ロボアドバイザー「ウェルスナビ」か「THEO」で迷っていますね?
また、それぞれの違いはどこなのかと気になっているのではないでしょうか?
どちらのロボアドバイザーも評判が良いので、どっちを選べばいいのか迷ってしまいます。
前提として、どちらのロボアドバイザーも将来の資産形成には役立つ素晴らしいサービスです。
それは弊サイトが直接本社に伺いしっかり確かめてきたので、確証を持って言えます。
詳しくはこちらの記事で事業者から直接プロダクトについてのご説明を聞くことができます。
結論から言うと、人気No.1や透明性で選ぶならウェルスナビ。始めやすさで選ぶならTHEOです。
この記事では、実際にウェルスナビとTHEOに同時期に同額を入金して、資産運用を行い、事業者からもヒアリングを行っている弊サイトが両サービスの違いを丁寧にご説明します。
この記事を読めば、どちらのロボアドバイザーを契約すべきか判断できます。
ぜひ参考にしてくださいね。
1. ウェルスナビとTHEOを徹底比較
ウェルスナビは、2016年7月に始まったロボアドバイザーです。人気ナンバーワンで多くのユーザーがウェルスナビ で投資を行っています。
透明性が非常に高く、投資のすべてユーザーに開示している形をとっており、信頼感が抜群です。
対して、THEOはウェルスナビより5ヶ月早い2016年2月に始まった国内初の本格ロボアドバイザー。1万円という少額から気軽に投資でき、スマートベータという特別な運用手法が最大の特徴です。
前提として、どちらのロボアドバイザーも将来の資産形成には役立つことは間違いありません。
なぜなら、どちらも将来の資産形成に有用な金融庁も推奨する「長期・分散・積立」の資産運用をベースに設計されているからです。
しかし、スペックに少し違いがあります。ここでは分かりやすいように違いをまとめました。
ウェルスナビ (WealthaNavi) |
THEO |
|
サービス提供会社 | ウェルスナビ株式会社 | (株)お金のデザイン |
お申し込み人数 | 18万人件以上(2019年2月) | 6.7万人以上(2019年2月) |
最低投資可能金額 | 10万円 | 1万円 |
手数料 | 1% +ETF経費(最大0.14%) | 1% +ETF経費(非公開) |
手数料割引 | 長期割(最大-0.1%) |
THEO Coloer Palette(最大-0.35%) |
自動積立機能 | あり | あり |
節税機能 | DeTAX | THEO Tax Optimizer |
運用手法 | インデックス運用 | スマートベータ運用 |
確定申告 | 不要 ※源泉徴収ありの特定口座 |
不要 ※源泉徴収ありの特定口座 |
クイック入金 | 可能 | 可能 |
入金から買い付けまで | 最短当日 | 最短翌営業日 |
その他の機能 | ライフプラン機能 | AIアシスト機能 |
ロボアドバイザー選びで比較するべき3つのポイント
ここからは、次の3つのポイントでウェルスナビとTHEOを比較していきます。
- 将来の運用成績の比較
- 運用手法の比較・違い
- 始めやすさの比較・違い
順に見て胃きましょう!
2. 将来の運用成績の比較
大事なお金で資産運用をするのですから、確実に運用実績を出してくれるロボアドバイザーを選びたいですよね。
結論から言いますと、どちらのロボアドバイザーでも「長期・分散・積立」投資を前提に設計されているので資産形成が可能と考えられます。
ただ、細かいところで将来の成績に響いてくる点もありますので見ていきましょう。
ロボアドバイザーの成績を決めるポイントは、次の5つです。
- 過去の運用実績が良いかどうか?
- 手数料が安いかどうか?
- 投資する金融商品がグローバルであるか?
- 自動で積立投資が可能であるか?
- 節税機能があるか?
例えば、過去の運用実績だけ良くても、手数料が高いと結果的に赤字になってしまうことがあります。
それぞれ順番に見ていきましょう。
ポイント1. 過去の運用実績が良いかどうか?
前提として、将来の成績を完璧に予測することはできません。なので、過去の運用実績はあくまで参考例です。
しかし、過去の運用実績が良い方が安心ができるのも事実なので見てみましょう!
ウェルスナビとTHEOの同時期から同額の投資を行っています。
【ウェルスナビ】当サイトの運用実績(2020年1月更新)
現在、11%以上の利益!
【THEO】当サイトの運用実績(2020年1月更新)
現在、8%以上の利益!
私の運用実績は、現在THEOの方が優秀ですね。
どちらも6%超えと、銀行の金利よりははるかに高い利回りなので満足です。
※個人の運用コースによって成績は変わります。(ウェルスナビは5パターン、THEOは231パターン)
当サイトの結果は、同一人物が診断を行い、その結果ロボアドアバイザーから推奨された運用コースで投資をしたものです。また今後の相場状況によってはどうなるかは分かりません。
なので、あくまで参考程度に考えましょう!
ポイント2. 手数料が安いかどうか?
手数料が安いかどうかは、重要なポイントです。
上記の図のように、運用期間が長くなるほど手数料による差が開いていくので、手数料は安いに越したことはありません。
結論から言いますと、手数料はどちらが安いとは断定できません。
ウェルスナビ | THEO | |
手数料 |
1% +ETF経費(最大0.14%) ※3000万円を超える分は半額 |
1% +ETF経費(非公開) ※3000万円を超える分は半額 |
手数料割引 | 長期割(最大-0.1%) |
THEO Coloer Palette(最大-0.35%) |
表面上は、割引も入れるとTHEOの方が安くなるように見えます。
しかし、THEOはETF経費が非公開です。海外ETFにて投資を行うので、それほど大きな負担割合とは言えないと思いますが、経費がどれくらいかかるかは分かりません。
そのため、ウェルスナビとTHEOのどちらが安いとは断定できません。
ただ、ウェルスナビは確実な手数料がわかるので、透明性が高く信頼できるとも言えます。
ポイント3. 投資する金融商品がグローバルかどうか?
投資する金融商品は、世界中に分散投資できていることが重要です。
金融庁も次のように公表しています。(資料から直接引用)
投資については、例えば、株式・債券、国内・国外というように投資対象を分散さ せることで、リターンがより安定する効果が得られることが指摘されている。/グローバルな分散投資を行うことにより、世界経済の成長の果実を得ることもできると 考えられる。
(引用:平成27事務年度金融レポートP50)
ウェルスナビとTHEOは両方とも、海外のニューヨーク証券取引所に上場されている投資信託(海外ETF)で国際分散投資を行います。
銘柄は違いますが、どちらも世界中に分散投資ができているので問題はありません。
ウェルスナビが投資する銘柄は以下の通りです。
(引用:ウェルスナビ公式サイト)
対して、THEOが投資する銘柄は以下の通りです。
(引用:THEO公式サイト)
THEOの方が圧倒的に銘柄数が多いですが、どちらの選び方が良いとは一概には言えません。というのも、将来の相場状況は誰にも予測できないからです。
ポイント4. 自動で積立投資ができるか?
(引用:ウェルスナビ公式サイト)
積立投資とは「量(口数)」を購入していく投資方法です。毎月定額をコツコツと積み立てていきます。
積立投資を行うことにより、相場状況に一喜一憂せず、リスクを抑えた資産形成が可能となります。
積立投資には、資金 投入の時期を分散することにより、こうした不確実性を軽減する効果があるとされる。/少額から投資を始めることができるほか、投資のタイミングを気にする 必要もないことから、特に投資初心者にとって有益な手法と考えられる。
(引用:平成27事務年度金融レポートP51)
また、この積立投資は自動でできたほうが良いです。
なぜなら「あ、今月は積立忘れてた・・・」という心配がなくなるからです。
ポイント5. 節税機能があるかどうか?
ウェルスナビには「DeTAX(デタックス)」という特殊な機能があります。
「DeTAX(デタックス)」とは、税金の負担を先送りすることで、翌年度の運用成績を最大化する機能です。
実はこの機能が意外にすごく、ウェルスナビ株式会社CEOの柴山さんはインタビューで次のように答えています。
運用手数料は1%ですが、多くの場合、「DeTAX」(デタックス)の機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上のコストはそれよりも少ないものになるでしょう。
しかし、一方THEOも同様の税金サービス「THEO Tax Optimizer」があります。
ただ、この節税機能ウェルスナビは10000円以上の効果がある場合に行われますが、THEOは2000円以上です。そのため、THEOの方が機能が適応されやすいというメリットがあります。
将来の運用成績まとめ
ほとんど変わりませんが、手数料の透明性という観点では、ウェルナビの方が良いかなという印象です。
ウェルスナビは手数料が明確になっているので、上限がわかりますが、THEOはわかりません。そのため、手数料の差で将来的にはTHEOの方が運用成績がよくても、手数料分引かれて逆に損をしてしまう可能性があります。
ただ、THEOはウェルスナビとは違い、変わった運用手法があります。
手数料の面も考慮に入れながら、運用手法を比較して行きましょう!
3. 運用手法の比較・違い
ウェルスナビとTHEOはいろいろなサイト等で同じような運用を行われていると言われていますが、それは全くの誤りです。この2つのロボアドバイザーは運用スタンスが明確に異なります。
まず、前提として、どちらの運用手法が将来的に好成績になるのかというのは予測できませんが、お互いの運用手法がどのように違うのかは知っておく必要があるでしょう。
まずは、ウェルスナビの運用手法を見て行きましょう!
ウェルスナビの運用手法
ウェルスナビは徹底的にインデックス運用で投資の王道である「長期・分散・積立」投資を自動化します。
インデックス運用とはある特定のベンチマークと同じ運用実績をあげることを目的とする運用手法です。
例えば、日経平均をベンチマークとするインデックス運用なら、運用成績は軒並み日経平均を同じになります。
ウェルスナビはインデックス運用ですが、ベンチマークとしているのは、世界経済の成長率です。
世界経済は年間で3%以上成長しています。
この成長率を下記の金融商品に分散投資して、享受します。
つまり、ウェルスナビは投資の王道である「長期・分散・積立」投資をベースに年間3%+α程度の運用実績を目標とするインデックス運用です。
詳しくはこちらの取材記事でも述べられております。
THEOの運用手法
対して、THEOはスマートベータという運用手法をとっています。
スマートベータとは、基本的には、インデックス投資ですが、あえて王道でない銘柄も組み込むことで+αの運用実績を狙う運用手法のことです。
THEOが投資するのは下記の銘柄ですが、中には珍しい銘柄もあります。
では、実際に運用に成功しているかという点ですが実際に事業者から、
THEOでは、30種類以上のETFに投資を行うので、このような銘柄を取り入れることができるのです。さて、実際にどれくらいの運用実績が出たかですが、実際に運用開始3年で17.9%とインデックス指標に優った数値になりました。(参照:CMO馬場康次氏が読者に語るロボアド「THEO」の全て)
という発言をいただております。
運用手法まとめ
まとめますと、
- 世界経済の成長率に準じた運用実績を目指すのがウェルスナビ
- スマートベータというインデックス運用を超えた運用成績を目指すのがTHEO
です。
どちらの運用実績が良くなるとは断言できませんが、
王道ならウェルスナビ、変化球ならTHEOという感じでしょうか?
ただ、THEOのスマートベータという手法は、世界の機関投資家の間では主流となりつつある運用手法です。このような背景も知っておくと良いかもしれません。
ここは好みの問題かもしれませんね。
4. 始めやすさの比較・違い
ロボアドバイザーを選ぶ際に、「始めやすい」というのも重要なポイントではないでしょうか?
始めやすさを比較すると、投資額の面ではTHEO、速さではウェルスナビです。
ウェルスナビ | THEO | |
最低投資可能金額 | 10万円 | 1万円 |
源泉徴収ありの特定口座 | 可能 | 可能 |
入金から買い付けまで | 最短当日 | 最短翌営業日 |
ロボアドバイザーの始めやすさを決める重要なポイントは、次の4つ。
- 初期投資最低額の低さ
- 確定申告が有無
- 運用開始までが早い
初期投資最低額が低い方が、投資を始めやすいです。また、開設口座数が多い方が信用できます。また確定申告が必要かどうかも重要ですし、契約後すぐに投資を始められた方がストレスもありません。
それぞれ順番に見ていきましょう。
3-1. 初期投資最低額
ウェルスナビ | THEO | |
最低投資可能金額 | 10万円 | 1万円 |
初期投資最低額はTHEOが1万円。対してウェルスナビは10万円からです。
よって、お試しで投資を始めてみたい人はTHEOの方がいいでしょう。
3-2. 確定申告の有無
ウェルスナビとTHEOは共に、契約の際に源泉徴収ありの特定口座を選択すれば、確定申告を行う必要はありません。
※会社員でも確定申告が必要な人(年収2,000万を超えているか、副業での収入が20万以上など)は、別途確定申告が必要です。
ちなみに、ウェルスナビやTHEOは海外ETFで運用を行っているため、配当金が日本と米国で二重課税されています。そこで、「外国税額控除」という控除を適用すれば、配当に対する余分な税金を取り戻すことができます(別途、確定申告の必要あり。)
運用金額が多額でなければ、基本的には外国税額控除を適用する必要はないでしょう。
3-3. 運用開始までの速さ
ウェルスナビの方が、運用開始までの時間が早いです。
口座開設にかかる時間は、ウェルスナビもTHEOも3日ほど。
その後ウェルスナビは、最短で当日に金融商品の買い付けを行い、翌日から運用が開始されます。対してTHEOは、入金後の翌日に買い付けを行い、最短でも翌々日から運用が開始されます。
始めやすさの比較まとめ
THEOは初期投資最低額が1万円なので、お試し感覚で投資を始められます。
また、運用開始までの時間が速いのはウェルスナビです。
THEOの方が始めやすさという面では良いかもしれませんね。
まとめ
人気のロボアドバイザーウェルスナビと、THEOについて比較しました。
比較すると、ほとんど変わりはありません。どちらを選んでもしっかりと安定した資産運用ができることでしょう。最後はホームページや下記のインタビュー記事をのぞいてみて決めてみるのも一つの手かもしれませんね!
人気No.1や透明性で選ぶならウェルスナビ。始めやすさで選ぶならTHEOという感じだと思います。
ただ、もっと大事なことがあります!それはどちらを選ぶかではなく、『投資を続けること』です。
投資には常に損をするというリスクがあります。しかし、長期投資を行うことによってこの元本割れリスクを軽減することができます。
投資理論的には、保有する期間を長くすれば長くするほど、最初の時点より価格が上がっている可能性が高くなるからです。
上記は、ウェルスナビ公式サイトで公開されている「1992年1月に100万円を投資し、その後毎月3万円ずつを国際分散投資で積み立てていった場合」のシミュレーション結果です。
短期的には損失もありますが、長期では大きなプラスとなっています。
短期的な利益を求めるのではなく、お金を育てるという意識を持ちながら将来に向けて資産形成してみてくださいね。
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