な始め方!口座開設方法も図解で丁寧に説明!
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・ウェルスナビとの併用でおすすめ
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