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楽天証券はやめたほうがいい?やばい?他のおすすめネット証券を紹介

楽天証券は「やめたほうがいい」という口コミが目立ち、口座開設するか迷っていませんか。

特に楽天証券よりSBI証券がいい!という口コミがインスタやTwitterで目立ちます

楽天証券の口座開設は、必ずしもやめたほうがいいとは限りません。なぜなら、自分がどんな投資や資産運用をしたいかによって変わるからです。

この記事では、楽天証券をやめたほうがいい場合について詳しく解説し、一方でどんな人におすすめできるか紹介します。最後まで読めば、自分は楽天証券の口座で投資や資産運用を始めるべきかどうか、明確に判断できますよ。

1. 楽天証券をやめたほうがいいかは、使う目的によって変わる

楽天証券は、大手ネット証券会社の一つです。

取扱商品が豊富、国内株式(現物・信用)や単元未満株の取引手数料手数料「0円(無料)」(※適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要) など初心者から熟練の投資家まで幅広い層から利用されています

一方、さまざまなデメリットがあることも事実です。人によっては不満を感じるかもしれません。

実際、以下のような口コミも見受けられ、楽天証券を使うのをやめた人もいます。

しかしながら、楽天証券は使い方によってはとても便利なネット証券であり、それを裏付ける口コミも多数見受けられます。

このような点から、楽天証券の利用をやめたほうがいいかどうかは人によって異なるのです。

結論を先に申し上げると、楽天証券をやめたほうがいい人と逆におすすめできる人は、それぞれ以下のようになります。

楽天証券をやめたほうがいい
  • サポート体制を重視したい人
  • 1日に何回も取引する人
  • IPO(新規公開株)を買いたい人
楽天証券がおすすめの人
  • 楽天ポイントを有効活用したい人
  • 楽天市場をもっとお得に使いたい人
  • 投資信託で資産運用をしたい人
  • 単元未満株にお得に投資したい人
  • 高性能な取引ツールを使いたい人
  • 日経新聞を無料で読みたい人

ここからは、それぞれの内容について、

  1. やめたほうがいい人
  2. おすすめな人

の順番で詳しく紹介していきますね。

2. 口コミ調査で判明した楽天証券をやめたほうがいい人

口コミ調査をして分かった、楽天証券の利用をやめたほうがいい理由は、以下の4つが挙げられます。

  • 電話対応が最悪
  • 1秒を争う取引に不向き
  • IPOの取扱数が少ない

以上の項目を重視している人は、楽天証券はやめたほうがいいでしょう。

では、順番に解説していきますね。

1.電話対応が最悪

楽天証券では、電話での利用サポートを提供しています。

しかし、つながるのが遅く、聞きたいことが聞けないという口コミが多く見受けられました。サポートへの電話は有料なので、つながらなければ大きな不満が残りますよね。

どうしてもサポートを重視したいなら、野村証券やSMBC日興証券など、実際に相談できる支店を持っている証券会社の口座を検討しましょう。

2.1秒を争う取引に不向き

楽天証券では、取引における細かな部分での使いにくさが目立ちます。

1秒単位で損益が変わるような取引をする際に、注文ができていなかったり、システムエラーが起こるという口コミが目立ちました。

もし、トラブルなく取引できるかどうかを重視したい人は、松井証券がおすすめ。デイトレードような秒単位で取引するためのツールが使いやすいと評判です。

3.IPOの取扱数が少ない

最新のIPO(新規公開株)取扱件数実績を比較しすると、楽天証券はIPOの取扱件数が少ないことが分かります。

主要ネット証券の過去3年のIPO取扱実績は以下の通り。

IPOの取扱上場会社数

2018年2019年2020年
楽天証券10社26社38社
SBI証券86社82社85社
マネックス証券49社45社50社

IPOは利益を上げやすい金融商品であるため、初心者や経験者問わず人気の金融商品です。しかし、取扱数は証券会社毎に異なります。

IPOの取扱件数が少なければ、その分手に入る確率も下がり、利益を上げるチャンスも減ってしまいます。

IPOの取扱件数の多さを重視する人には、IPO取扱件数が例年1位のSBI証券がおすすめ。取扱数が多いほど当選する確率が上がるので、IPO目的ならSBI証券がおすすめです。

3. 逆に楽天証券はこんな人におすすめ

ここまで、楽天証券に対する悪い口コミを調べて分かった、おすすめできない点についてお伝えしました。

一方、楽天証券は使い方によっては非常に便利な証券会社であるため、必ずしもやめたほうがいいわけではありません

ここからは、楽天証券の利用が向いている人を紹介していきます。

楽天証券の利用が向いている人
  • 楽天ポイントを有効活用したい人
  • 楽天市場をもっとお得に使いたい人
  • 投資信託で資産運用をしたい人
  • 単元未満株にお得に投資したい人
  • 高性能な取引ツールを使いたい
  • 口座を作るだけで日経新聞が無料で読める

一つでも当てはまった人は、ぜひ楽天証券の口座開設を検討してみてください

では、それぞれ順番に確認していきましょう。

1.楽天ポイントを有効活用したい人

楽天証券では、楽天ポイントを貯められる機会が豊富に用意されています。楽天証券でポイントを貯める方法としては、以下のようなものが挙げられます。

楽天証券で楽天ポイントを貯める手段
  • ハッピープログラム
    楽天銀行と連携してポイントを貯められるプログラム
  • ご家族・お友達紹介プログラム
    楽天証券を紹介した人・紹介された人どちらもポイントがもらえる
  • 株式取引(超割)
    取引手数料の1%をポイントバック
  • 投資信託の積み立て
    楽天カード決済でポイントバック
  • 投資信託の残高
    月末の残高に応じてポイントがもらえる
  • 各種キャンペーン
    取引やサービスの利用に応じポイントがもらえるキャンペーンを随時実施

普段から楽天のサービスを利用している場合は、他の証券会社を使うよりもお得に投資を続けられます

さらに、貯まったポイントはそのまま投資の資金として使えます。楽天ポイントを有効活用したい人には、楽天証券の楽天ポイント投資がおすすめですよ。

2.楽天市場をもっとお得に使いたい人

楽天証券では、楽天市場のポイントアップサービス「SPU(スーパーポイントアップ)」の対象サービスです。

「SPU(スーパーポイントアップ)」は、対象の楽天サービスを利用すると、楽天市場のポイント還元率がアップが上がるキャンペーンです。楽天証券も対象サービスとなっています。

楽天証券の場合、以下の条件をクリアすればポイントアップ特典として、楽天市場のポイント還元率が0.5%上がります。

  • 30,000円分以上の投資信託の購入を行う
    (上記金額のうち1ポイント以上使っていれば適応)
  • 楽天ポイントコースに設定する

SPUを通して効率的にポイントを貯め、それを使って資金として使うことで、現金を使わずに投資を続けることも可能ですよ。

3.投資信託で資産運用をしたい人

投資信託で資産運用をしたい人は、楽天証券の口座で運用すればさまざまなメリットが受けられます。

楽天証券で投資信託をするメリット
  • クレジットカードで購入するとポイントが貯まる
  • ポイントを使った購入でSPUの特典対象になる
  • つみたてNISAを利用できる
  • 自動で投資コースを決めてもらえる「らくらく投資」を利用可能

とくに、らくらく投資とつみたてNISAを併用すれば、投資初心者でも建設的な投資ができます

さらに楽天ポイントを貯めることもできるので、投資信託の運用を検討している場合は、楽天証券がおすすめですよ。

4.単元未満株にお得に投資したい人

通常、株式を購入する際は100株1口が原則ですが、一部のネット証券では1株単位で購入できる「単元未満株」を取り扱っています

楽天証券でも単元未満株を取り扱っており手数料「0円(無料)」です。

※適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要

株式が最低数百円でいつでもお得に購入できます。

楽天証券「かぶミニ™(単元未満株取引)」はおすすめ?他社との手数料比較やデメリット、買い方を解説します!

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5.高性能な取引ツールを使いたい人

楽天証券では、高性能な取引ツールが提供されており、24時間いつでも投資活動ができます。

  • マーケットスピード:PCで利用できる取引ツール
  • iSPEED:スマートフォンやタブレット、Apple Watchの各端末で最適化されている

あらゆる端末で用意されているので、自分の運用手法によって使い分けも可能です。

このように、高性能な取引ツールを使いたい場合でも、楽天証券がおすすめですよ。

6.口座を作るだけで日経新聞が無料で読める

日経経済新聞社が提供するビジネス情報サービスである「日経テレコン」は、楽天証券と提携しています。

これにより、楽天証券の口座を開設した人は、誰でも無料で日経新聞を読めるのです。

口座を持っているだけで日経新聞が無料で読めるので、投資や資産運用はまだ始める気がない人でも、ぜひ楽天証券口座の開設を検討してみてください。

4. 楽天証券以外のおすすめネット証券

ここまで、楽天証券の利用をやめたほうがいい人と、逆におすすめできる人がどんな人なのかそれぞれ紹介しました。

もしかすると、「やっぱり楽天証券はやめたほうがいいかも」と考えている人がいるかもしれません。

そこで、楽天証券以外のおすすめネット証券を紹介します。以下のネット証券は、楽天証券にはない強みがあります

  • 総合力、IPO取扱件数の高さ
    SBI証券
  • 少額で米国株投資がしたい
    PayPay証券
  • みやすい画面でスムーズに注文したい
    松井証券

デメリットから楽天証券の利用を躊躇している場合は、別の選択肢としてぜひチェックしてみてください

それぞれ順番に紹介していきますね。

【総合力No.1】【単元未満株】SBI証券

SBI証券は、80万人以上の人が利用する最大手のネット証券です。投資を始めやすい仕組みが豊富で、投資初心者におすすめできる証券会社になっています。

また、機能が非常に豊富で投資を継続しやすく、総合力が高いことから投資の熟練者にも人気です。

他にも、IPOの取扱件数において例年1位を記録しています。総合力が高く、IPOの投資をしたい人にはSBI証券を使ってみてください。

1株単位で株を購入できる単元未満株取引にも対応しています。これにより、まとまった資金がなくても少額での投資を続けることが可能です。

SBI証券の評判はどう?口コミで分かったメリット・デメリット解説

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【少額で米国株投資】PayPay証券

PayPay証券は、米国株が最低1,000円から購入できる証券会社です。

米国株は日本株に比べて長期間にわたり成長を続けていることから、利益を出せる可能性が高いと投資家から注目されています。

ただ、成長が著しいゆえに、人気がある銘柄は一株だけでも何十万円という株価が付いており、初心者は手が出しにくいのも事実。

しかしPayPay証券なら、厳選された人気の米国株を最低1,000円から買えるので、気軽に米国株式投資を始められます。米国株に少額から手軽に投資できるのは、PayPay証券の強みと言えるでしょう。

このように、米国株の投資を少額で行いたいと考えている人には、PayPay証券の利用をおすすめします。

【見やすい画面でスムーズに注文】松井証券

松井証券は、使いやすい投資情報ツールが豊富に提供されています。使い勝手の良さを追求しているのが特徴で、多くのユーザーからも人気を集めています。

松井証券で利用できる投資情報ツール
  • ネットストック・ハイスピード
    リアルタイムで更新される情報画面と発注・約定確認画面が一体となったツール
  • リアルタイムトレーディングアプリ
    スマホ専用の取引アプリを各種用意
  • その他、株価情報や株主優待検索などの多彩な投資情報ツール

このように、使いやすい投資情報ツールを使って効率的に投資活動をしたい人は、松井証券がおすすめ

松井証券に対しては、直接インタビューを実施しました。松井証券がどのような姿勢で顧客にサービスを提供しているのかが分かる内容となっていますので、気になる人はこちらもご一読ください。

まとめ:目的に応じて楽天証券をやめたほうがいいか決めよう

楽天証券は、デメリットもあるものの、適切に使えば非常に便利な証券会社であると言えます。

楽天証券をやめたほうがいいという口コミは、電話対応やアプリの一部の使い勝手など、特定の使い方で不便であるという内容がほとんど。

自分がどのような用途で楽天証券の口座を開きたいのかを踏まえて、以下の項目に当てはまる人は、楽天証券の利用をやめたほうがいいでしょう。

楽天証券の利用をやめたほうがいい人
  • サポート体制を重視したい人
  • 1日に何回も取引する人
  • IPO(新規公開株)を買いたい人

一方で、投資や資産運用をはじめた初心者からはよい口コミが多くなっています。とくに、以下の項目に当てはまる人は、ぜひ楽天証券の口座を開設しましょう。

楽天証券の利用がおすすめの人
  • 楽天ポイントを有効活用したい人
  • 楽天市場をもっとお得に使いたい人
  • 投資信託で資産運用をしたい人
  • 単元未満株にお得に投資したい人
  • 高性能な取引ツールを使いたい人
  • 日経新聞を無料で読みたい人

ここまで紹介した内容を通し、楽天証券が気になっている人は、ぜひ楽天証券の口座開設を検討してみてください。

これから投資や資産運用を始める方に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

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  • この記事を書いた人
monetomo

マネとも管理人

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