仮想通貨XEM(ゼム・またはNEM:ネム)について検索中ですね。
XEMは、ビットコインの第2世代とも呼ばれる新しい仮想通貨のこと。しかし、「何が新しいの?」「どんな特徴があるの?」と分からない部分も多いですよね。
そこでここでは、仮想通貨XEMについて徹底解説!XEMの特徴や相場、将来性についても紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
1.仮想通貨ネム(XEM/NEM)とは?
仮想通貨XEM(ゼム)とは、NEMというプロジェクトで使われる通貨のこと。
NEMは「New Economy Movement(新しい経済活動)」と呼ばれるプロジェクトで、通称「ネム」と呼ばれています。
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XEMとNEMの名前が似ていますが、それぞれ別のもの。混乱しないように、「NEMプロジェクトで使われる通貨の単位がXEM」と覚えておきましょう。
XEMは現在、日本でも人気が出てきた仮想通貨です。一番の理由は、NEMプロジェクトのメンバーに日本人の朝山貴生さんが理事として参加していたこと。仮想通貨という新しいビジネスに「自分と同じ日本人が参加している!」と話題になり、一気に「XEM」が知られるようになりました。
ただし、他にもXEMが愛されている理由はあります。次からは、仮想通貨XEMについて知っておくべき特徴について見ていきましょう!
2.仮想通貨ネム(XEM/NEM)について知っておくべき4つの特徴
仮想通貨XEMについて知っておくべき特徴は、全部で4つあります。
- XEMは、総発行量が決まっている
- XEMは、誰でも平等に取引を「承認」できる
- XEMは、セキュリティが優れている
- XEMで食事ができるお店が日本にある
それぞれ分かりやすく説明していきますね。
特徴1.XEMは、総発行量が決まっている
仮想通貨XEMは、全部で発行できる量が決まっています。すでに上限8,999,999,999XEMが発行されており、今よりコインが増えることはありません。
そのため、仮想通貨全体の相場が縮小したときに価格が下がることはあっても、XEMの本質的な価値は下がりにくいと考えられます。
特徴2.XEMは、誰でも平等に取引を「承認」できる
XEMは、誰でも平等に取引を「承認」できます。
取引とは、XEMを別の誰かに送金すること。「承認」とは「その取引は正しいですよ」と判断することです。
現金の場合、AさんがBさんに1,000円振り込むには、銀行に1,200円振り込まないといけません。振込金の内の200円は、銀行に仲介手数料として払わなければいけないからです。その代わり、銀行は「ちゃんと取引できましたよ」と承認してくれます。
一方、仮想通貨の場合、そもそも銀行が存在しません。そのため、仮想通貨プロジェクトに参加しているメンバー全員で、取引が正しいか判断する「銀行」の役割を担っていこうという仕組み(通称:ブロックチェーン)が生まれました。承認の作業をした人は、報酬をもらうことができます。
「あれ?でもこの仕組みだと、承認作業いっぱいできる人がすごく得じゃん!」と思いませんか?
実は、XEMはそうならないようにしっかり仕組みを作っています。どのような仕組みかは、次から説明します。
承認者をランダムで選ぶPOIシステム
NEMプロジェクトでは、「POI(Proof of Inportance)システム」が使われています。POIシステムとは、取引の承認者をランダムに選ぶシステムのこと。
参加者からランダムに選ぶことで、誰でも平等に報酬が手に入るような仕組みになっています。ただし、承認者に選ばれやすくなるポイントも存在します。
それは、NEMプロジェクトに積極的に参加していること。例えば取引をたくさん行ったり、お店でXEMをひんぱんに使うと、POIシステムが「あ、この人はNEMプロジェクトに貢献しているな」と判断し、承認者に選びやすくなるのです。
仮想通貨の王様と言われるbitcoinは、POW(Proof of Work)というシステムを採用しています。POWは、承認に必要な計算をたくさんした人が、たくさん報酬をもらえる仕組み。
計算をたくさんするには、より性能の良いパソコンが必要です。パソコン代に加えて電気代もかかるため、もともとお金持ちの人しか参加しなくなりました。
ちなみにPOIでの承認作業はハーベスト(もしくはハーベスティング)、POWでの承認作業はマイニング、マイニングを行う人をマイナーと呼びます。
そのため、現在マイナーのほとんどが中国人という参加者が偏ってしまう事態に…そうならないように、NEMは「プロジェクトに参加している人が、平等に報酬を得られるチャンス」を作り出したのです。
つまりシステムとしては、POIシステムはPOWシステムのパワーアップバージョン。このPOIシステムのおかげで、bitcoinに手を出しにくくても、XEMなら参加しやすく感じますよね。
特徴3.セキュリティが優れている
XEMは、セキュリティに優れています。
なぜなら、取引の承認(ハーベスト)に使われるパソコンが正しい動きをしているか評価するために「EigenTrust++」というシステムを採用しているからです。
bitcoinの取引の承認(マイニング)は、ウイルスが感染したパソコンでも参加できてしまいます。そのため、他人のコンピューターをウイルスで操作することで、報酬をうばいとることも可能に。怖いですよね。
そこでNEMでは、パソコンやサーバーが違法な動きをしていないか診断するツール「EigenTrust++」を採用しました。EigenTrust++はとても強力なセキュリティシステムで、軍事レベルで使用されるほど。
他にも「アポスティーユ」という証明書を紙で発行できたり、証明書をPOIシステムへ記録させることもできます。アポスティーユとは、「完全な証明書」と呼ばれるほど強力なもの。単純な取引でも契約として認めることができるため、理不尽なことは起きません。
このように、NEMプロジェクトはセキュリティをかなり重要視しています。直接パスワードを聞き出さない限りハッキングすることは難しいため、まともなハッカーはXEMを狙おうとはしないでしょう。
特徴4.XEMで食事ができるお店が日本にある
昨晩nembarに行ってきたんだけど穏やかに飲んだよ。 pic.twitter.com/3LMKUSRvIW
— カラメル (@karameru21) 2018年1月27日
XEMで食事ができるお店が、日本にはあります。その名も「nem bar(ネムバー)」。2017年12月7日、渋谷に誕生しました。XEMを中心に「仮想通貨の可能性や将来性に期待している人々が、集まれる場所になるように」という目的を掲げています。
店内は黒で統一された、シックな空間。落ち着いた雰囲気ながらも、高級感あふれるバーです。NEMプロジェクトの情報や、XEMの価格の動きなどを動画で確認できるモニターも設置。
店を出るときに、XEMで料金を支払うことができます。NEMオリジナルの商品も購入できますよ。
このように、XEMには他の仮想通貨にはない魅力があります。しかし、興味が出てきても「XEMはどれくらいで買えるの?」と疑問に思うかもしれませんね。
ここからは、XEMの相場はどれくらいなのか、説明していきます。
3.仮想通貨(XEM/NEM)の相場は?
NEMプロジェクトが正式に発足した2015年3月31日では、「1XEM=0.02円」ほどでした。しかし、2017年度は190倍ほどの値上がりを達成!かなり急な伸び具合ですよね。
さて、今後の動きはどうなるのでしょうか?
次から、XEMの将来性について説明します。
4.仮想通貨(XEM/NEM)は、今後伸びるのか?将来性や価格予想
結論をいうと、今後も伸び続けるとは断定できません。
というのも仮想通貨まだ世界的に見て、公には認められていない状態だからです。今後の法整備等の結果によっては伸びる可能性があるでしょう。
加えて、「カタパルト」というシステムのアップデートが発表されています。カタパルトが行われると、NEMのシステムを修正、そして改良が行われます。
一番の改良は「取引の処理スピードがアップ」すること。仮想通貨で一番取引の処理がはやいのは、ripple(リップル)と言われています。しかし、カタパルトが実行されると、1秒間に1,000件もの取引を処理できるrippleに対して、XEMは1秒間に4,000件ほど取引できるようになるとのこと。
また、みんなが平等に参加できるようなPOIシステムもあり、かなり期待が高まっています。
そのため、今後XEMは社会の自然と溶け込んでいくというシナリオを描くこともできます。
5.仮想通貨(XEM/NEM)についての口コミ
仮想通貨を購入するときは、安全性や将来性が気になりますよね。
口コミを検索すれば、XEMに対する率直な意見を集めることができます。
そこでここでは、XEMについての口コミを集めてみました。
良い口コミとしては、「実際に使えること」が挙がっています。一方悪い口コミとしては、「コインチェックの流出から価格の下落が心配」という声が見られました。
良い口コミ
もー #NEM のXEM価格や流出の話しばかりだけど、カタパルトとかの話がしたいよ!
ZEUSとかはどうなの?未来にある当たり前を見て楽しくなろうよ#XEM #NEM #ネム— NEMと生きたい (@nemtoikitai) 2018年2月2日
知らない人の為に言うけど!
仮想通貨終わりとか言うけど!
XEM終わりとか言うけど!
こんなに暴落してるように見えても、
XEMは一年前の価格より100倍以上になってるんだからね!
来年の今頃は、、、
— すらりん(仮想通貨ブログ)リーマン (@sulaviasura) 2018年2月3日
世の中(市場)が気づき始めている!#NEM の素晴らしさを!
(知らんけど)
— 「XEM専」 (@nem_raaa) 2018年2月3日
一気にNEM世間の認知度が広がり
「盗まれたNEMだよね?」「でもNEMは悪くないんだよね?」
って所はまでは結構広がってるかもしれませんね後はだんだんとNEMの魅力を分かってくれば良いですね(*'▽')#NEM #XEM #仮想通貨
— NEM special🚀 (@NEMspecial) 2018年2月3日
悪い口コミ
ガチホ勢はどこに行ったんだ?
こういう時を耐えるのがガチホだ!XRP ETH ある程度買戻ししたwww
XEMは様子見(ノ)・ω・(ヾ)様々な企業が今後仮想通貨事業に参入を発表しています!何故企業が仮想通貨事業に参入してくるのか?まだまだ未開拓事業だから参入してくるだけ! pic.twitter.com/ET8CUtNAnz
— EXニート((((((((っ・ω・)っ25歳 (@MBNeet25) 2018年2月2日
また、最新の口コミや情報を知りたい人はTeregramを使うと良いでしょう。
6.仮想通貨(XEM/NEM)の購入におすすめの取引所はここ!
XEMは、Zaif取引所で購入することをおすすめします。
なぜなら、取引所の中で取引手数料が一番安いからです。
7.仮想通貨(XEM/NEM)のウォレットについて知りたい
XEMを購入したら、しまっておく財布(ウォレット)が必要です。XEMを保管するのであれば、「Nano Wallet」を利用しましょう。
「Nano Wallet」は、公式サイトでも推奨されています。
XEMのハーベストによって報酬を得るためには、Nano WalletにXEMを預ける必要があるからです。Zaifなどの取引所や売買所に預けることもできますが、ハッキングされて盗まれる可能性もあります。分かりやすくいうと、銀行強盗みたいなものです。
しかし財布に入れたお金は、自分で守れますよね。同じようにNano Walletに自分のXEMを入れておけば、取引所に何かあったとしても、ウォレットに入れていたXEMは守ることができるのです。
まとめ
仮想通貨XEMについて紹介してきました。
XEMは、NEMプロジェクトで使われる仮想通貨のこと。bitcoinで利用されているシステムのパワーアップさせたPOIシステムを使っています。お金持ちの人だけが得をすることのないように考えられたシステムなので、一般の人でも参入しやすい仮想通貨です。
ビットコインやイーサリアムなどの通貨に比べて価格が安いので、初心者の方でも手を出しやすいコインと言えるでしょう。さらにNEMの機能は今よりもパワーアップすると発表されています。優れたセキュリティに加えて、取引の処理スピードもアップするため、今後に期待が持てます。
取引する際はZaif取引所がおすすめです。