「PayPayは利用すべきかな?」と疑問に思って、この記事を読んでいますね。
または「PayPayアプリが分かりにくくて、うまく解説している記事はないかな」と探しているところかもしれませんね。
PayPayは、ソフトバンクとYahoo!JAPANが共同で設立したスマホ決済アプリ。
どこでも使える、かつポイント還元制度も充実しています。
そんなPayPayは、以下のような方にオススメできます。
- ソフトバンク/ワイモバイルを契約している人
- とにかくいろんなお店でキャッシュレス決済したい人
一方で、機能や覚えるべき言葉が多すぎて複雑だと思っている方もいらっしゃるかと思います。
私も、PayPayを毎日のように活用していますが、実際に使いこなせるまで時間がかかりました。
そこで、私と同じように便利だけど使いにくいと感じている方が沢山いらっしゃると思い、その特徴をできるだけ分かりやすくこの記事にまとめてみました。
この記事では、
- PayPayを使う上で知っておくべき最低限の知識(仕様)
- PayPayのポイント還元率
- PayPayのメリット・デメリット
- PayPayの始め方
と順序立てて解説してきます。
ぜひ、参考にしていただけたら嬉しいです。
目次
1. PayPay(ペイペイ)とは?
PayPay(ペイペイ )とは、スマホで簡単に決済ができるアプリ。
大手企業のソフトバンクと、Yahoo!ジャパンが合同出資して設立されました。また、ヤフーが提供する様々なサービスにアクセスできます。
普段の買い物だと、カバンの中から財布を探して、現金やカードを出す必要がありますよね。とくに現金だとおつりをもらう必要があって、何かと手間がかかります。
しかし、PayPayさえあれば、スマホ一台、最短5秒で決済が完了します。
<PayPayの詳細情報>
企業名 | PayPay株式会社 |
---|---|
サービス開始日 | 2018年10月 |
基本料金 | 無料 |
還元率 | 0.5〜1.5%(PayPay残高、PayPayカードのみ) |
チャージ方法 | 銀行口座/クレジットカード/Yahoo!マネー/ヤフオク! |
おすすめクレジットカード | PayPayカード |
対応コンビニ | セブンイレブン/ローソン/ファミリーマート/MINISTOP/ポプラ/セイコーマート |
公共料金支払い | 東京ガス/東京電力/東京水道局/広島ガス/中国電力/九州電力 |
送金・割り勘機能 | あり |
推奨動作環境 | 【Android】Android 5.0 以上の対応機種 【iOS】iOS 11.0 以上のiPhone/iPad/iPod touch |
不正利用時の補償 | 全額補償 |
では、どのように使うのか、まずはPayPayを利用する前に知っておくべき事前知識から押さえていきましょう!
2. PayPayアプリを利用する前に知るべき4つの仕様
PayPayの使い道は主に4つの方法があります。
- 実店舗でのお支払い
- ネットサービスでのお支払い
- 公共機関の請求書払い
- 送金・割り勘
これらの機能を使いこなすには、以下の4つの仕様について"先に"理解しておく必要があります。
- 4種類の電子マネー
- チャージ方法
- 使える(決済できる)場所
- ミニアプリ
あらかじめ抑えておかないと、
- 「現金でチャージしたのに出金できない!」
- 「送金で使えるお金が残高よりも少ない!どういうこと?」
- 「限度額超えていないのにクレジットカードでお支払いできない!」
このようなトラブルになってしまう可能性があるからです。
逆に今抑えておけば、PayPayをしっかり理解して使うことができるので、一緒に理解していきましょう。
抑えたい仕様①:4種類の電子マネーについて
まずPayPayを最初に理解したいのは、PayPayアプリで使える4種類の電子マネーです。
- PayPayマネー
- PayPayマネーライト
- PayPayボーナス
- PayPayボーナスライト
これらの電子マネーは、チャージ方法や使える用途に違いがあり、PayPayを使う上で、必ず理解しておきたいです。
種類 | 付与条件 | 用途 | 有効期限 |
PayPayマネー |
|
| 無制限 |
PayPayマネーライト |
|
| 無期限 |
PayPayボーナス |
|
| 無期限 |
PayPayボーナスライト |
| 付与された日から60日間 |
《←左右にスクロールできます→》
これら4つの合計金額がPayPay残高として、アプリトップ画面に表示されます。
このPayPay残高は、以下の優先順位で消費されます。
↓
2. PayPayボーナス
↓
3. PayPayマネーライト
↓
4. PayPayマネー
有効期限があるPayPayボーナスライトから最優先に消費される仕様なので、安心して使えますね。
抑えたい仕様②:チャージ方法について
PayPayは決済アプリなので、基本的に事前にお金をチャージしないと使えません。
そのチャージ方法は、以下の2つが用意されています。
- 現金(銀行口座/セブン銀行ATM/ヤフオク!・PayPayフリマの売上金)
- PayPayカード
それぞれ、あらかじめ知っておきたいことがありますので、詳しく解説しますね。
(1)銀行口座でチャージする場合は必ず本人確認をしよう
現金は基本的にPayPayマネーとしてチャージされますが、銀行口座でチャージする場合は本人確認手続きの有無で異なります。
- 本人確認手続きを完了した場合:PayPayマネー
- 本人確認手続きを完了していない場合:PayPayマネーライト
基本的に本人確認手続きは行った方が良いです。
なぜなら、PayPayマネーライトは出金機能が使えないなど制限があるからです。
言い換えると、本人確認していないと銀行口座でチャージしたのに、そのお金を口座に戻せないことになります。
なので、銀行口座へ出金できるようにしたい方は、銀行口座登録と同時に本人確認手続きもしておきましょう。
<補足注意点>
本人確認手続きを完了したとしても、それ以前に銀行口座でチャージしたお金は全てPayPayマネーライトとしてチャージされています。
手続きが完了したからといって、それ以前にチャージしたお金もPayPayマネーに変わる訳ではないことに注意しましょう。
(2)PayPayカードの場合はPayPayマネーライトとしてチャージされる
PayPayカードは、Yahoo!JAPANが提供するクレジットカード。
PayPayアプリで唯一、PayPay残高へチャージできます。他のクレジットカードはチャージできません。
このPayPayカードでチャージしたお金は、PayPayマネーライトとしてチャージされます。
本人確認の有無に関係なく、必ずPayPayマネーライトです。
なので、PayPayカードでチャージしたお金は出金できません。
このことをしっかり知っておいてください。
抑えたい仕様③:お支払い元の設定について
PayPayアプリには2種類のお支払い方法が選択できます。
- PayPay残高
- クレジットカード
PayPay残高は先ほども解説した通り、現金かPayPayカードからチャージして使います。
一方、クレジットカード決済はアプリと連携することで、PayPayアプリを介してクレジットカード決済が可能になります。
要するに、PayPayのお支払い元をクレジットカードにすれば、暗証番号などを入れずに、実質的にクレカ決済ができるようになって便利になる的な感じでイメージしましょう。
連携できるカードブランドは、VISAかMasterの2ブランド。
AMEXやJCBなどは連携できないことに注意してください。ただPayPayカードだけ、JCBブランドでも連携できます。
クレジットカードだけでなく、一部のプリペイドカードやデビットカードも連携できます。
※クレジットカードのポイント還元は適用される?
カードの種類によっては、ポイント還元の対象になります。
お持ちのカードが還元対象かどうかは、各カード会社の公式サイトでご確認ください。
上限額に注意!
お支払い方法で注意したのは、月々のお支払い上限額です。
PayPay残高とクレジットカード、それぞれ月に使える上限額が設定されています。
PayPay残高の上限額
クレジットカード(本人認証なし)の上限額
クレジットカードの上限が異様に低いですよね。
しかしクレジットカードは
- 本人認証「3Dセキュア」
- 青いバッジの付与
以上の2つを満たせば、上限額を引き上げられます。
本人認証「3Dセキュア」とは、クレジットカードのネット利用を安全に使えるようにするサービスです(※一部対応していないクレジットカードがあります)。
銀行口座での本人確認手続きとは違い、それぞれのクレジットカードで手続きする必要があります。
3Dセキュアが完了すると、以下のように上限額が引き上げられます。
クレジットカード(3Dセキュア完了)の上限額
青いバッジとは、PayPay側が独自の基準でユーザーの利用状況を踏まえて付与されるもの。
アカウントページで青いバッジが付いてる方は、クレジットカードの上限額が一気に引き上げられます。
バッジが付いていれば、上限額が最大の25万円になります。
クレジットカード(3Dセキュア+青いバッジ)の上限額
ただし、バッジが付いているとしても、本人認証が完了していないクレジットカードは上限額は5,000円のままなので注意しましょう。
また、青いバッジが付く条件は未公開となっています。
クレジットカードの上限額をまとめると、以下のような場合分けになります。
抑えたい仕様④:使える(決済ができる)場所
ここまでのポイントを抑えることで、はじめてPayPayのメイン機能であるお支払い方法が理解できます。
最初に申し上げた通り、PayPayには4つのお支払い方法が用意されています。
- 実店舗
- ネットサービス
- 公共機関
- 送金・割り勘
それぞれ使い方に特徴があるので、一つずつ解説していきますね。
※利用できるお店を具体的に知りたい方は、公式サイトのページかアプリの「使えるお店」でチェックできます。
(1)実店舗で使う場合
実店舗は、お店の入り口やレジでPayPayのロゴマークがあると利用できます。
実店舗でお支払いは「コード決済」か「スキャン決済」の2種類。
コード決済はコンビニなどチェーン店で導入されており、バーコードをスキャンしてもらうだけでお支払いが完了します。
一方スキャン決済は、地元のお店など小さい店舗などで導入されており、レジに置かれているQRコードを読み取り、金額を入力してからお支払いします。
あなたが操作してお支払いする必要があるので、コード決済と比べて慣れてないと、少し戸惑うかもしれません。
このように、お店によってお支払い方法が異なることを、あらかじめ把握しておきましょう。
(2)ネットサービスで使う場合
ネットサービスの場合は、PayPay残高のみのお支払いとなります。クレジットカードを使いたい場合は、直接クレジットカード決済を選びましょう。
注意したいのは、携帯電話番号による本人確認を要求される場合があること。
電話番号(SMS)で本人確認するので、パソコンでお買い物する場合は、お手元にスマホを用意しておく必要があります。
(3)公共機関でお支払いする場合
PayPayはなんと、水道や電気などの公共機関のお支払いにも使えます。
対象の公共機関から送られてくる請求書のバーコードを読み取ることで、すぐにお支払い完了。
わざわざコンビニやATMに行かずに、いつでもスマホで簡単に支払えます。
こちらも、お支払い元はPayPay残高のみなので、事前にチャージしてお支払いしてください。
(4)送金・割り勘で使う場合
PayPayはお支払いだけでなく、PayPay残高を他人に遅れる送金機能や、飲み会などの費用を複数人で分けて払える割り勘機能があります。
これらの機能は、PayPayマネーとPayPayマネーライトしか使えません。
PayPay残高は全ての電子マネーの合計額なので、PayPay残高=送金・割り勘に使えるとは限りません。
なので、送金・割り勘を使う際は、PayPay残高ではなく、その内約をチェックする必要があります。
このように特定の用途で使う際は、電子マネーの違いを把握しておく必要があります。
違いを把握してないと「残高足りているのに、なんで送金できないの?」と、困ってしまうことになります。
抑えたい仕様⑤:ミニアプリ
ここまではPayPayの基本的な機能について解説しました。
最後に解説したいのは、PayPayの「ミニアプリ」について。
トップ画面の中央には様々なミニアプリが表示されており、これらはPayPayでお支払いできるネットサービスへ繋がっています。
トップ画面に表示されているものだけでなく、右下の「その他」をタップすると、利用できるミニアプリが全て表示されます。
ただしこれらのミニアプリはあくまで、プラスαの機能です。
まずは、基本的な機能である
- 電子マネーの違い
- チャージ方法
- お支払い元の設定
- お支払い方法
これら4つを使いこなせることを優先しましょう。
決済手段として、PayPayを活用しないのであれば、そもそもミニアプリも活用しないので、利用する必要はありません。
3. PayPayのポイント還元「PayPay STEP」とは?
ここまでPayPayの機能面での特徴を解説しました。
ただ決済アプリである以上、一番気になるのはポイント還元サービスですよね。
PayPayは「PayPay STEP」というポイント還元制度を実施しています。
あらかじめ指定された条件をクリアすることで、アプリでのお支払いや対象のネットサービスの還元率がグッと上がります。
「PayPayボーナスを沢山貯めたいな」と思ってる方は、ぜひPayPay STEPも理解しておきましょう。
-
PayPay STEP(ステップ)とは?還元率を上げる攻略方法を教えます!
続きを見る
4. PayPayを利用するメリット
ここまで読んでいただいた方は、PayPayがどんな決済アプリかわかってきたのではないでしょうか?
ただ、どういったところに長所があるのか、まだ分かりにくいですよね。
ズバリ、PayPayには以下の3つのメリットがあります!
- お得なキャンペーンが日々開催されてる!
- 小さいお店でもキャッシュレス決済ができて便利!
- ポイント還元が実質現金だからちゃんと使える!
それぞれ、詳しく解説していきますね。
メリット①:キャンペーンが日々開催されてるので、お得に買い物ができる!
「PayPayといえばお得なキャンペーンを開催してる!」というイメージを持っている方もたくさんいらっしゃるでしょう。
今でも、PayPayは日々のお買い物がお得になるキャンペーンを毎日のように開催中。
10%還元や抽選で100%還元など、目白押しなキャンペーンばかり!
使えるお店もとても多いので、どんな人でもキャンペーンの恩恵を受けやすいです。
ソフトバンク・ワイモバイル・ヤフープレミアムユーザーは優遇される場合がある
もしお持ちのスマホがソフトバンクかワイモバイル、もしくはヤフープレミアムに加入している方は、キャンペーンの特典が優遇される場合があります。
例えば、電子書籍サービスである「ebook」をPayPay払いする場合、ヤフープレミアム会員なら、PayPayボーナスが最大20%還元というキャンペーンが開催されていました。
他にも、PayPayモールやヤフーショッピングといったネットショップを日曜日に利用すると、無条件で10%還元率上がる、超お得な特典も利用できます。
特にソフトバンクユーザーは、スマホ代や契約年数に応じて、毎月PayPayボーナスがもらえるサービスも受けられます。
このように、ソフトバンク・ワイモバイル・ヤフープレミアムユーザーは、PayPayボーナスがザクザク貯まるので、積極的にPayPayを使っていきたいですね。
メリット②:対応店舗に困らないから、どこでも決済できる!
PayPayは、導入店舗が約260万(2020年10月現在)と非常に多いです。
使えない場所を探す方が難しいほど、沢山のお店でPayPayが使えるようになっています。
その多くが、地元の小さいお店。今まで現金しか使えなかったお店がキャッシュレス決済できるようになり、利便性が一気に上がりました。
さらにPayPayはお支払い元でクレジットカードが使えるので、PayPayアプリを介せば実質的にクレジットカード決済もできます。
メリット③:還元されたPayPayボーナスは実質現金として使える!
先ほど、PayPayでお買い物すれば、PayPayボーナスとPayPayボーナスライトという2種類の電子マネーが還元されることを説明しましたね。
これらはポイントではなく、電子マネーとしてPayPay残高にチャージされます。
つまりPayPayボーナスは、現金と同じ感覚で使えるということ!
一般的なポイントだと、使い道が限定していたりと、使うには手続きが必要と、何かと使うのに面倒な点があります。
一方、PayPayボーナスは残高に直接付与されるので、そのまま消費できます。
このように、ポイントの消費先に迷わなくていいのは良い点です。
5. PayPayを利用する際に注意したい注意点/デメリット
メリットがある一方、デメリットもあります。
しかし、以下のでメリットをあらかじめ抑えておけば、より賢くPayPayを使うことができます。
- 電子マネーによって使える機能が異なる
- 銀行口座からチャージする場合は本人確認手続きを済ませよう
- 本人認証サービス「3Dセキュア」対応のクレジットカードを利用しよう
- 実店舗で使う際はお店によって支払い方法が違う
- 送金・割り勘でもらったお金が出金できない場合がある
- PayPayアプリで出来ることが多すぎて、どこに何があるか分かりにくい
一つずつしっかりチェックしていきましょう
※こちらで解説する注意点では「2. PayPayアプリを利用する前に知るべき4つの仕様」で解説した注意点を改めてまとめた内容です。
既に読んで頂いた方は飛ばしてもらっても構いません。
注意点①:電子マネーによって使える機能が異なる
PayPayは基本的に、PayPay残高の電子マネーを使ってお支払いします。
この残高は、PayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayボーナス、PayPayボーナスライト、4種類の電子マネーの合計金額となっています。
通常のお支払いに使い際は特に問題はないのですが、送金・割り勘と出金をする場合は使える電子マネーが限られます。
- 送金/割り勘:PayPayマネー、PayPayマネーライト
- 出金:PayPayマネーのみ
これらの機能を使う際は、アプリトップ画面のPayPay残高が、そのまま送金・割り勘や出金に使える残高とは限らない点に注意してください。
送金・割り勘と出金をしたい場合はPayPay残高ではなく、内訳からPayPayマネーとPayPayマネーライトがいくら残っているか確認しましょう。
確認方法は画面下の「残高」から「内訳」をタップすると、それぞれの電子マネーの残高が表示されます。
注意点②:銀行口座からチャージする場合は、本人確認手続きを済ませよう
PayPayを使うためには、PayPay残高へチャージするか、クレジットカードを連携させる必要があります。
もしPayPay残高チャージで銀行口座を使う場合は、必ず本人確認を済ませておきましょう。
本人確認を完了しないままだと、銀行口座のお金はPayPayマネーライトとしてチャージされます。
PayPayマネーライトはお支払いや送金・割り勘で使えるので、一見問題ないように思われますが出金ができません。
なので、出金する可能性がある方は、チャージ前に必ず本人確認手続きを済ませましょう。
ちなみに、
- セブン銀行ATM
- ヤフオク!やPayPayフリマの売上金
これらからのチャージは、問題なくPayPayマネーとしてチャージできます。
注意点③:本人認証サービス「3Dセキュア」対応のクレジットカードを利用しよう
PayPayアプリにクレジットカードを連携しただけだと、月にたった5,000円しか使えません。
上限額を引き上げるには、本人認証サービス「3Dセキュア」に対応しているクレジットカードを連携させましょう。
手続きが完了すれば、上限額は25,000円/月まで引き上がります。
さらに、ユーザーによってはアカウントページに「青いバッジ」が付いているので、そのような方は一気に25万円まで引き上がります。
ただし、クレジットカード自体の上限額がPayPayの上限額より低い場合は、クレジットカードの限度額までしか使えません。
注意点④:実店舗で使う際はお店によって支払い方法が違う
実店舗でのお支払いは、お店によって方法が異なります。
- 主にコンビニなどのチェーン店はコード決済
- 地元の商店などの小さいお店はスキャン決済
コード決済はアプリに表示されるバーコードを読み取ってもらうだけで完了します。
一方、スキャン決済はレジにあるQRコードを読み取って金額を入力と、自ら操作して決済する必要があります。
まだ慣れていない方は、お店によってどっちの支払い方法なのか、少し戸惑うかもしれません。
注意点⑤:送金・割り勘でもらったお金が出金できない場合がある
送金・割り勘は、直接現金を手渡す必要がなく、簡単にお金のやり取りができる便利な機能。
だたし、もし送金・割り勘でもらったお金が、PayPayマネーライトだと出金できません。
というのも、送金・割り勘はPayPayマネーライトが優先的に使われるからです。
もしPayPayマネーライトで送られてきたら、出金できないのでPayPay内で使い切る必要があります。
注意点⑥:PayPayアプリで出来ることが多すぎて、どこに何があるか分かりにくい
決済アプリは基本的にチャージしてお支払いと、シンプルな機能であるはずです。
ただPayPayアプリは出来ることが多く、そのせいでやりたい操作がどこでやればいいのか分かりにくいです。
その結果「PayPayは便利だけど、使いにくいな」と感じてしまうかもしれません。
もしやりたい操作が分からない場合は、トップ画面中央の「その他」をタップすると、ほぼ全ての機能が表示されるので、ここから探してみると良いでしょう。
6. PayPayは使って不正利用されたら?セキュリティは本当に安全?
「いろいろな不正利用のニュースになって、PayPayアプリを使っても大丈夫かな…?」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
ペイペイでも、2018年末に開催された「第一弾100億円キャンペーン」で、クレジットカード不正利用があり、問題となりました。
PayPayは便利な反面、セキュリティに不安があって、利用をためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まず、PayPayであなたが不正利用被害に遭遇しても、全額補償されることが公式で明記されています。
規約によると、被害に遭ってから60日以内に申し立てを行い、PayPayによる審査の上で補償されるとのこと。
原則、PayPay残高または現金で補償されると記載されています。
また、そもそもの不正利用に対する防止策としては、2018年に起きたトラブルの教訓を生かして
・クレジットカードに本人認証サービス「3Dセキュア」を導入
・クレジットカードの利用上限を厳しく設定(条件を達成すると引き上げ)
・本人確認が未完了の銀行口座からのチャージは、出金できないPayPayマネーライトとしてチャージ
これらの方法で、不正利用の防止に取り掛かりました。結果、不正発生率は0.0004%になりました。
(引用:クレジットカード取引におけるセキュリティの改善状況について/PayPay公式)
自分のクレジットカードが、勝手に利用される危険にさらされる可能性が低くなったのは嬉しいですね。
銀行口座からの不正出金も、本人確認できていないと発生する確率も低いです。
つまり、PayPayは不正利用に対する補償体制がしっかり整っており、防止策もしっかり対策されたスマホ決済アプリだと言えます。
スマホを勝手に利用されたらどうなるの?
もう一つ不安なのが、スマホを勝手に利用されること。PayPayアプリを開けば、誰でも利用可能です。
スマホのロックをしていないと、いつの間にか誰かに利用されてしまいます。
そのための対策として、スマホ自体のロックや、アプリのパスコード設定が必須です。設定すれば、支払いの際にパスコード(iPhoneなら生体認証も利用可)が要求されるようになります。
PayPayのようなスマホ決済アプリを使用する際は、スマホ自体のセキュリティにも気を使いましょう!
もし万が一、盗難/紛失にあってしまったら、すぐに専用サポートダイアルへ連絡しましょう。
■紛失・盗難用の連絡先
PayPay携帯電話紛失・盗難専用窓口
電話番号:0120-990-633
営業時間:24時間受付 / 土日祝祭日を含む365日
7. PayPayはこんな人にオススメ!
ここまでPayPayの特徴から、メリット、デメリット、セキュリティについて解説しました。
以上を踏まえると、PayPayは以下のような人が最も有効的に使えることが分かってきました。
- ソフトバンク・ワイモバイル・ヤフープレミアムユーザー
- どんなお店でも対応しているスマホ決済が良い人
ソフトバンク・ワイモバイル・ヤフープレミアムユーザーは、最もPayPayをお得に使えます。
キャンペーンの特典が優遇されたり、ヤフーショッピングやPayPayモールなど、対象のネットサービスでのPayPayボーナス還元率がアップするからです。
ソフトバンク・ワイモバイル・ヤフープレミアムユーザーは、あらゆるお支払いをPayPayにすると、PayPayボーナスがザクザク貯まり、とってもお得にお買い物できるようになりますよ。
また、あらゆるお買い物をキャッシュレス決済でお支払いしたい方も、PayPayはおすすめ。
導入店舗は230万店(2020年9月現在)と、非常に多くのお店が導入しており、その大半が今まで現金しか使えなかったような小さいお店です。
このため「あぁ、このお店はPayPay使えないのね…」ということにはなりにくいのがメリット。
キャンペーンも毎日開催されているので、合わせて使えば使うほどお得にお買い物ができるでしょう。
8. PayPayの始め方
それでは最後に、PayPayの登録方法を解説していきましょう。最短1分で完了するので、だれでも簡単に利用開始ができますよ。
まずは、アプリをダウンロードしましょう。
ダウンロードが完了し、アプリを起動したら新規会員登録です。
スマホの電話番号とお好きなパスワードを入力し「上記に同意して新規登録」をタップ。
パスワードは1回だけの入力なので、くれぐれも間違いの無いのように設定してください。
次に、SMSによる本人確認を行います。
スマホのメッセージアプリにPayPayから4桁の数字が送られてくるので、それを入力すれば登録完了です!
そのあと、アプリトップ画面が表示されるので、残高チャージかクレジットカードを連携させて使ってみましょう。
クレジットカードを連携したい場合は、唯一PayPay残高にチャージできるPayPayカードがオススメです!
まとめ| どこでも使えるお得なスマホ決済アプリ!
PayPayがどんなスマホ決済アプリなのか解説していきました。
PayPayは使えるお店がとても多く、2020年10月現在の加盟店はなんと260万店!
お店でのお支払いだけでなく、ネット決済や請求書払い、送金・割り勘にも対応。
しかし、この基本的な使い方を理解するために、事前に知っておくべき特徴があります。
- 4種類の電子マネー
- チャージ方法
- お支払い方法(使える店)
- ミニアプリ
以上の4つの仕様について理解していないと、使い方が分からず不便に感じてしまうかもしれません。
逆にこれらの仕様を理解すれば、PayPayはとっても便利なアプリになります。
お得なキャンペーンが毎日開催しており、使えないお店がないと言えるほど沢山導入され、もらえるPayPayボーナスはほぼ現金のように使えます。
以上のことからPayPayは、次のような方にオススメです。
- ソフトバンク・ワイモバイル・ヤフープレミアムユーザー
- どんなお店でも対応しているスマホ決済が良い人
PayPayを使いこなして、ストレスのないキャッシュレスライフを実現してください。
その際、この記事が参考になれば幸いです。
【補足】具体的な使い方を知りたい人
これからPayPayを使いたいと思った方は、ぜひPayPayの具体的な使い方記事もご参考ください。
実際の画面を見ながら解説していますので、あらかじめチェックしておけば、スムーズに使えるようになりますよ!
関連記事一覧
-
PayPay(ペイペイ)にクレジットカードを登録するのは危険?チャージ方法から口コミまで徹底解説!
続きを見る
-
PayPayポイントの貯め方完全攻略ガイド!これを読んでがっぽり貯める方法を知ろう!
続きを見る
-
PayPay(ペイペイ)ポイント運用とは?利用するメリットや注意点を解説!やり方まで教えます!
続きを見る
-
PayPay(ペイペイ)証券は利用すべき?世間の評判や手数料、メリットやデメリットをご紹介!
続きを見る