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簡単!ウェルスナビを解約する方法と事前に知るべき6つの注意点

ウェルスナビを解約しようかお悩み中でしょうか?

結論から言いますと、ウェルスナビの解約は簡単です。

しかし、解約前にしっかりと確認しておくべきことがあります。もしかしたら、あなたが解約したいと思っている理由には勘違いがあるかもしれません。

ウェルスナビを解約する前に、この記事に目を通しておくと、より納得して解約ができます。また解約方法についても徹底解説していますので、ぜひ参考にして下さい。

1. ウェルスナビの解約方法は?

ウェルスナビを解約するには、お客様サポートから解約を申し込みます。

お客様サポートには「ウェルスナビを解約お願いします。」などの趣旨を伝えたら大丈夫です。

解約の申し込みを行うと、数日後ウェルスナビから解約手続きの書面が送付されます。書面に記入し、送り返すことで解約手続きは完了です。

なお、現金化するまでには約3営業日ほどかかります。

また、解約時に手数料はかかりません

2. ウェルスナビを解約する前に知るべき6つの注意点!

ウェルスナビを解約する前に確認しておくべきことがあります。

  • 絶対に全額を出金する
  • 積立投資の設定を解約する
  • 現金化には3営業日程度かかる
  • 出金依頼前の金額と実際に振り込まれる金額が違う場合がある
  • 損失は円高が原因である可能性がある
  • ロボアドバイザーは長期投資を基本としている

順番に見ていきましょう。

注意点1.絶対に全額を出金するように!

解約の申し込みを行う前に、必ず出金メニューから全額出金しましょう。

出金手数料は無料なので安心です。

注意点2.積立投資の設定を解約する

自動積立の設定をしている方は、必ず自動積立の設定解約をしましょう。

注意点3.現金化には3営業日程度かかる

平日20時までに出金依頼を行うと、その日から現金化までに約3営業日程度かかります

また、日本またはニューヨークの休日を挟んだら現金化までの日程が伸びる可能性があります。そのため、月曜か火曜に出金依頼をすることをオススメします。

注意点4.出金依頼前の金額と実際に振り込まれる金額が違う場合がある

出金依頼をする前の金額と、実際に手元に戻ってくる金額が違うことがあります。

これは運用しているETFを売却の際に譲渡益が発生するためです。

譲渡益とは投資元本に対する値上がり率のこと。源泉徴収ありの特定口座の場合、値上がり益に約20%の税金が課されます。

また、譲渡益の他にもウェルスナビの当月分(出金日前日まで)の運用手数料も差し引かれます。

なお、売却時の取引明細は、売却時に発行される電子交付書面から確認できるので安心です。

注意点5.損失は円高が原因である可能性がある

もしかしたら、運用実績が思ったほど良くないから解約しようと思っているのではないでしょうか?

結論から言いますと、ドルで利益が出ていれば問題ありません

なぜなら、ウェルスナビ はドルで運用を行っているからです。

ウェルスナビは海外ETFで運用を行います。そのため、運用実績はドル建てで見る必要があります。

しかし、円だとマイナス・・・その主な原因は円高です。

円高とはドルに対して円の価値が高くなることを言います。

円の状態

1ドルに対する円の値段

100ドルの対する円の値段

円高

1ドル=90円

90000円

(基準値)

1ドル=100円

100000円

円安

1ドル=110円

110000円

※あくまで一例。円高、円安の基準は個人で異なります。

例えば、今まで1ドル=100円だったのが1ドル=90円となることを円高と言います。運用している金融資産の総額が500ドルだった場合、100円×100ドル=100000円が、90円×100ドル=90000円となるので円高の影響で10000円も損したことになります。

このような変化を為替相場の変化と言います。これは日々変わり続けるものなので、コントロールは不可能です。基本的には、ドル建てで利益が出ていれば運用上は利益が出ているということになります。

しかし、為替の影響で日本円ではマイナスになってしまっているのです。

この為替相場の影響を回避するには、積立投資が効果的です。

積立投資とは毎月定額を購入していく方法のこと。購入時期が定期なので為替相場の影響はあまり問題になりません。

ドル建てで見るとプラスなのに、円建でマイナスとないっている場合、ウェルスナビが提供している自動積立を利用してもう少し様子を見てみると良いでしょう。

注意点6.ロボアドバイザーは長期投資を基本としている

そもそもロボアドバイザーは長期投資を前提としているサービス。

1、2年という期間では思ったように運用実績が出ないこともあります。

というのも、5年以内の短期だと損失が出やすい傾向があり、20年の長期で運用した場合、損失を出した人はほぼいなかったことが金融庁のレポートで明らかになっているからです。(参考:平成27事務年度金融レポートP52

なので、これからウェルスナビを使う予定がある人は、10年以上の長期で考えると失敗しにくいと思います。

このことをしっかり肝に命じておきましょう!

3. ウェルスナビよりオススメの投資はあるのか?

率直に、ウェルスナビを解約したいと思ったのは、次のような理由があるからではないでしょうか?

  • 運用実績が悪すぎる!
  • 手数料が高すぎるから自分で銘柄を選んで投資する!

運用実績に関して

まず、運用実績についてですが、上記でも解説しましたが、ウェルスナビ は長期投資が前提です。1、2年の運用実績では、大きな結果が得られないこともあるでしょう。

しかし、こちらの記事でも解説している「長期・分散・積立の資産運用」を実践すれば、長い目線で資産を作ることができます。あくまで長期投資のサービスだと言うことをしっかり理解しておきましょう!

手数料に関して

まずウェルスナビ の手数料を表面的な面だけでなく、内面までしっかり理解してから考えましょう。

ウェルスナビ の1%の手数料の中には、海外ETFと為替の取引手数料なども含まれています入出金や積立、リバランスなども手数料はかかりません

また、ポートフォリオの状況を1年に1回変えたり、口座状況も半年に一度リバランス行い、積立で最適な比率に近づける『積立リバランス』という特許機能もあり、ウェルスナビと同様の資産運用を自力でやるのはかなり難しいです。

ただ、こちらのインタビュー記事で「牛山史朗執行役員」は次のように述べています。

「ある程度知識を身につけられた上でも実際にご自身でやっていくとなると、そこそこ時間もかかってきますので、それってあなたの生活全体で考えたときに優先順位的にどうですかと考えて、コストを払ってでも他のことに時間を使った方がいいかなとか。」

「そこで初めて、卒業だとか、継続だとかの選択ができるようになると思っていますので、我々も選んでいただけるように機能改善を行っていく予定ですし、我々を通して投資について詳しくなるというのはとても良いことだと思っています。」

(引用:ウェルスナビの陰の立役者、牛山史朗執行役員が語る未来図!

ウェルスナビ で投資について学んで、これから他の投資にステップアップして自分自身でガンガンやって行くんだ!と言う方は解約してもOKだと思います。

ですが、投資以外にもやりたいことがたくさんある方などは、資産運用はとりあえずウェルスナビ に任せておいて、投資以外に全力投球すると言うのも良い選択肢かもしれませんね。

4. ロボアドバイザー以外のお金の運用方法

ロボアドバイザー以外にもお金を増やす方法はたくさんあります。

その中でも代表的なものをご紹介します。

あなたに合いそうな資産運用が見つかるといいですね。

(1)仮想通貨投資

仮想通貨投資は、ハイリターン・ハイリスクの投資方法です。

コインチェック(Coincheck)などの取引所に登録し、仮想通貨の購入を行います。

代表的仮想通貨であるビットコインは1日に40万円以上の値上がりを見せることもあり、一攫千金も夢ではありあません。

また仮想通貨は全体的に上昇傾向にあるので、しっかりと勉強して投資を行えば大きな利益が期待できます。しかし、超ハイリスクなので注意です。

事前に当サイトで情報収集を行い、将来性がある通貨を見極めた上で投資を行いましょう

(2)ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングは徐々に浸透しつつある投資方法です。

具体的には、銀行が行っているようなお金の貸付を個人や企業でも手軽にできるサービスです。

お金を貸している間は常に金利が発生するので、ほぼ確実に配当金を得られます。また1万円からという少額から始められるのも大きなメリット。

しかし、案件によって大きくリスクが変わってくるので、事前にしっかり知識をつける必要があります

(3)デイトレード

デイトレードの主な例として株やFX等が挙げられます。

お金を借り入れて投資したり、レバレッジという仕組みを使って資産を何倍にも増やしてトレードを行います

しかし、かなりリスクの高い投資であり、難易度も高く綿密な勉強が必要です。

デイトレーダーとして成功するには強靭な精神が必要なのと10%程度しか成功しないと言われており、基本的にはオススメしません

(4)保険

保険は保障という考えている人も多いでしょうが、実がかなり優秀な貯蓄手段なのです。

具体的には、(60歳)ドル建て払込型終身保険と言われる保険は、毎月の保険料こそ高いですが、払込が終わればそこから一定の金利でお金を増やすことができます

いわば保障と貯蓄の役割を同時に担っているのです。

金利も銀行預金より高いのと、節税にもなります。

(5)不動産投資

不動産投資は、マンションやアパートの一室を購入して、家賃収入を得る投資方法です。

入居者がいれば、定期収入を得られます。また、節税の手段としても非常に有効です。

ただ、投資には一定以上の年収や大企業に勤めているなど信用が必要になります。また、入居者が現れないというリスクもあります。

専門家などに聞くなど念入りな準備が必要になる投資方法です。

(6)預金

預金は資産運用の基本です。銀行にお金を預けることで、金利分の資産を増やすことができます。バブル時代は約7%もの金利がついたと言います。これは10年銀行に預金するだけで資産が2倍になるほどの高金利です。

最近はマイナス金利の影響で銀行にお金を預けていてもほとんどお金が増えないので、有効な資産運用とは言えません。

結論:投資は余剰資金で!

いかがでしたでしょうか?お金を増やす方法は実はたくさんあるのです。

しかし、忘れてはいけないことがあります。

投資は余剰資金で行うということです。余剰資金とは生活に関係のない、今すぐには使わないお金です。

投資において一番大事なことは、お金を増やすことではなく「お金を減らさないこと」です。

最悪なくなってもいいと割り切れるお金で投資をしましょう。

ウェルスナビ解約まとめ

ウェルスナビ解約の前に必ず全額出金と自動積立の解除を行いましょう

もし「他のロボアドバイザーの方が実績が良さそう!」という理由で乗り換えを検討している人は、注意が必要です。

ロボアドバイザーは短期的な実績だけで評価すべきではありません。なぜなら、長期投資が前提なサービスだからです。

ロボアドバイザー以外にもお金を増やす手段は無数にあります。「お金を減らさない」ことをコンセプトにぜひあなたに合った投資方法を探してみてください。

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  • この記事を書いた人
monetomo

マネとも管理人

当サイト「マネとも」を運営。様々な金融商品への投資経験や取材等で収集した質の高い情報をわかりやすく提供することで、読者が【納得して投資判断ができるサイト】を目指し運営しています。保有資格:一種外務員・投資診断士・FP(ファイナンシャルプランナー)。

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